埼玉県戦没者追悼式がございました

先日、令和6年(2024年)10月26日(土)、埼玉会館におきまして、埼玉県戦没者追悼式がございました。

家族や故郷を守るために命がけで戦った先輩方に感謝申し上げます。

平和の実現のために最善の努力を尽くしつつ、それでもなお再び国の危機があれば、悠久の大義に生きる偉大な先輩方の後に続いて戦うことをお誓い申し上げます。

 

 

尚、令和6年(2024年)10月30日(水)には、蕨市戦没者追悼式が、蕨市民会館にて行われましたが、埼玉県議会 決算特別委員会の審査中のため、事務所スタッフに代理出席してもらいました。


埼玉県戦没者追悼式がございました。

令和5年(2023年)10月21日(日)、浦和の埼玉会館におきまして、埼玉県戦没者追悼式があり、多くの県議会議員ともに出席致しました。

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愛する家族や郷土を守るために戦い、国に命を捧げた偉大な先輩方に衷心より感謝申し上げます。

今日の平和と繁栄を次代に引き継いでいくために、再び国の危機があれば、先輩方の後に続いて戦う覚悟を新たに致しました。

 

 

会場では、小学校の時の同級生で、今は上尾市在住のU田くんに久しぶりに会いました。半年ぶりくらいか? お祖父ちゃんが特別攻撃隊員で、お母さんが県遺族会の役員を務めているとのことでした。


REFUGEES WELCOME

蕨市がウクライナ避難民の市営住宅での受け入れを表明し、相談窓口を設置したとのことです。

人道上の配慮として、まずはこの動きを個人的には歓迎します。

蕨市 ウクライナ避難民受け入れ 住宅用意 : ニュース : 埼玉 : 地域

ウクライナからの避難民を受け入れるため、蕨市は5日、空いている市営住宅2室を用意したと発表した。間取りは1DKと2DK。計5人の受け入れが可能という。避難民向けの相談窓口も設置する。  県内では、さいたま市や深谷市、戸田市も市営住宅などを確保し、受け入れを表明している。 …

 

なお、受け入れるのは「難民」ではなく、「避難民」です。

到着したウクライナ人は「避難民」 難民認定には高いハードル:朝日新聞デジタル

ロシアの侵攻から逃れたウクライナの人たち20人が5日、日本政府の専用機に乗ってポーランドから羽田空港に到着した。政府は今回、こうした人を「避難民」と表現し、より手厚く保護される「難民」とは違う枠組み…

難民:
出入国及び難民認定法に基づき、難民認定された人

このたびのウクライナ避難民の法的位置付け:
90日間の「短期滞在」の在留資格で入国し、1年間働ける「特定活動」への切り替えが認められる。基本的には、杉原サバイバーのように、我が国を経由して米国等の第三国に出国していくことが想定されています。

 

 

気になって調べてみたのですが、英語ではどちらもrefugeesと同じなんですね。

これは、要するにどういうことかというと、

難民と避難民の区別は、あくまでも我が国の国内法上のものであって、国際的には(難民条約的には)区別されるものではない、ということです。

 

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2016年12月、欧州にシリア難民が溢れていた頃に訪れたスペインにて、マドリッド市役所の掲揚幕。


12月定例会陳情:核兵器禁止条約の件

陳情の内容

蕨市議会の、この12月定例会に、以下のリンク先のような陳情が出されております。

陳情の詳細情報

陳情第5号 日本政府に「核兵器禁止条約」の署名・批准を求める議会決議意見書採択に関する陳情 【陳情趣旨】 …

陳情団体は、県内の原爆被爆者団体です。
内容は、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に対して出してほしい、というものです。

 

 

総務委員会の結論

この種の陳情に限らず、あらゆる議案は、

(1)テーマごとに割り振られた委員会で話し合う、結論を出す
(2)本会議で、委員会の結論を追認するかどうか話し合う、結論を出す

という2段階を経ることになります。

 

昨日、令和3年(2021年)12月1日に(1)に相当する総務委員会が開かれたところです。

蕨市議会(定数:18)の総務委員会の現メンバは、6人おり、会派構成は、

令政クラブ(自民系):2
公明党:1
日本共産党:1
日本維新の会・無所属連合(いわゆる、見なし会派):1
リベラル系無所属:1

となっています。
このうち、委員長は採決に加わることが出来ず、今は令政クラブから出しております。

昨日の結論は、反対は、令政クラブ:1、公明党:1の計 2名のみであったため、賛成多数ということで、賛成という結論になりました。

 

これは、蕨市議会全体では、保守系・国政与党系比率が過半数を占めているものの、総務委員会の構成メンバはリベラル系・国政野党系比率が高いために、このような結論に至ったものです。

(国政与党とは、自公を指しますが、蕨市議会においては、市長は共産党であるため、自公は野党になります。)

 

 

本会議での結論の見込み

令和3年(2021年)12月16日に話し合われることになりますが、総務委員会での結論をひっくり返して、反対という結論に至る見込みです。

 

 

核兵器禁止条約について私見

 

核廃絶をする方法

私の、戦略核兵器+その運搬手段と核戦略論に関する歴史観は、5年前のエントリで述べた通りで、今日においても変更はありません。

 

戦略核兵器(戦術核兵器を含まず、戦略核兵器のみ)が、国際法に違反し、残虐で極悪非道なものであることは同意しますが、そうであるがゆえに、戦略的な価値があります。

戦略核兵器+その運搬手段と核戦略論があるからこそ、世界の安定が維持され、大国間の戦争が起こらず、平和が保たれているのです。

この構図は、冷戦期から米中対立・覇権移行期の今日に至るも変化はありません。

 

今の時点で、特に米中が核廃絶をした場合は、米中対立が戦争にエスカレーションする可能性が極めて高いものと考えます。

戦略兵器を廃棄することではなく、戦略兵器を持ち続けて安定を維持することこそが、戦争を防ぐ唯一の方法です。

従って、我が国が核兵器禁止条約に参加することは、戦争が起こる可能性を高めることに他ならないものと考えますので、反対します。

 

 

核廃絶の実現への道

戦略核兵器+その運搬手段、核戦略論に変わる、次の世代の戦略兵器と戦略理論が出現すれば、世界中の戦略核兵器は一瞬のうちに効力がゼロになります。この保有コストが極めて高い兵器を維持し続ける理由がなくなりますので、瞬時に核廃絶(戦略核の廃棄)が達成されることになります。

但し、個人的な予想ですが、そのような状況になった場合も、当面は戦術核は維持されるのではないかと思います。


昨日は東証が終日システムダウン

昨日、令和2年(2020年)10月1日は、終日、東証のシステム障害が発生し、終日、場が開かれませんでした。

東証売買停止 :日本経済新聞

東京証券取引所は10月1日、システム障害を受けて全銘柄の取引を終日取りやめました。売買が終日停止されるのは1999年の取引のシステム化以降初めてで、株価指数や投資信託などの金融商品への影響は避けられません。この問題に関する最新ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。 …

メインのマシンが、ハードウェア的に故障し、バックアップへのフェイルオーバがうまく行かなかったのが原因だとのことです。詳細不明ですが、お粗末と言えばお粗末です。

少なくとも、外部からの攻撃によるものではないことは、今公表されている情報の範囲では、確実のようです。

 

 

外部からの攻撃によるものである可能性は無し

異常な事態ではあります。

しかしながら、私のような、小遣い銭をしこしこ積み立てるようにして端株を運用している程度の市場参加者には、全く何の影響もありません。今日の日経平均は上げてますしね。

 

そうであるにも関わらず、かなりの緊張感をもって、昨日16:30からの東証の記者会見のweb中継を固唾を呑んで見ました。

 

自分でも、なんでこんなに緊張感を感じていたのか、その時はよく分からなかったのですが、よく考えてみたら、16:30からの記者会見で原因が明らかになるまでは、外部からの攻撃によるものである可能性が残されていたからですね。

 

 

戦争の定義が変わった

今回の事象で、つくづく感じ入ったことは、サイバー領域の拡大に伴い、戦争の定義がここ10年くらいで急激に変わったな、ということです。

戦争の定義は、国際法上と、軍事上と、更にいうと広義の政治上は異なるのですが、

今回の東証システムダウンの事象が、もし仮に、外国政府が意図をもって行ったものだとしたら(かつ、一日で復旧できないレベルの不可逆的な被害が生じるものだったとしたら)、これは、軍事的には、戦術レベルでの戦闘行為の一つとみなしうるのではあるまいか。

軍事的に戦闘行為とみなせるのであれば、自衛権の発動が正当化されます。

 

しかしながら、国際法的には、戦闘行為とみなすことは、おそらく難しいです。

 

そもそも、相手方が誰であるかを調べることも、相手方の意図を証明することも難しいし、時間がかかります。

 

 

かように考えると、国際法の議論が、軍事上のサイバー領域の拡大に追いついてきていない感じですね。

 

 

話はかわりますが、

歴史を勉強しているとつくづく感じるのですが、戦争の可能性というものは、意外と身近なところに存在していて、これを防ぐためには、あらゆるレイヤーで、不断の努力をし続けなければならないのだな、と思います。

強力な自衛力の保持こそが、戦争を防ぐことに繋がります。

我が国が、外国からの侵略を防ぐために精強な自衛隊を保持しているのと同じように、外部からの攻撃に対して強固な証券市場のシステムを保持することも、戦争を防ぐことに繋がります。


蕨市戦没者追悼式がございました。

本日2016年10月13日(木)、蕨市戦没者追悼式がございました。

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家族や故郷を守るため、祖国に命を捧げた偉大な先輩方に、感謝の誠を捧げました。

再び皇国興廃の危機があれば、悠久の大義に生きる先輩方の後に続いて戦い、一死君国に奉ずる覚悟を新たに致しました。


英国のEU離脱

先日の英国におけるEU残留か離脱かを求める国民投票において、英国がEUを離脱することが確実な状況になりました。

個人的には、まさか離脱派が勝つことはないだろう、と腹の中ではたかをくくっていたので、かなりびっくりです。

これが何を意味するかというと、単純に、欧州における国家間の戦争の危機が高まる、ということです。

 

 

EU、というか、EEC設立以来の欧州統合の本質は、非軍事的な集団安全保障体制です。
(集団安全保障体制は、集団的自衛権とは全く異なる概念です)

欧州は、わずか数十年前まで、お互いに血で血を洗う戦争を繰り広げてきました。

欧州の国家間の戦争を防ぐために編み出された方法が、「統合し続けること」でした。

欧州統合の本質は、経済同盟ではありません。経済同盟は、あくまでも欧州統合の一要素に過ぎません。

 

現下の、欧州における社会不安の最大の要因は、移民問題です。
移民問題に関する詳しい分析はしませんが、現下の移民問題のほとんどは、シェンゲン協定を破棄ないし一時停止すれば、解決するものです。

欧州の多くの人は、「人の移動の自由」が欧州統合に絶対不可欠なものだと思い込んでいるようですが、そんなことはないのではないでしょうか。

「人の移動の自由」は、欧州統合の一側面の、更にその一要素に過ぎません。

 

ということで、英国のEU離脱は、個人的にはかなり残念です。
欧州における戦争は見たくありませんね。

 

 

 

2016年5月のGWに、国民投票直前の英国を初めて見てきましたが、ナチスドイツと戦った遺跡だらけですね。

ロンドン市内は想像以上に多民族なのも驚きました。

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セントポール大聖堂前のブリッツにおける消防士記念碑。

セントポール大聖堂は、救国の偉大なネルソン海軍提督(我が国における東郷平八郎大元帥のような存在)の遺骸が地下の中心部に安置してある。靖国神社みたいな感じ。

空襲に備えて消防団が24時間態勢で聖堂内で待機したそうです。

ブリッツとは、ナチスドイツによるロンドン空襲のこと。米軍による東京大空襲のような組織的な大虐殺ではなく、場当たり的なものだったみたいだけど。

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首相官邸の目の前の大通りの中央分離帯にある記念碑。

銃後で戦った女性の記念碑、ということだと思う。

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ロンドン市内のバッキンガム宮殿近くの公園内にある、爆撃機隊の記念碑。

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ロンドンから特急電車で4時間の軍都バロー・イン・ファーネスの駅もブリッツの攻撃を受けたようだ。不幸にも命を落とした駅職員の慰霊碑。

バロー・イン・ファーネスは、ヴィッカース社のドックがあった街。
海軍が拠点を置いていたわけではないみたいだけど、佐世保みたいな感じかな。

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バロー・イン・ファーネスのドック跡。

そのものではないけど、ほぼこの近くにあったヴィッカース社の別のドックで、戦艦三笠や戦艦金剛が建造された。

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こんかうちゃんの模型。
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初訪問の英国では、チャタムとかポーツマスとか海軍のいろいろな遺跡を巡ってきたので、別の機会に写真アップします。