2015年1月11日(日)、蕨市消防本部において、恒例の出初式が行われました。
ここ何年か参加してますけど、いつも天気に恵まれています。
さすがにちょっと空気が冷たいです。
観覧自由のイベントですし、以下に述べるように、デモンストレーションが毎年なかなか凝っていて面白いので、こういうの好きな方は来年見に来てください。おススメします。
服装点検。
デモンストレーションが始まりました。
何十秒だか高熱に耐えられるという、防火服を着込んで、いざ出動。
隊長による情報共有と指示。
写真右側に火災で燃えている建物がある、という想定です。
ドアには鍵がかかっており、侵入するために、ドアカッタ(円盤のチェーンソーみたいなもの)で鍵を開けて侵入するところ。このデモで使われているドアは木製だから、あっという間に切ることができたけど、鉄のドアとか、強化ガラスみたいなのも切れるのかな?
各隊員が背負っているのは酸素ボンベ。
全ての装備を含めるとかなり重く、聞きそびれたけどたしか20kgと言っていたような。
この後、鍵を開けて、バックドラフトに注意しながらゆっくりドアを開けて、姿勢を低くして、すり足で一歩一歩足場を確かめながら建物内に侵入し、倒れている人を探し出して、救助しました。
バックドラフト対策というのは、結局のところ、「ゆっくりドアを開ける」ということでしかないようです。
こちらは(たしか)消防団。
小型消化ポンプによる放水デモ。
消防団というのは、ボランティア組織です。些少の報酬は支給されていますが、ちょっと飲みに行ったらあっという間になくなってしまう程度の金額だそうです。
関係者の皆様、お疲れ様でした。