選挙権が18歳以上に拡大

朝日新聞Digital 2015/2/7 : 18歳選挙権、今国会成立へ 早ければ来夏の参院選から

与野党が合意して、ほぼ確定らしい。
これは単純にイイコトだと思う。

私のメインご支持層は、地元のリタイヤしたアクティブシニアの方がほとんどで、都市部~住宅街の自民党はどこも同じだと思う。
自民党にとっては、「18歳以上への投票権拡大」は、不利な結果をもたらすかもしれない。

制度改正の理由について、この記事の中では、「18歳以上への拡大は、国際的なトレンドで云々」と解説してある。それも理由の一つなのかもしれないが、何より根底にあるのは、我が国はどんどん高齢化が進んでいて、ただでさえ年を取るほど投票率が高いので、今のままだと、政治の意思決定に若者~子供の考えが反映されなくなってしまう、という危機感だと思う。

 

総務省 : 国政選挙における年代別投票率について

直近の衆議院議員選挙の年代別投票率は、
20代 37.89%
で、年が上に行くほど高くなり、
60代 74.93%
と、なんと2倍だ。
70代以上になると下がるのは、足腰が弱くなる方が増えるからかな。

 

そもそも0歳~19歳に、何故選挙権がないんだろうか?

「納税していないから」ではないし、「子供は未熟だから冷静な判断が出来ないから」というところだろうか。

大学の時、政治学専攻の友人が、
「選挙権は、胎児にまで拡大すべきだ。権利を本人が保有するものとし、親が投票することにすればいい」
と言っていたが、これは面白い考え方だと思う。

このような政策論、学説がどこかにあるのか、この友人が自ら思いついたのかどうかは分からない。

将来にも影響を及ぼすような重大な意思決定であれば、これから生まれてくる将来の人(未来人)にも投票権を与えなくてはならないかもしれない。
そんなの無理だけど。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください