昨日、2014年10月1日(水)、蕨市西公民館において、郷町会の防災講座が開かれた。
市役所の担当部署(安心安全課と消防本部)のスタッフを招いての出前講座だった。
この種の防災関係の話は、だいたいにおいて、どこかで目にしたり耳にしたりした話がほとんどでかったるいのだが、そうであるにもかかわらず、しっかりした準備が出来ていない人が多いものだ。
皆様の家には備蓄食材・水が何日分ある?
本棚とかタンスが倒れないように金具で固定してある?
さて、その講義の最中に、地元の長老の方と雑談していて初めて知ったのですが、蕨市錦町の中に、かつて「蛇田」という地名があったそうです。
雑談の中で聞いた話なので裏取りしてないし、行政上の正式な地名だったのか、近所の人達が勝手に呼んでいたような地名なのかは分からない。
(c)google
地図でいうと、蕨市錦町4丁目の、県道錦町富士見線(16m道路)の西側(戸田市に接する辺り) の一帯。
上図でオレンジ色で囲った辺り。
以下の、先日のエントリで述べたように、「蛇」と名の付く地名は、水が出やすい場所を示している。
hoya_t blog 2014/9/1 : 地名を変えてはいけない。
hoya_t blog 2014/9/4 : 広島土砂崩れ被災地見学
実際、この辺りは、昔はよく水が出たそうだ。
特に、南の端の方の錦町4丁目市営住宅の辺りは、昔は田んぼだったのだが米が取れなかったらしい。水の質が悪いのか、水が溢れて稲がダメになってしまいやすいのか、土が悪いのかは分からないが。
また、りんご公園の辺りは、錦町区画整理事業で地面を掘って家を建てる際に、地面の中からゴミが出てきた!?とのこと。昔はゴミ溜めだったらしい。
ほんまかいな?
と、いうちょっとした郷土の歴史を教えてもらった。
今、ググってみたけど、web上ではこの地域に「蛇田」という地名が存在したという情報は一件もヒットしない。
市立図書館とかで埃に埋もれている「郷土の歴史」みたいな本を見れば載っているのかもしれない。
こういう情報を、歴史民俗資料館で常設展示すればいいのにな。
小中学校の歴史の授業の中で調べさせるとか。
寡聞にして知らないけど、もう既にやっているのかな?