さて、埼玉県内の、県営の施設については、行った経験がないどころか、そもそも存在すら知らなかったところがたくさんあります。
数限りなくありますので、全てを制覇することは難しそうですが、可能な限り多く訪れてみたいと思っております。
特に、所属している委員会の関連施設は、重点的に回ってみたいと思っております。
私は、この1年間は、
常任委員会は、総務・県民生活常任委員会
特別委員会は、危機管理・大規模災害対策特別委員会
に所属しております。
(常任委、特別委ともに、どれか一つずつに所属する仕組みとなっております)
本日は、東北道 加須IC近くの加須はなさき公園へ。
蕨あたりに住んでいると、まず行く機会はないでしょうし、そもそも存在も知らないでしょう。
「はなさき」というのは地名です。
元は「加須はなさき水上公園」という名前で、プールがメインの施設だったようです。
プールと言っても、ガチで泳ぐ人向けではなく、子どもやファミリー向けのレジャープールです。
かつての(今は亡き)上尾水上公園と同じようなターゲット設定ですね。
今は、ジョギングコースやサイクリングコースもあるし、広大な芝生の広場もあるし、レジャーボートもあるし、BBQコーナー(デイキャンプ)コーナーもあるし、複合的な施設となっています。
運営主体は、公益財団法人 埼玉県公園緑地協会になっており、これはおそらく指定管理でしょう。
駐車場の並木。
駐車場は、平日の夕方なので閑散としていました。
近所の方が犬の散歩などをしていました。
園内マップ
プールへの入場は、有料です。
プールは屋内ではなく、屋外のものなので、夏以外はプールとしては営業していません。
その代わりに、夏以外は釣り堀として運営されています。
私が訪れたタイミングは、もう既に閉店しておりました。
蕨市営 塚越プールも、指定管理者による運営の下、夏以外は釣り堀として運営されているのですが、全国的にこのパターンが流行っているのでしょうか。
設備工事を行っていました。年度末まで。
フェンス内には入れませんでしたが、プール設備は、ガチでスイム練習する人向けではなく、ちびっこ向け、ファミリー向けですね。
フェンス脇には、炭捨て場がありました。
後述の、BBQ広場の客向けです。
広大な芝生の広場。
ここは、無料で入れるエリアです。
広場の上空を高圧電線が横切っているため、「凧揚げ禁止」という注書き看板が立っていました。
BBQ広場。
ここは有料の施設です。
私が訪れた時は、落ち着いた静かな雰囲気でしたが、週末はちびっこたちの歓声や酔って浮かれ騒ぐ若者たちの奇声で賑やかになるのかもしれません。
有料のスワンボート。
自然っぽい趣のクリークがありますが、人造のものでしょう。
これは、ランナー向けのコイン温水シャワーです。
コインロッカーも併設されています。
自宅から走ってきた(走り続けてきた人)向けではなく、
クルマや公共交通機関でこの公園にやってきて、着替えた上で公園内をランニングして、再び普段着に着替えて家に帰る、という人をターゲットとしたサービスです。
なんと、ロッカーは無料、シャワーは3分でたったの100円です。
安っ!
この手のランナー向けの、ロッカー + シャワー施設は、ランステ(ランナーズ・ステーション)などと呼ばれ、都心のランナー御用達コースの近く、例えば皇居や駒沢公園の周辺にはたくさんあります。近隣の銭湯や日帰り温泉施設がランステビジネスを展開している場合もあります。
都心であれば、仕事帰りに走ったり、週末に関東近県に散らばる仲間がわざわざ集ってきて一緒に走ったり、といった需要が見込めるかもしれませんが、この加須の立地ではこのモデルは厳しいかもしれませんね。
ここの、この設備も、あまり使われている気配はありませんでした。
ゆったりした静かな公園で、素晴らしい。
家の近所にこんな素晴らしい公園があったら、人生が豊かになるだろうなあ、と思う。
しかし、ここにしかないオンリーワン要素があるわけではないので、わざわざ遠くから高速道路を乗り継いで(蕨からだと外環・東北道を用いて1時間弱)訪れるほどでは無いかも。