令和5年(2023年)10月30日、鴻巣市文化センター クレアこうのす にて、埼玉県自治体消防75周年記念式典がございました。
受章された消防職員、消防団員、関係諸団体の皆様、おめでとうございます。
今後の活動中のご無事をお祈り申し上げるとともに、日頃のご活動に感謝申し上げます。
昭和23年(1948年)に消防組織法が施行され、自治体消防、すなはち、市町村ごとに消防本部や消防署が設置される仕組みができあがってから75周年、ということです。
(複数の市町村が、共同して消防本部を作る、一部事務組合という仕組みを採用している地域もあります。)
え?そうなの?
では、それ以前は、どうしてたの?
公益財団法人日本消防協会のこちらのページに、消防の歴史がまとめてありました。
江戸時代の町火消から始まって、戦前までは、消防組と呼ばれる、ボランティアベースの自治消防組織による活動がメインだったのだそうです。
これでは、完璧な消火を期待するのは、厳しいですね。
裕福な街と、そうではない街とでは、人員体制・装備の充実度には大いに差があったのではないでしょうか。
もちろん救急車もなかったわけですから、緊急のケガ・病気の際は、自分で何とかするか、周りの人達の善意にすがるしかなかったわけです。
大都市のみは、明治時代から、警察の傘下で消防署が作られていたものの、ごく一部に過ぎなかったようです。
ところで、わざわざ鴻巣まで行くので、ついでに近隣の県の施設を見学しようと、
加須市にある、埼玉県環境科学国際センターに立ち寄りました。
こんな施設があるなんて、知ってましたか?
私は知りませんでした。
中学校の社会科見学とかで行くのかな?
しかし、なんと!まさかの!月曜定休で見学できず。
広大な敷地内は、緑豊かな自然環境が人工的に造成された庭園になっており、こちらは定休日でも自由に出入りして散策できます。
米国アリゾナ州にて採取した、木の化石。
これはすごい。