蕨市内の新設認可保育園 アートチャイルドケア蕨を見学しました。

先の蕨市議会3月定例会で取り上げたように、蕨市においても保育サービスの供給不足が続いており、待機児童問題は深刻です。

参考記事:
【蕨市議会】3月定例会一般質問(4) 待機児童解消に向けた自治体保証型昼間里親保育マッチングサービスの立ち上げについて

 

この4月1日より、蕨市錦町1丁目に民営の認可保育園であるアートチャイルドケア蕨が開園しました。
サービス開始おめでとうございます。

私個人的には、幼稚園にははるか昔に通った経験がありますが、保育園は未体験でしたので、2013年4月5日(金)、見学させてもらって来ました。
(以下、写真撮影無しを条件に見学させてもらいましたので、写真はありません)

 

認可保育園の仕組み

国が定めた基準に従い、自治体(市町村)が認可をして、補助をするものです。
入園するためには、親が働いているかどうか、収入は幾らかといった審査があります。単純な先着順や抽選ではありません。
入園の受付、審査は、保育園自身ではなく、自治体(市町村)が行います。
保育料も、ご家庭の収入によって異なります。保育料は、認可保育園以外の保育園(無認可保育園)と比べると、概ね安いので、人気があり、常に定員いっぱいです。
ご家庭によっては、兄弟姉妹が別々の保育園に通っている、という場合もあるようです。
各施設は、定員毎に受け入れ人数が決まっています。子供が小さければ小さいほど手間が掛かるし、人手を掛ける必要があるためです。幼稚園と同じように、年齢別のクラス構成となっています。

 

アートチャイルドケア蕨の施設概要、中の様子

  • 大きな駐車場、子供は市内から
    親が送迎するのが前提なので、大きな駐車場があります。
    幼稚園であれば、通常は送迎バスがありますが、保育園の場合は、保育時間(スタートとフィニッシュの時刻)が子供によって異なるので、そもそも送迎バスは無いのが通例とのことです。
    子供は、蕨市内の子が中心です。
  • セキュリティしっかり
    入り口は大きなガラスの自動扉ですが、カメラ付きインターホンで名前を名乗って、内側からセキュリティロックを解除してもらう形式でした。不審者が入り込まないようになっています。
  • 木が中心の内装
    新築の芳しい香りが漂っていました。
    床や壁は木が中心で、いい感じです。
  • プラズマクラスターイオン発生機完備
    天井に埋め込むタイプのものが全室に完備されています。ちょっと見学しただけでは違いは分かりませんが、親の評判はいいとのことでした。
  • 庭が2つ
    砂利敷。庭は中心に向かってゆるやかに凹んでいて、中心には排水口がありました。
    花や樹はまだ植わっていませんね。
  • トイレがかわいらしい
    小さい子供用のトイレなので、おまるの常設版のような感じで、かわいらしいです。
    男女共用。基本的に、お互いに見えるようなオープン構造ですが、大きな子供用に、壁があって個室形式になったものも一部あります。
    小さな子供用には、教室内にもトイレが設置されていました。
  • キッチンがある
    認可保育園としては必須の施設です。
  • 先生は、市外から電車で通っている人が多いらしい
    市内の人の方が少ないそうです。
    最寄りは埼京線戸田駅ですが、歩くと10分以上かかりますね。バスも(おそらく)ほとんどないので、戸田駅から歩いてきている方が多いとのことです。
  • 年齢別クラス
    0歳児  1歳児  2歳児    3歳児    4歳児    5歳児
    9     18    18      20      20      20
    市のwebサイト上では、年齢別の定員は↑のように書いてありますが、今のところは、小さい子供用の定員を増やし、5歳児クラスは設けていないそうです。(教室が一つ余っています)
  • 教室の中の様子
    伺ったのは11時半くらいで、ちょうどランチタイムでした。
    1,2歳くらいの教室では、ドアを開けて挨拶すると、「お父さんはどこーーーー!?」と、泣きべその子もいました。訪問日は、まだ保育が始まって5日目でしたので、慣れていない子が多いようです。
    0歳児の教室では、やはり先生の数が多いですね。
    アテンドしてくれた方が、「ここは戦場です」と言っていました。
  • 各部屋はけっこう広く感じた
    認可保育園なので、子供の人数当たりの教室の広さ、先生の配置数は厳密に定められており、それに従って建築されています。個人的には、かなり広々と感じました。

株式会社アートチャイルドケアについて

http://www.the0123child.com/
引越し業界のパイオニアアート引越センター(アートコーポレーション株式会社)のグループ企業です。親会社は、今はMBOして非上場ですが、以前上場していたので、IR資料が充実しております。
引越し事業(本体)の売上高営業利益率が9.1%であるのに対して、保育事業(チャイルドケア社)のそれは4.3%です。
IR資料の中では、保育事業を新しい収益の柱に育てていく、と謳っています。
現時点ではそれほど利益率の高くない保育事業をなぜ抱えているのか?
規模の経済が働くのか?しかし既にアートチャイルドケア社はかなり全国ネットワークで他店舗展開しており、業界大手と言ってもいい規模です。これ以上の規模の経済があり得るのだろうか?
立志伝中の人物である女性創業者の思い入れによる、社会貢献の一環としての事業なのだろうか?
この辺はナゾであります。

 

なかなか貴重な体験でした。
今後の教育政策を練るにあたっての参考にします。
アテンドしてくださった笑顔の素敵なHさん、ありがとうございました。


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