モバイルビジネスのKFS

僕自身のキャリアの軸足というか、領域というか、は、今まで大まかに言うと以下のような感じで移ろってきた。

商社マンw → ネット広告 → EC → ネットコミュニティ → ・・・

これからはモバイルでやっていこうと思う。
「モバイルの保谷」ということで。

ということで、ただ今、価|格|.|comのモバイル事業のグランドデザインの案を作り中。
その前段階として、世の中全般的なモバイルビジネスのKFSと非KFSをまとめている。

【モバイルビジネスのKFS】
・(組織論的な視点による)スピード感
意思決定 ~ 立上げ ~ アライアンスの取り組み ~ 撤退の意思決定と実行 のスピードとフットワークの軽さ。モバイルで上手くいっているところは、圧倒的にオーナーカンパニーが多い。PCインターネットの世界でも同じか。

・プロモーション実施フェーズにおける、コスト競争力
モバイルにおける媒体を持っていたり、会員を持っていたり、グループ内に広告代理店を抱えていたり、大量出稿していることによる媒体バイイング力が強かったりするところは強い。規模の経済が働く世界。

・モバイル・マーケティング力
いかに儲かるコンテンツを作っていくか、という視点(いかに面白いコンテンツを作るか、ではない)。
プロモーションのノウハウとか、新しいモバイル世界のトレンド、テクノロジのイノベーション、キャリアの政策の変化などをフォローしていく研究開発力。

【非KFS】=どうでもいい部分
・ブランド力
モバイルサービス/コンテンツのユーザは、そのサービス/コンテンツの提供企業名なんて知らない! もしかしたら、サービス名すら知らないかも!?

・モバイル特有のシステム開発力
そんなたいしたもんじゃない。

・営業力(リクルート的営業力)
B2Cサービスなら不要。

・クリエイティブなコンテンツ企画開発力。
今までになかった画期的な面白いモノを作る力!というものは、実は全く必要ない。二番煎じ、三番煎じで全然いける。モバイルのインターフェースの物理的制約、ネットワークの太さの制約などの理由により、ユーザは、サービス/コンテンツ購入の意思決定にあたり、あまり深く比較検討しない。
完パクでも全然いける。

・モバイル特有のクリエイティブ・デザイン力、インタフェース・デザイン力
インターフェース、ネットワークの太さの制約により、たいしたもんは出来ない。

・NTTドコモ社との人的コネクション
ドコモのシェアも落ちてるし、もはや公式神話も崩壊したし。

・(m-commerceを行う場合)ロジスティクス/決済/CRMのノウハウ
モバイル特有のものがある訳ではない。

こんな感じではないかな? という企画書のドラフトの一部を見せ、サイバー時代の同僚とメシ食いながら話したのですが、概ね同意見でした。

もっと突っ込んでこのテーマについて考えたいんだけど。うーん、ディスカッションのカウンターパートが欲しい。


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