この2つの施設は、川口市にある複合施設、SKIPシティの中にあります。
SKIPシティ全景。
複数の県施設が入居している他、川口市施設、NHK施設も入っています。
SKIPシティの中に入る。
生活科学センターと、消費生活支援センターというのは、ともに、県の県民生活部の傘下のサービスです。
- 生活科学センター
ここは、指定管理者制度によって、民間企業に運営を委託しています。
別称として「彩の国くらしプラザ」とも名乗っています。
- 消費生活支援センター
こちらは、県の直営ですね。
しかしながら、上記写真における看板を見ると、
「彩の国くらしプラザ」に、生活科学センターと消費生活支援センターが包含されているかのような表現になっています。これは間違っていますね。
そもそも、わけのわからない別称を名付けるのは、止めてほしいです。
「彩の国くらしプラザ」という名前を聞いて、どんなサービス内容なのか想起出来る人がいるでしょうか?
このような謎な名前は止めるべきです。
生活科学センター
生活科学センターへ。
そもそも、この「生活科学センター」という名前も、何が何だかよく分からないですね。
夏休みということもあり、大人に引率されたちびっ子たちで賑わっていました。
すべての展示物は、ちびっ子向けでした。
概ね、小学校中学年~中学生くらいが、対象として設定されているものと思います。
買い物の疑似体験コーナー。
お金の価値を学ぼう、という趣向のようです。
コーラや、缶ジュースなどに、一本当たりどのくらいの砂糖が入っているのかビジュアライズしてあります。
タッチパネル式画面による、クイズ。
ということで、ちびっ子向けに、お金の使い方、買い物するときの注意点などを、楽しく学んでもらおう、という施設でした。
これは確かに、名前を付けづらい。
苦心の末に「生活科学センター」というネーミングになってしまった点はよく理解できました。
ちびっ子対象である点は、名称の中で明示した方がいいでしょう。
楽しく体験しながら学べる点も、アピールしたいところです。
お金の価値や、使い方を身につけてもらうのが目的です。しかし、学ぶべきなのは、お金だけでもなく、モノの価値や、お金よりも大切なものについても考えてもらいたい、という思いもあります。
なるほど、これは難しいな。
私が名付けるならば、「ワクワクお金とくらし体験館」といったところか。
消費生活支援センター
生活科学センターの奥のドアを抜けたところに、消費生活支援センターがあります。
ここは要するに、消費者相談のコールセンタです。
ネット通販のクレーム対応中に業者と連絡が取れなくなった、アダルトサイトの不当請求でつい支払ってしまった、パパ活で騙された、など。
このような消費者相談窓口は、市町村レベルでも設置されており、蕨市は、市役所内に担当者と机を設置しています。