すっかり使われなくなったPDA。
仕事のシーンでも、ほとんど使っている人を見たことがない。
ここ数年は、GMOの熊谷さんの手帳関連のブームのせいもあるのか、システム手帳を使っている人がほとんどだ。
あーあ、買っちゃったw
仕事仲間の某O君が、アキバに買い物に逝ったついでにCLIEを衝動買いして来ました。
打合せ中、ピコピコいじらせてもらったのだが、いわゆる手帳的な機能の他に、ピッチを設定すればwebブラウジングもメール送受信も出来るし、低画素ながらもカメラが付いているので、動画、静止画も撮れる。ボイスレコーダとしても使える。
PCでよく使う機能のほとんどが、簡易ながらもほぼ使える訳で、便利と言えば便利。
PDAは、個人的には全く買う気がしなかったし、案の定、全く普及せず、個人ユースとしては益々市場はシュリンクしている。
(個人ユースPDA市場衰退の原因については特に分析しないが)
先日、面白いPDAの使い方を見た。
ブレード・コミュニケーションズが入居している西日暮里・スタートアップオフィスのバイク駐車スペースに、2週間ぐらい前から、90年代前半くらいの型のDUCATIが止めっぱなしになっていた。まったく動かしている形跡がなく、それ以前に見たこともなかったので、盗難車ではないかと気になっていた。
昨日、ハラがへってぷらぷらと外に出て歩いていると、偶然お巡りさんが通りかかったので、声をかけてそのDUCATIを見てもらったのだ。
お巡りさんは、首からぶら下げたPDAで、バイクのプレートナンバーを確認すると、
「うーん、今朝の時点では盗難届けは出てないな~」と。
毎朝盗難届けやらのデータをダウンロードして更新するのだそうだ。
かつては都度、警察無線で所轄署に照会していたことを思い出すと、隔世の感があるが、まぁ、PDAの使われ方としては正常進化だと思う。
今後のPDAは、個人ユースとしてではなく、このような個別に業務に特化して開発されたアプリケーションを搭載した業務ユースでのみ使われていくものと思う。
ビール会社の営業の受発注端末として、生保のおねーさんの見積り作成端末として、ガス検針員のデータ管理端末として、等々。
あまり結論ありませんが、そんなことを考えますた。
さて、明日から石垣島~波照間島に逝って来ます。
いろいろ考えなくてはならないこともあり、梅雨でもあるので、普通に仕事してると思います。
ノートPCはもちろん持って行きます。