千葉県の台風被災地

令和元年(2019年)9月9日(月)未明に、関東地方に上陸した台風15号は、雨は大したことはなかったものの、記録的に風が強く、房総半島では送電線の鉄塔をなぎ倒し、広範囲に停電と断水をひき起こした。

そろそろ丸6日間経つが、広い地域でまだ断水と停電は復旧していない。

ということで、被災地を見学してきた。

当地には縁もゆかりもなく、ボランティアではなくて、ただの見学。
茂原に大学時代の友人が住んでいるが、停電に見舞われることはなく、無事だったとのこと。

 

 

ガソリンスタンド、コンビニは、かなり平常営業に戻っていた

バイクに乗って、首都高C2、アクアライン経由で木更津から房総半島に上陸。

停電のために給油ポンプが動かせず、営業していないガソスタが多い上に、営業していても長蛇の列、という報道を見聞きしていたので、木更津のガソスタで満タンにする。

アクセルをあまり開けずにエコランすれば航続距離:500kmは走れるバイクなので、これで大丈夫。

食べ物や飲み物が入手できない可能性に備えて、コンビニで一通り買い込んで行ったけど、杞憂だった。

 

どこに行っても、ガソリンスタンドはかなり平常営業に戻っており、クルマが列をなしているということもなかった。

コンビニ、スーパーやドラッグストア、ホームセンタ類は、開いていないところもあったが、開いているところのほうが多かった。しかし、弁当類、食材類の棚はほとんど空っぽだった。

 

 

鋸南町:屋根が壊れた家が多い

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あっちもこっちも、家々の屋根がブルーシートで覆われている。

瓦が吹き飛んだりして屋根が壊れたところを、応急処置している。

 

被災直後にTVを見ていたら、「各地から足りない物資情報」を取り上げていたのだが、食べ物や水ではなく、「ブルーシート」を挙げている街が多くて驚いたものだ。

 

屋根は、地震でも壊れることがあるが、今回は台風による強風の被害なので、事前の想定以上の規模で屋根が壊れてしまったようだ。

 

あくまでも応急処置なので、この程度では、家の人は、心配でたまらないだろう。

被害の様子をTVで見て、ぼんやりと「停電や断水といっても、せいぜい1週間くらいなんだから、被害がなかったエリアに旅行にでも行って、復旧するのを待ってればいいんじゃね?」と思ったものだが、とてもではないが、家が心配で遠く離れることなんてできないだろう。

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あちこちブルーシート。

 

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保田漁協直営の、港に建つ日帰り温泉施設。

瓦礫が山積みされている。

 

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倒れた木を受け止めた金属製フェンスが、くにゅっと曲がってしまっている。

 

 

窓ガラスが割れたクルマが多数

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あちこちでこのように窓ガラスが割れたクルマを見かけた。

透明なビニルシートや、ダンボールなど(前側でない場合は)で応急処置をしている。その状態で高速道路を走っているクルマもいた。

 

風だけの力でガラスが割れたのだろうか?

推測だが、そうではなく、風で飛ばされてきた何かがぶつかって割れたのではないかと思う。

「記録的な強風」と事前に天気予報では注意喚起されていたので、クルマの窓ガラスに毛布を巻きつけるなり、ベニヤ板を貼り付けるなどしておけば、被害を防げたかもしれない。

 

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小さなコンクリートブロックの基礎の上に、トラックのコンテナを置いて倉庫として使っていたもの。

風に飛ばされてゴロンと横倒しになっている。

 

 

館山市:街の中は、一見すると平常運転のようだが

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お腹が空いたので、館山市内の海沿いのファミレスへ。

食材が一部入荷していないとのことで、メニュと営業時間を絞って営業していた。

 

たまたま2つ隣りの席にいた20代くらいのおねーちゃん二人組の会話を、聞くとはなしに聞いていると、

自分のクルマは奇跡的にノーダメージで良かったー、停電やだもういつになったら復旧するんだろ、といったことを話していた。

 

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漁港に行く。

長屋形式の倉庫は、屋根がベロンベロンに剥がれていた。

 

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漁船はなぎ倒されていた。

 

 

電気の復旧は進む

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館山市内で、高所作業車を5台くらい並べて、電柱の復旧作業をしていた。

このような高所作業車が、あちこち走り回っている。

 

電気はかなり復旧しているようだが、まだ通っていないところもある。

復旧した地域では、いつも通りの日常生活に戻りつつあるが、その隣りのまだの地域では、夜になれば真っ暗で何もできない、天と地ほども違う状況。

 

 

南房総市:陸上自衛隊がお風呂を提供している

房総半島のほぼ南端にある、南房総市の白浜コミュニティセンタへ。

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土のう袋とブルーシートが山積みになっていた。

センタの中では、食べ物とかその他の物資を配布していたりしたようだが、中に入るのは遠慮した。

 

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陸上自衛隊第1後方支援連隊の車両。

第1後方支援連隊は、首都圏各地に中隊が駐屯しているが、この部隊は練馬の部隊。

 

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お風呂を提供している。

男女別々。

湯船だけではなくシャワーもあるが、銭湯に入るときと同じように、洗面器、石鹸、シャンプー類は持参しないとならないようだ。

シャワーだけではなく、湯船まで揃えたお風呂に入れるのは、世界中の軍隊の中で、我が国の自衛隊だけらしい。

 

 

なぜ広範囲に断水しているのか、謎

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市の給水車で水を汲む人たち。

 

今回、謎なのが、広範囲に断水していること。

地震ではなく台風なので、水道の管路がダメージを受けたわけではない。

一般家屋は、屋根や壁が吹き飛ばされたところもがあるだろうが、水道施設の建物は頑丈に造ってあるはずで、運転できなくなるほどの直接の被害を受けたとも考え難い。

停電によってポンプが動かせなくなっているとしても、当然ながら、自家発電装置は備えているはず。

発電用の燃料の備蓄を使い果たしてしまえば終わりだが、1日に数時間だけ水を流すといった措置を講じて、補充が得られるまで耐えることもできるはず。

 

蕨市水道部の技術系の某幹部にお聞きしたが、蕨市の場合であれば、当然、自家発電装置を回して給水することは可能だし、管路と設備が生きていて、燃料さえ得られれば、停電してても水道が止まることはあり得ない、とのことだった。

なおかつ、各町会にスタンドパイプ(消火栓に挿して、手動で給水できる装置)が配布されており、一般家庭への配水系が止まったとしても、各地域において、消火栓から給水することが可能だ、と。

その方は、そうは言っても、災害の時には何が起こるかは分からないので、絶対とは言い切れないけど・・・と言っていた。絶対大丈夫と言い切らない点は良心的だ。

「想定外は、あってはならない」などと唱えられることもあるが、想定外を100%潰すことなんて幾何級数的に無限に近くリソースを投じない限りは不可能である。

 

 

停電した闇の中を走る

日没後、内房の海沿いのルートを折り返して帰る。

停電している地域と、平常通りに電気が通っている地域が入り混じっている。

停電していても、交通信号だけはついているところもあれば、交通信号も止まっている地域もある。

真っ暗な中で煌々と明かりが灯っている建物があり、何だろうと思えば警察署だった。
警察署はさすがに自家発電装置を持っているんだろう。

 

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完全停電地域にて、幹線道路を外れて、内房線の上総湊駅へ。

JRの駅やプラットフォームは、平常通りに電気が点いている。
(写真だとかなり暗く見えるが、これで平常通り)

JRは、独自に発電所や送電設備を持っているので、東京電力の電力グリッドが止まっても没問題。

 

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そして、駅から、駅前のメインストリートを振り返ると、真っ暗。

幸い月が明るいが、それでも真っ暗。

山の上に十字架が光っており、後で調べたらキリスト教系の特養老人ホームだった。この特養も自家発電装置を持っているのかな?

 

 

被災された皆様の、一日も早い復旧をお祈り申し上げる。

 

そう言えば、全然関係ないけど、本日9月14日は、弊社、株式会社ブレード・コミュニケーションズの創業記念日だった。たまたま登記したのがこの日だっただけで何の感慨もないけど、取り敢えずめでたい。


蕨市総合防災演習 今年は、蕨駅での訓練を見学

先日、令和元年(2019年)8月18日(日)、中央小学校において、蕨市総合防災演習が行われました。

 

毎年恒例のイベントで、8月中旬の日曜日の酷暑の下、市内学校の校庭を持ち回りで行われています。

訓練の参加主体は、
・行政当局すなわち、市役所、消防
・消防団
・市内各地域の町会、自主防災団体
・中学生防災ボランティア団体、交通安全協会などの市内ボランティア団体
・市内の水道工事業者、電気事業者、ガス事業者などインフラ関係企業
・陸上自衛隊
・埼玉県警
などで、災害発生時に関係がある、全ての団体に参加を求めて行う、総花的なものです。

市議会・議員は、訓練の参加主体ではありません。
行政のチェック・政策提案が仕事ですので、毎年、出席して見学をしています。

 

 

蕨駅での避難訓練・三角巾の使い方講習

ところで、今まで全く知らなかったのですが、総合防災演習の一環として、同時刻に蕨駅においても、JR東日本が主体となって、乗降客の避難訓練などが行われていたのです。

今回は、私は、メイン会場である中央小学校を早々に抜けて、蕨駅での避難訓練・三角巾使い方講習を見学致しました。

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駅スタッフが、訓練参加者に説明をしているところ。

駅を利用している乗降客が、たまたま蕨駅において地震に出くわした、という想定です。
これらの方々は、災害の被害が大きく、このまま電車の運行が止まったまま再開できない場合は、帰宅困難者となります。

201908 蕨市総合防災演習 蕨駅

三角巾の使い方講習。

講師は、公明党所属の蕨市議会議員であり、防災士の資格を持つ、大石幸一さんです。

腕を骨折した場合の固定方法、手足から出血がある場合の圧迫止血方法などを講習しました。

 

JRのスタッフの、災害に向けての意識の高さに感銘を受けました。

私は、本業はネット業界ですが、この業界はベストエフォート型というのが当たり前になっており、「費用対効果を極大化するように、競合に先行されないように、多少の漏れ・取りこぼしやミスがあっても構わないので、とにかくスピード重視でやる」という感覚が私にも染み付いております。

JRの、インフラ事業者としての、言動の端々から感じる「漏れやミスが1件でもないように、完璧を期す」という姿勢には、とても安心を感じました。

 

 

メイン会場に戻ると、消防団による放水訓練をやるところでした。

201908 蕨市総合防災演習

 

炎天下、関係者の皆様、お疲れ様でした。


北朝鮮による日本人拉致被害者救出活動を進めることの難しさ

本日、平成31年2月7日(木)、蕨市民会館において、北朝鮮による日本人拉致問題啓発舞台劇公演『めぐみへの誓い — 奪還 –』がございました。

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全国各地で公演して回っているようで、
・政府拉致問題対策本部による、拉致問題の概要説明
・拉致被害者の家族会の方のスピーチ
・シンガーソングライターによる被害者救出を願う歌の演奏
・90分間の拉致啓発演劇
が一つのパッケージになっています。

二中生も、授業の一環で見学しておりました。

たいへん感動する素晴らしい公演でございました。
関係者の皆様、ありがとうございました。

 

 

感想は、「酷い、悲しい、かわいそう」

会場で耳にした感想は、だいたいこのようなものです。

今回のパッケージは、あくまでも啓発が目的ですので、これでいいと思います。

 

啓発というのは、知らなかった人に、知らしめること、です。

 

AIDMAすなはち、

Attention 注意をもたせる
Interest 興味、関心をもたせる
Desire 何かを望むようにさせる  — 拉致問題においては、被害者の救出を望む
Memory 記憶させる
Action 行動させる

のプロセスにおける、A~I あたりが啓発であり、本パッケージの目的となります。

 

人に何かを伝え、認知させるためには、喜怒哀楽の感情をフックとするのは定石でありますので、「酷い、悲しい、かわいそう」という、オーディエンスの感情に訴求するのは正しいやり方です。

 

北朝鮮による日本人拉致が、今どきの小中学校でどのくらい教えられているのかは寡聞にして知りませんが、少なくとも私の世代では、小中学校ではまったく教えていませんでした。

この問題については、むしろ子どもたちより、大人世代の方が知識が乏しいかもしれません。

 

 

拉致問題における、Desire

北朝鮮による日本人拉致問題を初めて知った人は、「救出しなくては!」と、まあ普通は思うでしょう。
思わない人も、いるのかな?
さすがにいないと思いますけどね。

 

これが、拉致問題のAIDMAにおける、Dですね。

Aの段階から、I、Dの段階まで引っ張ってくるのは、難しくないと思います。

 

 

拉致問題における、Actionの難しさ

今日の蕨市民会館の公演が終わって、「酷い、悲しい、かわいそう!」という気持ちに身を震わせて会場を出ると、救う会(ボランテイア団体)による署名活動をやっていました。

ここで、まあ普通の人は署名するでしょう。

「これでかわいそうな拉致被害者が帰ってくる!」と短絡的に考える人はさすがにいないと思いますが、ここで「私は傍観者じゃない。私もActionを起こしたんだ」とカタルシスを得られる仕組みになってしまっています。

 

真面目な気持ちで署名活動を永年に渡って続けてこられた、家族会、救う会の方々には頭が下がりますし、かつては、彼らの努力のおかげで政府が重い腰を上げてようやく動くようになってきた、という面もあったと思います。

署名活動の宛て先は、あくまでも日本国政府であり、その要求内容は「救出活動に力を入れること」となっています。

既に今日においてはかなり力をいれて取り組んでいる政府に対する、さらなる圧力にはなりますが、北朝鮮政府に対する直接的な圧力にはなり得ません。

 

それでは、
どんなActionを起こせばいいんだ?
拉致被害者を救い出すためには、何をすればいいんだ?

ということなのですが、
現下の拉致問題啓発・救出活動の難しさは、このActionプランを提示できていない、ということです。

国家間の外交問題において、個人ができることというのは、ほとんどありません。

(繰り返しますが、署名活動をなさっている方々は素晴らしいと思いますし、心から尊敬しています)

 

 

蕨市における、拉致被害者救出に向けた具体的アクションプラン

現下の、我が国における拉致被害者救出のための政策は、国際社会の協力を得て、北朝鮮に対して制裁を加え、圧力を掛け続ける、というものです。

 

蕨においても、北朝鮮、我が国における北朝鮮の出先機関である朝鮮総連に対して圧力をかける方法があります。

たびたび市議会で取り上げておりますが、蕨市には、朝鮮学校に通う子供の保護者向けの不可解な補助金制度が存在します。

平成30年度埼玉県蕨市一般会計予算 外国人園児・児童生徒保護者補助金

(平成30年度 蕨市予算書より)

 

これを廃止することが、蕨市における、蕨市民が行い得る、拉致被害者救出に向けた具体的なアクションです。

 

 

北朝鮮は地獄のようなところ?

さて、今日の演劇の中で、拉致された日本人被害者が、北朝鮮において理不尽な暴力を振るわれたり、酷い扱いを受けたりするグロテスクなシーンがありました。

北朝鮮がいかに極悪非道で人権無視の邪悪な国であるか、ということを強調するようになっています。

 

これはもちろん私は真実だろうと思うのですが、相手方を感情的に敵視して非難するだけでは、本質を見誤り、冷静にアクションプランを考え、実行することの妨げになります。

彼らがいかなる考えの下で、日本人を含む外国人の拉致を行ったのか、そしてその事実を部分的に認めておきながら現在も身柄を返そうとしないのか、冷静に研究した方がいいでしょう。

 

 

私は3年前に平壌を視察(兼 平壌マラソン参加)で訪れたのですが(私費旅行)、その時に、もし自分がこの邪悪な国で生まれ育っていたら、どうしただろうか?ということを考えました。

その時は、自分はどの分野においても高い能力を持っているわけではない弱い人間だけど、中途半端に要領はいいので、窮屈な体制の枠組みの中でそれなりに上手く立ち回り、自分なりの楽しみを見つけて、それなりに面白おかしくやっていくのではないだろうか、と考えました。
よし!クーデターを起こして体制を転覆してやるぞ!とかは考えないと思います。

この結論に至ったときは、我ながらちょっと愕然としましたが、率直な感想でした。

私には、邪悪な体制の手先となっている、一人ひとりの北朝鮮の人たちを非難することは出来ません。

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メーデースタジアム。
会場を埋め尽くしているのは、職場単位で動員されてきた労働者たち。

 

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平壌市内。
平壌マラソンに出走し、チビッコたちとハイタッチしました。
街路樹は杏です。
道路上の電線はトローリーバスのもの。
レース中に軍人や警察官を撮影した外国人選手たちは、カメラを没収されていました。


北海道胆振東部地震の被災地現状

今週、珍しく久しぶりに2日間の休みが取れた上に、ANAのマイルが余っていたので、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の被災地を見学に行ってきました。(自費)

 

蕨市内は、大部分が液状化の可能性がある

蕨市 webサイト : 蕨市地震ハザードマップ(平成28年3月改定)

蕨市地震ハザードマップの「液状化マップ」欄では、東京湾北部地震が発生した場合の液状化の可能性を、4段階で示しています。

液状化マップ
(c)蕨市

これを見れば分かるように、市内の大部分が、赤色(高い)、オレンジ色(やや高い)に色分けされています。

いざ災害発生時の対応拠点となる、蕨市役所(現庁舎の所在地であり、かつ、ただ今進めている建替え計画においても同じ場所で新庁舎を建てることになっている)の周辺も赤色です。
尚、副の災害対応拠点である蕨市消防本部(消防署)の場所は、オレンジ色と緑色(低い)の狭間になっています。

 

このように、液状化は、ある程度は、予測することは可能です。

しかし、具体的にどのような備えをすればいいのか?

家や建物をこれから建てる段階であれば、杭を深く打ち込むなどの対策が取れるかもしれませんが、既に住んでいたり利用している家・建物であれば、対策の取りようがないのではないかな???

 

神戸新聞NEXT|総合|インドネシア地震、液状化被害を現地調査 神戸のNGO

消えた道路、見渡す限りのがれき-。液状化現象による地滑りが1キロ以上に及ぶ。地震と津波で3400人以上が死亡・行方不明となったインドネシア・スラウェシ島を、神

2018年9月28日に発生したインドネシアのスラウェシ島の地震では、詳細は未だ不明ですが、液状化によって人家が傾くどころではなく、人家や人が地盤に飲み込まれて被害が拡大したのではないか、という仮説もあるようです。(詳細不明)

 

液状化って怖いな。

しかし、液状化って、実際のところどんな感じなのか、写真で見たことがなかったので、実物を見たいと前から思っていました。

 

 

札幌市清田区の液状化現場

こちらの場所、地質、過去の開発の歴史的経緯、現場の写真についての詳しいレポートは、

土木学会 委員会サイト : 北海道胆振東部地震による液状化被害 (PDF)
(公社)地盤工学会 平成30年北海道胆振東部地震による地盤災害調査団/(公社)土木学会 平成30年北海道胆振東部地震 緊急調査団

こちらが極めて詳しいです。専門家の熱意溢れる詳しいレポートを読んでいると、胸が熱くなります。

私もこれを参考にして、同じ場所を訪れました。
札幌市清田区は、市南部の郊外住宅街、といった感じのエリアのようです。幹線道路沿いには、全国どこででも見かけるようなナショナルチェーンの店がそこかしこにあります。

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北海道を中心に展開しているコンビニ、セイコーマートまるしん店。

営業しておらず、閉鎖されています。

パッと見たところ、建物そのものが傾いているわけではないようです。

 

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「要注意」、「周辺地盤の沈下が見られます」と書いてあります。

 

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建物の基礎と、駐車場面の境界。

 

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灯油タンク(北海道の建物では、このような屋外灯油タンクが装備されているのはよく見かけます)の下にマンホールがあり、隆起しています。

 

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セイコマのある交差点。
車道と歩道の境界が、舗装し直されていました。

 

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民家に「危険」という調査結果票が貼ってありました。

「基礎と上部構造にずれがあります。建物全体が傾斜しています。」と書いてあります。

 

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たしかに、基礎と上モノがずれてますね。

 

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マンホールが少し浮き上がり、周りのアスファルトにビキビキにヒビが入っています。

 

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別の場所のマンホール。

同じように、周囲のアスファルトにヒビが入っています。

 

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同じく清田区、別の場所へ。

ここは液状化によって、土砂がどしゃーっと流れた道路です。

道路の舗装は、既にほとんど補修が完了しています。

 

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歩道と、隣接する敷地の境界。

まだ段差が手付かずで残っているのでしょう、ブルーシートをかけただけの状態です。

道路は、おそらく市道なので、市の責任で迅速に補修されていますが、個人宅の敷地内は手付かずのところも多いようです。

 

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「要注意」の調査結果票が貼ってあります。

 

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かなり沈降したようです。
現状は、土砂を埋めてあるので、発災時にどこまで沈降したのかは分かりません。

この道路のgoogle ストリートビューを見ると、現時点では2018年5月時点の画像が最新のものとして見ることが出来ますが、完全に水平の道路です。

 

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民家の塀が沈み込んでいます。

 

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別の方向に目を向けると、あちらでも民家が沈み込んでいます。

このように、直径数百メートルの範囲内で、何箇所か沈降している場所がありますが、その傍らでは、まったく何ともない民家もあります。

 

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ここは、元々、左から右に向けて緩やかに下向きの傾斜になっています。

家は何ともない?感じですが、道路に面した塀が沈み込んでいます。
(道路は既に補修済みで、新たなアスファルトが敷き直されています)

 

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半地下の駐車場(?)が潰れてしまっています。

この家は、家の一部分は破壊されていますが、主要な部分は何ともなさそうです。
しかし、おそらく、このままでは住めないでしょうし、地盤が隆起なり沈降なりしている以上、壊すしかないのではないでしょうか。

 

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家が傾いています。

 

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それぞれの人家がめちゃくちゃな方向を向いています。

この中心の家の地点が沈降しており、ここに向かってそれぞれの家がずるずると吸い込まれるように傾いているようです。

 

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別の角度から。

 

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道路がうにゅーんと下がって、また上がるようになっています。
この道路は、google ストリートビューで最新の2016年8月の画像を見ると、水平な平地です。

 

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別の場所へ移動。

美しが丘南公園の周辺へ。

この家は、建物は何とも被害はないようですが、塀が交差点に向かって沈み込んでいます。歩道と車道は、おそらく補修途中なのでしょう。

 

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この家は、右側(主要な建屋の部分)から、左側(玄関部分)が剥がれて傾いているようです。

 

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美しが丘南公園は、閉鎖されています。

 

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公園敷地内では、今でも水が湧き出し続けていました。

 

 

札幌市清田区の液状化現場は、以上。

といことで、液状化といっても、既に発災から2ヶ月半経った今日では、噴出した砂の類は既に撤去されていたので、発災直後の様子はもはや分からず。

この札幌市清田区は、数箇所が液状化したが、被害範囲は、極めて狭い。せいぜい直径数百メートルくらい。なぜ、液状化したのがそこだったのか?そこだけで、それ以外の場所は何ともなかったのか?というのは、よく分からない。
冒頭で紹介したレポートも速報版の位置付けのレポートなので、そこまでは解説していない。

しかも、この場所は、震源である北緯42度41分24秒 東経142度00分24秒付近(むかわ町)からはかなり距離があるし、その間に横たわる膨大なエリアは、何の液状化の被害もない。

激しく傾き、もはや建て替えなくてはならないような家がある一方で、その隣りの家が何ともなかったりもする。

札幌市 webサイト : 地震防災マップ

札幌市の地震ハザードマップの中の液状化マップは、さすがに面積が広い政令指定都市だけあって、かなり大雑把なものだが(精度が低いという意味ではなく、シミュレーション単位の面積が広いという意味で)、たしかに、今回、液状化の被災をした場所は、4段階のうちで「液状化発生の可能性が高い」の一番上のランクに位置している場所だったようだ。しかし、他にも同じく最上位ランクの場所が周りにたくさんあったが、それらの場所が全て液状化したわけでもない。

こうしてみると、液状化ハザードマップもいいかげんなもんだな・・・とはとても言えないが、被災した人は、「自分は運が悪かった」と諦めるしかないのだろうか。

今回の地震では、液状化によって人生設計が狂った人はたくさんいるかもしれないが、少なくとも、液状化が直接的な原因でお亡くなりになった方はいなかったのが不幸中の幸いだ(液状化以外が原因でお亡くなりになった方は約40名いる)。

 

 

厚真町の土砂崩れ

レンタカーのVitzを走らせて、厚真町へ。

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途中の安平町で。

マンホールが激しく隆起していました。

 

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そこかしこで、小さな山が土砂崩れしている。

もう本当に、あちこちに、こんな感じの土砂崩れがある。
人口密度が低く、この現場に人家がなかったからいいけど、人がいたら大変なことになってましたよね。

 

北海道胆振東部地震: 衛星写真を公開しました

<9 月 13 日 追記> 本日 13 日に以下の衛星写真を Google 災害情報マップ で公開しました。 <地震前の厚真町周辺の衛星画像(左)と地震後の画像(右)> Google では、北海道胆振東部地震で被害にあった厚真町周辺等の衛星写真を公開します。本日、公開した写真は 2018 年 9 月 11 日に撮影されました。 <地震前の厚真町周辺の衛星画像(左)と地震後の画像(右)> KML ファイルをダウンロードし、 Google Earth で開きます。最新の画像を見るには、 Google Earth で Hokkaido Earthquake, Sept 2018 のレイヤを選択し、対象のエリア周辺にズームインします。前後を比較するには、同レイヤのチェックボックスからチェックを外してください。 またスマートフォン向けの Google Earth( Android, iOS )でも、今回公開した衛星写真を確認できます。 現地での復旧作業が進む中、被害状況の把握等の一助になることを祈念しています。

尚、厚真町を中心とする、土砂崩れの衛星写真は、google earthで見ることが出来る。これを見ると、ほんとにそこら中の山の全てが土砂崩れしたことが分かります。

 

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厚真町の吉野地区。

 

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家は手付かずでした。

 

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道路は既に啓開されています。
ガレキが道路面を多い、右側の田んぼまで達していたようです。

電柱、電線も敷き直されています。

上水道、下水道、ガスは不明。

 

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「危険」の看板。

 

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土砂崩れ面。

この地層を見れば分かるように、人工的に何かを積み上げた新しい山ではなく、何十年、何百年もかけて、自然に積み上がってきた山です。

その上に生えている木も、何十年もかけて育ってきたような大きなものです。

 

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こんな感じで、地表から2-3mくらいが、生えている木ごとズルムケして崩れてしまったのですね。

 

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道路啓開した折りに、ぐちゃぐちゃにひん曲がったガードレールが一箇所にまとめられていました。

 

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ちょっと移動して、別の土砂崩れ現場。

 

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土砂崩れした山は、すぐそこにある家の裏山、という感じです。

高さもそれほどなく、斜度もたいしてありません。

こんな山が崩れてくるとは、まさか思いもしなかったのではないでしょうか。

明治の入植以来、崩れてきたこともなかったでしょうし。

 

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道路や電線は復旧していますが、人家の跡は手付かずでした。

 

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こちらの家は、端にある建物(倉庫?)はやられてしまったようですが、母屋は無事だったようです。

 

この写真のように、そこら一帯の斜面全体が崩れたわけではなく、一部が崩れただけでそれ以外の場所は何ともなかった、という景色もたくさん見かけました。

 

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崩れた斜面。

 

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ん?

大型のコンバインで稲刈りしているぞ。
11月の、そろそろ小雪が舞い散る季節なのに?

地震への対応で忙しくて稲刈りどころではなかったのか、田んぼの主のご家族がお亡くなりになってしまったのか・・・

 

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ふと見回すと、稲刈りされずに茶色く枯れるにまかせている田んぼがあちこちにありました。

 

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厚真神社。

北海道は、小さな集落毎に、ほぼ必ず、立派な神社とお寺があります。

ここには立派な鳥居と、石の碑があったようですが、崩れました。

 

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鳥居の土台。

 

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神社の駐車場では、プレハブが建築中でした。
仮設住宅かな?

 

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神社の中へ。

ここでも鳥居が壊れていました。

 

 

高潮被害によって運休中の日高本線

以下は、地震とは関係なし。

札幌市清田区、厚真町と見学した後は、小雪舞う日勝峠を越えて帯広に投宿し、生ラム(ラムが生で食えるなんて初めて知った!北海道の男子はジンギスカンでも肉を焼かずに食べるらしい)や豚丼などのグルメ三昧の夜を過ごした後、晴天の襟裳岬(帯広の屋台村の女子は、襟裳岬なんか行ったこと無いって言ってた。日帰りで行けるやん!)を越えました。

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海の際を走る日高本線。
その、大狩部駅近く。

2015年に高潮によって地盤が流出し、運休になっています。代行バスが代わりに走っていますが、ガラガラでした。
JR北海道は、このまま廃止する方針をようやく固めました。

線路の下の地盤が波に洗われて、線路が浮いています。

 

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別の場所。

海際の鉄道橋が、橋脚だけを残して、一部が壊れ、撤去されていました。
(あくまでも自然災害による運休中なので、今でもステータスは営業中。数少ない有人駅には、しっかりと駅員さんがいて切符を売っている)


郷町会の防災訓練がございました。

本日、平成30年11月18日(日)、郷南公園にて、郷町会の防災訓練がございました。

20181118 郷町会 防災訓練

AEDの使い方訓練。

人がやっているのを見ているだけではなく、自分でやってみないとなかなか身につきません。

 

20181118 郷町会 防災訓練

煙体験。

 

20181118 郷町会 防災訓練

炊き出し訓練。

アルファ米のご飯に、カレーライス。

 

 

関係者の皆様、お疲れ様でした。


鬼怒川水害現場を再訪

ただ今開かれている、蕨市議会 平成30年9月定例議会の一般質問において、荒川氾濫による水害対策を取り上げました(私の出番は、昨日終了)。

3年前の平成27年9月の常総市 鬼怒川堤防決壊による水害現場を、2週間前に再訪してきました。

何らかのヒントが得られればと思っていたのですが、東日本大震災のような大規模・広域災害と異なり、鬼怒川水害は局地的なものだったので、既に完全に現場は復旧しており、新たに得られた知見はありませんでしたね。
堤防は完璧に整備され、壊れた道路や民家は元通りになっていました。

 

↓3年前の水害直後に訪れたときの記録

hoya_t blog 2015/9/13 : 台風18号による鬼怒川水害現場

 

 

以下、3年前の写真と比べて記す。

 

常総市 三坂町地区

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2015年9月。
道路は寸断され、電柱は傾き、そこら中が水浸しになっていました。

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2018年9月。(完全に同じ場所ではないが、ほぼ同じエリア)
さすがに3年も経っているので、当たり前ですが、道路、側溝、電柱、全て元通り。
何気なく通り過ぎたら、ここが水害現場だったとは分からないでしょう。
妙に、新しい家ばかりが目立つな?と気づく人はいるかも。

 

 

 

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2015年9月。
流れてきた水で、家のすぐ脇の地面がえぐれてしまっていました。

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2018年9月。
立派な塀に囲まれています。

 

 

 

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2015年9月。
ただ一軒だけ流されなかった、頑丈なヘーベルハウス。

蛇足ですが、旭化成は、この直後に偽装問題が発覚し、一気に評判を落としました。

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2018年9月。
周りには、新しい家々が建っています。

 

 

 

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2018年9月。
かつて寸断されていた道路からは、新たに造られた堤防がすぐ近くに見えます。(写真の右手)

 

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2018年9月。
堤防について説明する看板。

 

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2018年9月。
堤防の上より。
遥か遠くに見ゆるは、筑波山。

 

 

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2018年9月。
決壊の跡の碑。

 

 

 

常総市 若宮戸地区

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2015年9月。
太陽光発電施設の、倒壊したソーラーパネル。

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2018年9月。
すっかり元通りに復旧していました。

 

 

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2018年9月。
ソーラーパネル脇から、下流に向かって目を向けると、ん?なんだろう、あの黄金の変な塔は?

 

 

ナゾのパゴダ

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パゴダを模した、鬼怒川砂丘慰霊塔がありました。

3年前に来た時は知りませんでしたが、案内文によると、平成元年に建てられたそうです。

この辺は、木々に覆われているものの、「鬼怒川砂丘」と呼ばれ、地理学的には砂丘なのだそうです。
そう言えば、先日、ブラタモリで鳥取砂丘回をやっていたのですが、日本国内に砂丘と言われる場所は、何十箇所もあるそうで、ちょっとびっくりしました。

このパゴダは立派な建物ですが、地盤が砂地のためか、傾いていました。

 

 

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ここ、旧石下町から徴された兵の部隊は、インパール作戦に投入されたようです。
弓兵団と通称された、第33師団の歩兵第213連隊でしょうか。

石下からは135名が参戦し、110名が戦死、戦病死したそうです。

 

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パゴダに登って、鬼怒川堤防を望む。

 

 

おまけの写真

バガン慰霊碑

昨年、平成29年6月、ミャンマーのバガンを訪れた折の、弓兵団鎮魂碑。


片品村との交流

我が蕨市と、群馬県片品村とは、ふれあい協定、災害時における相互応援協定を結んでいる、友好都市です。

 

この種の協定は、国内、海外の市町村幾つかと結んでおります。

その交流イベントに直接に関わったことがある人以外からは、そんなよその街との交流に何の意味があるの?関係者が税金を使って遊びに行くだけだろ?という批判を受けることもあります。

国内の市町村との交流に関して言うと、自然災害に見舞われた時に、お互いに街の事情を知っている市町村同士で助け合う、というのは、意味があることだと思います。
また、一般論的には、トップダウンの関係は(市長同士が仲いい的な)なかなか続けることが難しそうです。草の根の交流は、末永く続くようです。
海外の市町村との交流は、何ともかんとも、個人的な意見を述べるのは、取り敢えずここでは差し控えます。

片品村とは、後者のボトムアップ型のアプローチで、長く続いている関係です。

 

私個人的にも、バイクツーリングで金精峠を越えて走る、行き帰りによく通りますし、このエリアは大好きです。

 

 

片品村収穫祭

9月15日(土)、あいにくの雨模様でしたが、 

7月にサービスインしたばかりの、道の駅 尾瀬かたしな において、片品村収穫祭が行われ、蕨市議会議長の名代として、副議長の私が出席致しました。

片品観光協会 かたしないろ : 2018.09.15 片品村収穫祭が開催されます!!

 

この道の駅、オープンしてわずか2ヶ月、初めて訪問しました。

かなりいい感じです。

「道の駅」の仕組みと言うか、基準がどうなっているのかよく知りませんが、物産品を売ることばかりに力を入れていてトイレの入り口が分かりにくかったり、座って休める場所がないような道の駅がある一方で、ここ、道の駅 尾瀬かたしなは、本当に、気持ちいい、感じのいい、道の駅でした。

特に、私が気に入ったのは、綺麗に刈り整備された、芝生です。

長時間運転していると、脚がむくんで疲れてくるものです。
特にバイクツーの場合は、クルブシまで覆う革ブーツを履いている場合が多く、足が蒸れるのですが、靴を脱いで、靴下も脱いで、ここの芝生に寝転がると、かなり気持ちいいでしょうね。

あいにく、訪れた日は雨でしたけど。

しかも、道の駅の中には、足湯もあります。

 

村役場に隣接しており、駐車場が狭いのが難点であります。

私は、宿泊費を浮かせ、早朝から行動するために、道の駅で車中泊することも多いのですが、かなり車中泊にとっては良い環境だと思います。すぐに、車中泊のクルマで駐車場が溢れかえることになってしまうのではないでしょうか。

 

道の駅 尾瀬かたしな 蕨コーナー

道の駅 尾瀬かたしな の、産直コーナーの一角には、蕨ブランド認定品コーナーが設けられています。
蕨の双子織、河鍋暁斎の絵柄入りコップなど。

 

 

 

上州武尊山スカイビュートレイル

そして9月23-24日(日・月祝)には、川場村、みなかみ町、片品村、沼田市を舞台に開催された、トレイルランニングレースである、上州武尊山スカイビュートレイルに参戦してきました。

累積獲得高度9,200m、距離129km、制限時間35時間という変態レースであります。

今回で出場は3回目です。
ラスト8km地点でコース上に熊が出てレース中断となり、35時間をオーバーしてしまったのですが、完走扱いとなり、ITRAポイントも無事に6ポイントもらえることになりました。

 

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第4エイド、片品高原スキー場。

 

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第5エイド、オグナほたかスキー場のゲレンデを、ヘッドランプを点けて降りてくる選手たち。

このエイドでは、ドロップバッグを受け取れます。
靴下と靴を履き替え、リフレッシュした上で、1時間半仮眠しました。エイドのカレーライスおいしかった!