蕨市議会 2015年3月定例会の一般質問通告しました。

掲題の件、以下の内容で昨日の締切間際に発言通告しました。
この度の定例議会は、任期4年間のうちの、事実上の最後となりますので、総花的に様々な分野を扱っております。

私の出番は13番目とのことですので、おそらく、
2015年3月15日(木) 午後イチ 13時~
になるかと存じます。

 


財政の将来予測について

以下の将来予測は。

市税
市税を含む自主財源
経常経費
財政力指数
経常収支比率

以下の現時点でのストックは。

現実的に売却可能な有形固定資産の総額と内訳。簿価と時価が異なる場合は、それぞれ
基金残高の総額
借金の総額
借金のうち、将来への投資的性格をもつもの・過去の政策上の失敗によるもの・その他の比率と内訳

現時点での受益者負担比率は。

 

財政健全化の方針について

最終的に目指しているゴールは何か。
借金総額は、幾らまで減らすのか。

 

将来への投資の方針について

歳出のうち、将来への投資的性格をもつものは何か。
将来への投資の方針は。

 

指定管理者制度導入の効果について

指定管理者制度を導入した既存施設において、効果はどうだったか。
制度導入前後の、以下のそれぞれの違いは。

人件費を含む運営経費
スタッフ数
利用者満足度
利用者数・利用件数
サービス内容と質

本市の各種行政サービスのうち、法的、制度的に、指定管理者制度に移行可能なものは何か。
本市の各種行政サービスのうち、法制度を整備した後に、市場化テストの導入可能なものは何か。

保谷コメント:
財政の将来予測、財政健全化(借金減らし)の方針、将来への投資の方針は、現市長の、財政に関する戦略レベルでの考え方を問うものです。
現市長は「借金を減らす」ことを公約に掲げています。
過去の失政による借金は、いつかは清算しなくてはならないものです。

しかし、他方で、商人的・ビジネスパーソン的には、これだけ金利が低い昨今、リターンが得られる将来の投資のための借金であれば、クレジットラインmaxまで借りないのは逆にもったいない、という考え方もあります。
日本人は、借金嫌いが多く、「借金をとにかく減らす」という政策は支持されやすいのですが、そのために、将来のための投資を絞り込むのであれば、本末転倒です。
私が見たところ、現市長は、ポピュリズム的発想から、支持を受けやすい「借金を減らす」という方針を掲げているだけで、そのために、逆に、本来必要な、将来に向けての投資を絞り込んでしまっています。その根底には、10年、20年、30年といった長期でのグランドデザインはありません。
この点を明らかにすることを狙った質問です。

指定管理者制度というものは、公共サービスの一部を競争入札の上で民間にアウトソーシングすることによって、コストダウン+αを狙うという手法で、蕨市でも既に市民体育館・プール、市民会館などで取り入れられています。
移行前後を比較すると、コストダウンが実現していることは明らかなのですが、人件費を含めてどのくらいコストダウン出来たのかが今ひとつ決算書を経年で見ただけでは分からないので、これを定量的に明らかにするものです。
そのうえで、今後、他の分野にこの制度を拡大していくのかどうか、政策を練る上での参考にします。

市場化テストというのは、官民競争入札です。私もよく分からないので、今回いろいろ調べてみたのですが、国レベル、県レベルでは様々な事例があるものの、市町村レベルではあまり成功事例が無いぽいです。

 

 

公共施設等マネジメント白書について

松原会館もファシリティ・マネジメントの対象に含めるべきと考えるがどうか。

保谷コメント:
この定例議会で審議されている、新年度(2015年度)予算において、公共施設のファシリティマネジメントに関する予算がつきますが、対象となっているのは、市本体が保有している建物とインフラ(水道、道路、街灯など)のみで、社会福祉法人蕨市社会福祉協議会(=社協)の所有物である松原会館は、今のままだと対象とならない予定です。
実態としては、松原会館は西公民館と建物が連結していて、松原会館の一部の部屋が西公民館に提供されているなど、一体となって利用されています。
松原会館の建物は、老朽化しており、耐震診断結果もダメダメなので、対策が必要です。第一義的には、所有者である社協が立替なり改修なりをしなくれはならないのですが、実態としては市の公共サービスの一部を社協が担っている上に、社協は収益事業を行っていないので、立替や改修を行うための内部留保もないし、借り入れを起こすことも出来ません。市が負担をするしか解決策はありません。現市長の方針は「松原会館は、社協のモノなんだから、市は無関係。そっちでやって」というものですが、それは無理です。

私見ですが、この種の勤労者会館、児童館、老人福祉センタの類は、そのセグメントの市民だけを集めてサービスしていく、という発想に基づくもので、昔はこれが良いとされていたようなのですが、現在は、子どもやお年寄りをごちゃまぜに同じ施設を使ってもらう、というのがトレンドのようです。子供はお年寄りに教えてもらえるし、お年寄りは子供から元気をもらえるし、お互いにハッピーという発想のようです。戸田市が現在改築工事中の上戸田福祉センターも、同様の発想に基づく複合施設です。
西公民館と松原会館は、いずれは融合して一体として管理・運営していくことがベターかと思料します。

これは錦町の地元ネタ。
やはり地元ネタはやらないと。特に、任期最後の定例議会なので、地元のために頑張ってますアピールが必要なのです。 

 

錦町土地区画整理事業の進捗見込みについて

進捗が遅れている大きな理由は。
今後の長期的な進捗見込は。
国庫補助金獲得の今後の見込みは。
一般会計からの繰入の今後の方針は。
市債起債の今後の方針は。

 

見沼代用水の環境整備について

水が流れない、汚い、臭いという現状の問題点の市当局の認識について。
問題改善のための今後の方針は。
見沼代用水土地改良区に改善を求める交渉の進捗は。

保谷コメント:
錦町区画整理と見沼代用水も地元ネタ。
正直、どういう答弁が返って来るかはだいたい想像出来るものです。

 

生活保護制度と生活困窮者自立支援事業について

生活保護について。

直近の申請者数、受給者全体の世帯数・人数、世帯類型別世帯数・人数、保護率、扶助費は。
不正受給が判明した件数、内訳は。
ケースワーカーの人数の推移は。

生活困窮者自立支援事業について。

目的は何か。どのようなものか。
運用に関わる組織・人員体制は。
財源は。
生活困窮者をどのようにして見つけ出すつもりなのか。
事業の対象者選定の審査基準、運用体制は、本市独自のものなのか、国・県等から指針を示されるものなのか。

生活保護制度と生活困窮者自立支援事業の関係は。
制度、対象者、対象者審査プロセス・基準、提供内容の違いは。
生活困窮者自立支援事業の導入に伴い、生活保護の審査基準に変化はあるのか。
既存の生活保護受給者への支給を打ち切り、生活困窮者自立支援事業に回すことがあり得るのか。

生活保護制度の審査と運用に対する、市民の不信感、公正ではないという不満・怒りを認識しているか。
これらに、どのように対応してきたのか。

生活保護制度の受給審査の透明性、公正性確保のために、審査プロセスを担当部署の現場から切り離し、認定審査会形式の導入などを検討してはどうか。

保谷コメント:
生活保護については、今回は、私が所属している保守系会派:新生会に、あるご支援者の方から、「不正受給がまかり通っていて、けしからん!」というご意見があり、これに応える形で質問するものです。この方以外からも、制度に対する、不満、不信の声をお寄せいただくことが多々あります。
生活保護については、国の制度そのものに欠陥があるものと思料します。しかし、あくまでも法定受託事務(国からの下請けの仕事)なので、蕨市独自で判断をして、審査の基準なりワークフローなりを変えることは出来ないようです。
審査のプロセスをオープン化すれば、かなり解決するのですが、もちろん個人情報は保護しなくてはならないので、これも出来ません。
一つの解決策として、個別外部監査の導入と、市独自の厳しいガイドライン・要項の設定を、以前の定例議会で提案致しました。今回は、マクロの統計データ(受給者世帯数、金額など)を月次など細かく情報公開していくことを提案するつもりです。

 


発言通告書、全機発艦。


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