蕨戸田衛生センターの焼却炉延命化工事は最終段階に

一昨日、令和3年(2021年)5月25日は、蕨戸田衛生センター組合の本会議がございました。

蕨市と戸田市とで、共同で、ごみ処理・し尿処理・リサイクルを行っています。
その合弁組織が、蕨戸田衛生センター組合です。
この組織は「一部事務組合」と呼びまして、言わば、共同出資による合弁会社のようなものです。他には、消防でもこの仕組みが用いられるケースが多いようです。

 

基幹的設備改良工事の進捗の報告がありました。
主に、ごみ焼却炉の延命化工事が中心です。

蕨戸田衛生センターのごみ焼却炉は、3炉あります。

このうち、2炉の工事は既に完了しました。
残る最後の1炉の工事が、今年2021年9月から来1月までの約4ヶ月間をかけて行われる予定です。

この期間中、一部ごみ処理を、近隣市の施設に委託することになりますので、ごみ収集時間帯が移動致します。

 

 

この一連の工事の最大の目的は「延命化」すなわち、既存の施設をできるだけ長く使うためのものですが、他にも、省エネ化という効果もあります。

既に、既存の工事済み2炉は稼働しておりますが、省エネ化の効果は大きく出てきており、ごみ焼却の熱によって発電した電力を売却することによる売上は、従来の2倍以上になっております。


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