先日、ふと思い立って、横須賀に戦艦三笠を見に行ってきました。
日露戦争における、帝国海軍連合艦隊の旗艦です。
何気に、行くの初めてです、そもそも、横須賀の街自体が、行くの初めてでした。(バイクで通り過ぎたり、山の中を走ったことはありますが)
JR横須賀駅、京急横須賀中央駅、どちらからも歩いて10分くらい。
かなり面白いものでしたので、おすすめします。
小学校とか中学校の遠足で行くと面白いんじゃないかな!
戦艦三笠と東郷平八郎司令官像。
後部甲板。
デッキは木製。
屋根の下のこの部分は、建造当時そのままのもの。
分厚くてしっかりしたチーク材。
通信室。
通信機器がシンプルなですね。
当時は電信(モールス信号)のみ?電話(音声)は無し?
煙突。
よく考えてみたら当たり前ですが、当時の燃料は石炭。
このあたりは、全てレプリカだと思います。
操舵輪と羅針儀。
これは、日露戦争当時のものだそうです。
艦橋。
艦隊司令長官、艦長、参謀が立っていた場所にパネルが打ってあります。
30cm主砲。
ハリボテのレプリカ。
すごくでかい。
東郷平八郎司令長官直筆の書。
東郷長官の手帳。
小さくて可愛らしい。鉛筆書き。
東郷長官の双眼鏡。
カールツァイス製。
目を当てるところが4つあるけど、何でだろう?
左右それぞれが単眼鏡としても使える仕様なのかな?
当時のカメラ。
幾つか残っている当時の写真は、すべてこのようないかついカメラで撮影されています。
測距儀(レプリカ)。
真ん中から覗く。左右それぞれの端にレンズが付いている。左右の視差角で距離を測定する、という仕組みらしい。1万mくらいまでしか測れないとのこと。
旅順港閉塞作戦への志願書。
ロシア艦隊が旅順港からなかなか出てこないので、夜陰に乗じてボロ船を港の入口に沈めようとしました。この作戦は、3回にわたって行われ、失敗に終わりました。
2千人の志願者の中から77人が選抜されました。
模型コーナーがありました。
時代を下って、大東亜戦争時代のものや、現代の海上自衛隊の艦船のものも展示されていました。
一番手前は、夜戦バカの軽巡川内。
二水戦の旗艦、コロンバンガラ島沖夜戦で武勲を上げた川内型軽巡神通。
探照灯を敵に当て続けて自ら囮となり、艦体が真っ二つに折れてメイン部が沈没した後も、前部主砲は完全に沈む瞬間まで砲撃を続けて奮戦しました。
球磨型軽巡北上。
奥が初期型。
手前が、重雷装艦に近代化改装後のハイパー北上さま。
金剛型高速戦艦榛名。
はい、榛名は大丈夫です!
DDH-181 護衛艦ひゅうが。
ヘリ空母です。
幕僚事務室。
クラシカルですね。
士官室。
調度品は豪華で、機能性よりも装飾性を重視しているかのような印象も受けます。
長官室。
広い個室です。
長官浴室。
専用のトイレ・風呂があります。
尚、艦長も専用の個室、浴室を持っています。
長官公室。
会議室として使った他、来客との交渉もこの部屋を使ったとのことです。
三笠公園の敷地内には、何と!D51型蒸気機関車型の災害用飲料水備蓄タンクがありました。
本物ではなくて、ハリボテです。
給水口。
湊には、海上自衛隊の潜水艦が止まっていました。
(艦名不明)
米国海軍ミサイル駆逐艦フィッツジェラルド。
DDG-171 はたかぜ型護衛艦はたかぜ