「働かざる者、食うべからず」という慣用句

「働かざる者、食うべからず」
これって日本の諺だと思ってた。

先のエントリにアップした自分の広報紙(案)の中で何気なく使っていたのを、ご支援者の方に推敲していただく折りに指摘していただき、更にwikipediaを見て知ったのだが、
実は原典は新約聖書らしい。
しかも、これをベースにして旧ソ連のスターリン憲法に引用されたらしい。

第12条 ソ同盟においては、労働は、『働かざる者は食うべからず』の原則によって、労働能力あるすべての市民の義務であり、名誉である。

この「働かざる者、食うべからず」という慣用句から、共産主義イデオロギーを想起する方もいるようです。
スターリンと同じ表現を使うのはイラつきますので、もう二度とこの慣用句は使わないことにします。

 

アリのように働かないとならないのは、働かないと日々の衣食住に困るような、(私のような)フツーの人の話です。

才覚に恵まれ過去に人並み外れた努力をして資産を築いてアーリーリタイアした方々や、先祖から受け継いだ膨大な資産を持っている方々ならば、キリギリスのように働かずに遊んで暮らすのもアリだと思います。


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