9199.jpに関する考察。

某GMOさんが、9199.jpというサービスを立ち上げられております。

C|netの記事によると、広告費に10億も突っ込む模様なので、自分は多分使わないだろーなーと思いつつも、どんなサービスなのか調べてみました。


GMOグループでは、昔から、Jwordという、日本語検索用のブラウザ・プラグインのサービスがあった。

英語中心世界であるインターネットにおいて、日本語でサーチが出来る、という点を売りにした「ツール」だった。

しかしながら、身近なところで利用しているという人を見たことがない。元々、超エントリ層(windowを閉じて下さい、と言われて、部屋の窓を閉めちゃうような人)をターゲットとしたサービスらしいので、その手の人が身の回りにいないからというだけかもしれないが。

Alexaで見たら、某価格比較サイトよりもtraffic rankは全然上なので、サービス規模的には、それほど小さくもないのだろう。

9199.jpは、このJwordを母体とした発展形である。

ブラウザ・プラグインとしてインストールしておくと、各種サーチエンジンやら情報系サイトやらを同時に舐めてサーチしてくれる、というサービス。
そのサービス概念は、「ツール」というよりも「ポータル」に近い。

単なるポータルであり、そのインターフェースがwebサイトではなく、ブラウザ・プラグインである、という点だけが特徴だ。
現状では、各種ポータル自身がツールバーをリリースしている以上、概念としては全く新規性はなく、テクノロジ的にも新規性、他者に対する比較優位性は無い。

サーチに関しては、今、次代の覇権を求めての猛烈な開発レースが火花を散らせている状況な訳だが、9199.jpは、カテゴリとしてはサーチではなく単なるポータルであり、そもそもサーチ市場に参入することを企図したものではない。

まとめると、こんな感じ。

9199.jpに関してこれから要注目なのは、
ポータルビジネスという、市場でかなりのシェアを握らないと儲からない領域において、特に新規性も、他者に対する比較優位性もない新興サービスが、10億のマス広告投下によって、どれぐらい浮揚出来るのか、という点だ。

(個人的には、GMOさんは大好きです!がんがれGMO!)


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