さいたまクリテリム

令和5年(2023年)11月5日、さいたま新都心にて開催された、さいたまクリテのアリーナ席の招待券を何故かいただいたので、見に行ってきました。

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このイベントは、さいたま市が行っているものです。
埼玉県は直接は無関係です。

クリテリウムというのは、都市部の街の中の道路を交通閉鎖して、何周回かやるタイプのレースのことです。

コースの一部が、さいたまスーパーアリーナの中を横切るように設けられており、ここで観戦できる、という席でした。

私がいた階段シートの部分は、だいたいが企業スポンサーとかの招待客だと思いますが(休日なのにスーツ着ている人が多いしw)、平場のシート部分は本物の有料席で、1万円出して席を購入した方々です。

 

 

今年で9回目とのことです。

 

実は、第1回目を見に行ったことがあります。

さいたま新都心の路上で観戦したのですが、早い時間帯に来て場所取りをしないと、後ろの方からではほとんど走っているシーンを見ることはできません。
あの時は、あまりにもつまらなくて、途中で帰ってきてしまいました。

 

 

私自身は、ロードレースの参戦経験はありませんが、ロードバイクは多少は乗るし、ヒルクライムやトライスロンなどのレースも走ったことがあります。

本物のロードレースならば、やはり山岳コースの上りこそが華であり、選手が汗や鼻水を垂らしながらもがき苦しむ姿を眺めつつ、プリプリのお尻を押してあげたりするのが楽しみであって、いつかは欧州に本物のレースを見に行ってみたいと思っています。

しかし、正直、このさいたまクリテリウムは、なんかこう、ごく控え目に言って、「楽しみ方がよく分からない」という感想でした。

別にケチつけるわけじゃないんですけど。せっかくお金を出して、ツールのエリート選手を招聘して走ってもらうのならば、定峰峠とかで走っているシーンを見たいですね。

 

 

ところで、自転車のロードレースの世界って、未だにすごく閉鎖的で、エリート選手は、白人・男性ばかりなのです。

今回のさいたまクリテリウムに招聘された海外エリート選手も、100%、白人・男性でした。

ロードレースそのものは、欧州が本場なので、プロチームの所在国は、ほとんどが欧州あるいは米国です。今回初めて知ったのですが、UAE、バーレーンといった産油国もプロチームを持っています。

ごく少数ですが、新城幸也選手のような日本人も欧州のチームで活躍していますが、いろいろと参入障壁が高いようで、黒人及び女性の姿は皆無でした。日本人以外の黄色人種も皆無です。


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