掲題の作業を、本日、令和6年(2024年)4月28日に行いました。
旧 春日町会集会所は、土地は市有地で、町会は無償借用していました。建物は、旧 西公民館の一部だった古いものなので、こちらも市有財産であり町会は無償借用していたものと推察します。
敷地内に、以下の3団体の体育道具倉庫が設置されていました。
これは、契約関係は曖昧で、町会から3団体への敷地の転貸は、無償かつ口約束のような感じになっていました。
・蕨スポーツ協会錦町支部
・グリーンファイターズ(少年野球チーム)
・錦サッカー(少年サッカーチーム)
このたび、錦町土地区画整理事業の進展に伴い、旧 春日町会集会所が取り壊されることになりました。
春日町会は、新たな土地を市から無償で借り、自前で建物を建設して新 町会会館を開設致しました。
春日町会 旧集会所→新会館への移転に伴い、3団体の旧倉庫は取り壊さねばならなくなり、移転先の土地を探していたものです。
この度、ようやく、移転先が決まりました。
移転先は、西小敷地内、屋外プールとわらびりんご通りの間の不整形の部分です。
本日は、倉庫設置に当たり障害となる樹木を伐採し、根を刈り取り、簡易な整地の作業を行いました。
この場所を借りる契約スキームは、
・市(教育委員会・学校ではなく、市が) → 春日町会に無償貸出
・春日町会 → 3団体に無償転貸
という流れとなっています。
樹木を刈り取ったところ。
新しい倉庫設置イメージ。
それにしても、移転先確保の市との交渉は本当に大変でした。
記録を振り返ってみると、6年前から、市の各部署と交渉を重ねていました。
どこの部署と交渉しても「それはウチの担当じゃない」とタライ回しにされて、本当に大変でした。
蕨市役所の各部署に無慈悲にタライ回しになされながら、
「役所っていうのは、そもそもこんなもんなのかな。役所はどこも同じなのかな」
と思っていたのですが、
昨年、県議会議員になり、埼玉県庁の各部署と接する機会が増えたわけですが、蕨市役所で経験したほど酷いタライ回しをされたことはありません。
蕨市役所がいかに例外的であったかということを、改めて実感しました。