引き続きZAKZAKを読んでいたら、こんな記事が。
ZAKZAK : 月65万円の事務費を得ながら少ない議員立法 国会改革も結構だが…
書いてるのは元内閣参事官・嘉悦大教授の高橋洋一氏です。
・議員立法が少な過ぎる。
・大臣、国会議員が無駄な会議に拘束され過ぎている。
ということについての批判です。
ははは、おもしろいですね。
それでは、蕨市ではどんな感じなんでしょうか!?
以下、あくまでも蕨市の事例です。
他の市のことは知りません。
議員立法(議員による条例案提出)
私のこの任期2.5年の間では皆無でした。
私自身もやったことありません。
議員には、条例案を作る能力はありません。
「能力がない!」と開き直っていていいのかどうか分かりませんが、現実的に無理なものは無理です。
今までの経験では、せいぜい「~~条例案を作るように市長に求める」意見書提出が関の山でした。意見書は、市長を拘束するものではありません。
条例案は、単に日本語で文章を書くだけではなく、既存の法体系、条例全てを把握した上で、MECEなものを作らなくてはならないのです。
ある種の特殊な訓練と経験が必要です。
国会議員の場合は、エキスパートであるはずの政策秘書が付いているので、政策秘書が作ればいいのでしょうが、地方議会は低コストで運営しているので、そのようなスタッフを付ける事は出来ません。
また、条例案は、提出する時点で完璧な状態の文章であることが前提とされています。
結論は、可決か否決かどちらかだけです。
原則として、議会の場で修正するということは出来ないのです。
いやでも、今度やってみようかな。
昨年2012年6月議会で個別外部監査条例を設けて、生活保護事務の監査を行うことを唱えたので、この条例案作ってみようかな。
条例に知財権はないはずなので、よその市の条例をコピーしてきても問題ないはず。
【蕨市議会】6月定例会一般質問(4) 生活保護における個別外部監査の導入を。
市長・議員の議会における拘束時間
無駄だと思うのは、委員会への市長出席の時間。
常任委員会が、蕨市においては、総務、教育まちづくり、環境福祉経済、決算の4つがある。
年4回の議会において、市長は丸3~6日間拘束される。
答弁はほとんど部長~係長級が行うので、市長の出番はほとんどない。
これは無駄だと思いますね。
あくまで私見ですけど。
議員の拘束時間については、議会・委員会においては、個人的には、無駄なものはないと思います。
(運営の仕方とかやり方がくだらないと思うものは多々ありますが)
儀礼的なイベントへの出席の多くは無駄ですが、これは別の話。