昨日、2014年2月13日(木)、蕨戸田衛生センター組合議会の定例会が始まりました。
蕨戸田衛生センター組合について
蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市が、共同でゴミ処理、し尿処理、リサイクルを行うための一部事務組合です。
トップは、管理者と呼び、蕨市長と戸田市長が交代で務めているようです。
市などの自治体と同じように、議会が存在します。
蕨市と戸田市のそれぞれの市議会議員が、10名ずつ出向して、計20名で構成されております。
議会で話し合う内容
一部事務組合は、まさに自治体と同じなので、条例が存在し、予算と決算が存在します。
議会では、条例案や予算・決算について審議して採決します。
今回の定例会のトピックス
・年度の終わりの帳尻合わせのための、25年度補正予算案
・新年度である26年度予算案
が中心となります。
ゴミ処理、し尿処理、リサイクルは、日常の生活に密接に関係する仕事です。
昨日と同じことを、同じように今日も行っていく、というルーチン業務であり、いかに問題なく運転していくか、ということが重要です。
予算は、去年と比べて大きな変化はありません。
施設・設備は使っているうちに老朽化して、修繕をしたり、時期が来たら作り替え・買い替えをしなくてはなりませんが、ここしばらくはその時期ではないので、その必要はありません。
ということで、予算案は、2つの委員会に付託され、私が所属している総務委員会に付託された部分については、反対はなく、採決の結果、原案通り可決すべきものと決しました。
その他トピックス
- 回収資源売り払いについては、単価が上昇傾向
様々な回収資源を売っています。ここしばらくは、数量は一定であるものの、単価が上昇傾向にあるとのこと。景気が上向いていることに連動しているようです。
- 昨年末に発電設備が故障したものの、すぐに復旧
ゴミ焼却施設では、ゴミを燃やす熱で自家発電して、その電気で設備の運営を賄っています。昨年末に、突然発電設備が故障したとのこと。原因は整流器の故障で、maxで2ヶ月間発電設備が動かせない可能性もあったのですが、迅速な修理によって停止期間は12日間で済んだとのこと。この間、一日当たりの電気代は60万円かかりました。
今回は、突然の故障ゆえに、最初はどこが壊れたのかも分からなかったようですが、すぐに直ってよかったですね。重要なパーツについては在庫を持っているそうです。
- ISO14001更新
2月上旬に審査があり、無事にパスしました。
- リサイクル品販売
家具類のリサイクル品販売は、2月17日(月)-22日(土)に行われる予定です。家具が中心で、250点をオークション形式で売りに出します。
蕨戸田衛生センター組合:市民の皆様へ 再生家具の売払い