オープンデータという、考え方というか、運動というか、取り組みがある。
主に行政において、元々保有している各種のデータを、共通のフォーマットで誰もが使いやすいような形で提供していこうというもの。
元々、各種の統計データ類、書類を記録して保存していくことは、行政の役割の一つであり、従来からPDFやxls(なぜかcsvではなく)あるいは素のhtmlなどのファイル形式で、行政のwebサイト上で公開されている。
詳しく知らないけど、たぶん、 オープンデータ化したら、これらのデータが全てxml化されて、一つのインターフェースから、全てのデータにアクセスして自由に抽出したり並べ替えたり出来るようになるのだと思う。
これはかなり便利なので、是非実現して欲しい。
例えば、今、私は、来週の一般質問に備えて、蕨市と県南近隣市、他県の同種の市の待機児童数を調べているのだけど、県のwebサイトからPDFファイルの待機児童数のデータを見つけて、手打ちでexcelに入力して、最新の人口は各市のwebサイトのトップページないしは統計データページからexcelにコピペして、という感じで、こんな表を作っている。
神奈川県の川崎市、相模原市辺りと、東京都の三鷹市、国立市辺りのデータも取ってきたいと思ったけど、もう面倒でここまでやってイヤになりました。
(他にも調べ物たくさんあるので)
たぶん、オープンデータ化したら、こんな表が一つのインターフェースからパチッと簡単に一瞬で作れるようになるのだと思います。
鯖江市の、オープンデータの取り扱いに、感銘致しました。
蕨市に、是非取り入れられない物でしょうか?
新しい物に、中々関心を示さなくなった地域性も有るのでしょうが、
関心を示し中で、アイデアが生まれる物と思って居ます。
老齢社会に成って来ている地域で、地域の中のかいご施設などの、
解りやすい情報や現状を、リアルタイムにわかる、オープンデータが有ると、素晴らしいと思います。私も(64歳)此れから起業をするつもりなので、蕨市のオープンデータを利用出来ればと思って居ます。
>山本様
コメントありがとうございます。
オープンデータは世の流れなので、遅かれ早かれ実現すると思います。
人件も含めた初期投資はかかりますが、デメリットは何もありませんし。
現時点で導入のためには、
(1)先進的な物事に意欲的に取り込むトップの存在(=新しモノ好きな首長)
(2)行政の現場における、前例のない新しいことに挑戦する機運と余裕
(3)行政とコラボしながらアプリ開発しようとする市内ネット系起業家
が必要です。
鯖江市においては、新しモノ好きな市長と、鯖江市を拠点とするエッヂの効いたモバイルアプリ開発企業であるjig.jpの存在が大きいと思います。
現状の蕨市では、(2)はともかく、(1)と(3)は無いので、議会で積極推進を唱えてもなかなか進まないと思いますが、山本様が具体的な事業計画をお持ちでしたら、出来れば情報交換兼ねてお話をお聞きしたいと思います。
メルアドの方にご連絡します。