令和4年(2022年)11月25-26日、蕨市中央公民館におきまして、蕨市園芸品評会がございました。
市内農家による農産物のコンテストです。
なお、市内農家といっても、市外にも農地を持っている方も多くおり、市外で生産された農産物も出展されています。
私は農業生産はしていないのですが、以前、蕨市農業委員会の委員に議会選出委員枠があり(今は制度が変わり、なくなった)、私が農業委員を務めていた経緯があり、蕨市園芸緑化研究会に所属して、邪魔にならない程度の多少のお手伝いを致しております。
県の農業系研究機関の農業エンジニアによって審査されます。
ある市内農家の方曰く、毎年、審査のポイントは異なるそうです。具体的には、例えば、ある年は大きい方が評価が高かったものの、別の年ではまったく大きさは評価対象とならなかったり、ということがあるそうです。
審査員のコメントとして、今年は梅雨が異常で、一旦梅雨明けしたものの、再び梅雨に入るなど、不安定だったため、秋野菜の種蒔きには苦労しただろう、とのことでした。
審査を終えて、審査結果発表。
会場の様子。
左から、
知事賞は大根
市長賞は白菜
議長賞はカリフラワー。
左から、
里芋
玄米(箱の中に入っているので、写真では見えない)
やつがしら
みかん
コンテストの審査結果発表の後は、出展農産物には値段が付けられ、販売されます。
値札に値段を記入しているところ。
今年の特徴としては、白菜が大きく、出展数も多いようでした。
柿もかなり大量に出展されていました。
こんにゃく芋。
かなり大きい。
これは4年もの。
しいたけ。
しいたけの出展は、私が知る限り、この11年では初めてではないかな。
原木を益子から仕入れて、黒い遮光シートを被せ、毎日水やりをして育てたそうです。
初日は、市内飲食店向けに30%引きで販売が行われました。
この30%分の補助金の、趣旨と、お金の出どころ、期待される効果は、私もよく分かりません。
おそらく、市の一般会計の、商工系の予算の中から出ているんでしょう(つまり、農業支援ではなく、商業支援という枠組みの中のお金ではないかと)。後で調べてみます。
一般向けの販売は、2日目に行われました。
関係者の皆様、お疲れ様でした。