東京23区が家庭ゴミ収集有料化を検討

本日付けの読売新聞の記事より。

 

 

目的は、税収増ではありません

ゴミの減量です。

指定ごみ袋の料金を1リットル当たり1円にすれば、排出量は約1割減ると試算

既に多くの自治体で先行導入されており、東京23区が初めてではありません。

指定ごみ袋以外のゴミ収集を受け付けないこととして、指定ごみ袋を有料で販売する、というやり方が一般的です。

 

環境省の資料によると、

愛知県知多市では、家庭系ごみ有料化導入後に家庭系ごみ排出量が前年度比約16%減とのことです。

 

 

これらの試算や先行事例が示すように、SDGsの観点から、ゴミ減量のための手段として、家庭ごみ有料化はとても有効です。

 

 

低所得者対策(低所得者の負担を軽減する施策)としては、例えば、低所得者には「有料ゴミ袋」を年間◯枚無料で配布する、などの方法が考えられます。

 

 

もちろん、反対意見もたくさん出てくるでしょう。

どんなに素晴らしい効果が確実に得られる政策だとしても、たとえ1円でも自らの負担が増えるのであれば、反対する人は必ず出てきます。

反対意見を封じ込めるために、戸別ゴミ回収制度(各家庭は、ごみ収集所にゴミを持っていく必要ななくなり、家の前に置いておけばいい)を同時に導入し、バーターとする、という手法が取られることもあります。もちろん、戸別ゴミ回収制度を導入するためには、膨大なコスト増となります。

 

 

 

 

 

 

私個人的には、蕨市において、家庭ごみ回収有料化には、賛成ですね。

料金体系や、低所得者対策など、細部は詰めなくてはなりませんが、概ね、方向性としては賛成です。

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しかしながら、いろいろなご意見があろうかと思います。

是非とも、皆様のご意見をお聞かせください。

蕨戸田衛生センター組合議会が開かれました。

本日2014年5月15日(木)、蕨戸田衛生センター組合議会が開かれ、会期1日で終了しました。

蕨戸田衛生センターは、蕨市と戸田市の、ゴミ処理・リサイクル・し尿処理のための共同事業です。複数の自治体によるこのような共同事業体を、一部事務組合と呼びます。一部事務組合の意思決定は、構成する自治体議員の出向による組合議会において行われます。

 

今回は、組合議員報酬の削減、職員の住居手当体系の変更の2点のみで、特に大きなトピックスはありません。

 

運営者による報告の中で、特記すべきは以下2点。

 

  • 余剰電力販売は順調

焼却炉でゴミを燃やすときの熱で発電をしています。この自家発電で、衛生センター自体の電力消費をまかなっているのですが、余った分をPPSに販売しています。

25年度は173kwh、1,081万円で、順調とのこと。
この数字、今時点までの実績値なのか年度全体の見込み値なのかは聞き漏らしました。また、予算に対する達成率は、今手元に予算書がないので不明(後で追記します)。

ところで、余剰電力はPPSに販売しているわけですが、蕨市、戸田市ともに、この同じPPSから電力購入しているんですよね。

よく考えてみたら、わざわざ中間業者を通さずに、直で余剰電力を蕨市、戸田市の公共施設に送ることは出来ないのかな?

・蕨戸田衛生センターの近所には、両市の公共施設はない。
・最寄りの公共施設まで送電線を引くのにお金が幾らかかるか分からないが、おそらく自前で送電線を保有するのはペイしない。
・PPSも東京電力から送電グリッドをレンタルしているはずで、蕨市、戸田市、蕨戸田衛生センター組合が、同じように送電グリッドをレンタルすることは出来ないのだろうか?

機会があればコスト感と、何年くらいでペイするのかちょっと調べてみようと思います。

 

 

 

  • 焼却炉の中から大量の金属類が見つかって修理が必要

焼却炉が調子悪いので中を見たら、大量の金属類が見つかったとのこと。
分別せずに「可燃ゴミ」の中に金属類を一緒に入れて捨ててしまった不届き者がいて、焼却プロセスの中の分別装置で分別しきれなかった分が溜まってしまったようです。

1週間の除去工事が必要で、この間、焼却炉が使えなくなるとのこと。
(焼却炉は1台だけではなく、いくつか持っている)

今後は、ゴミの分別の啓発活動に力を入れるとのことですが、まー、現実的には、悪意はなくても、ホチキスで綴じた書類を可燃ゴミとして捨ててしまうようなことはよくありますので、エンドユーザがゴミを捨てる段階で100%分別するのは難しいですよね。

合わせて、焼却プロセスの中での分別装置のカイゼンを期待したいです。

蕨戸田衛生センター組合議会が始まりました。

昨日、2014年2月13日(木)、蕨戸田衛生センター組合議会の定例会が始まりました。

 

蕨戸田衛生センター組合について

蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市が、共同でゴミ処理、し尿処理、リサイクルを行うための一部事務組合です。
トップは、管理者と呼び、蕨市長と戸田市長が交代で務めているようです。

市などの自治体と同じように、議会が存在します。
蕨市と戸田市のそれぞれの市議会議員が、10名ずつ出向して、計20名で構成されております。

 

議会で話し合う内容

一部事務組合は、まさに自治体と同じなので、条例が存在し、予算と決算が存在します。
議会では、条例案や予算・決算について審議して採決します。

 

今回の定例会のトピックス

・年度の終わりの帳尻合わせのための、25年度補正予算案
・新年度である26年度予算案

が中心となります。

ゴミ処理、し尿処理、リサイクルは、日常の生活に密接に関係する仕事です。
昨日と同じことを、同じように今日も行っていく、というルーチン業務であり、いかに問題なく運転していくか、ということが重要です。

予算は、去年と比べて大きな変化はありません。
施設・設備は使っているうちに老朽化して、修繕をしたり、時期が来たら作り替え・買い替えをしなくてはなりませんが、ここしばらくはその時期ではないので、その必要はありません。

ということで、予算案は、2つの委員会に付託され、私が所属している総務委員会に付託された部分については、反対はなく、採決の結果、原案通り可決すべきものと決しました。

 

その他トピックス

  • 回収資源売り払いについては、単価が上昇傾向

様々な回収資源を売っています。ここしばらくは、数量は一定であるものの、単価が上昇傾向にあるとのこと。景気が上向いていることに連動しているようです。

  • 昨年末に発電設備が故障したものの、すぐに復旧

ゴミ焼却施設では、ゴミを燃やす熱で自家発電して、その電気で設備の運営を賄っています。昨年末に、突然発電設備が故障したとのこと。原因は整流器の故障で、maxで2ヶ月間発電設備が動かせない可能性もあったのですが、迅速な修理によって停止期間は12日間で済んだとのこと。この間、一日当たりの電気代は60万円かかりました。
今回は、突然の故障ゆえに、最初はどこが壊れたのかも分からなかったようですが、すぐに直ってよかったですね。重要なパーツについては在庫を持っているそうです。

  • ISO14001更新

2月上旬に審査があり、無事にパスしました。

  • リサイクル品販売

家具類のリサイクル品販売は、2月17日(月)-22日(土)に行われる予定です。家具が中心で、250点をオークション形式で売りに出します。
蕨戸田衛生センター組合:市民の皆様へ 再生家具の売払い

 

蕨戸田衛生センター組合議会が閉会しました。

2013年2月19日(火)に開会した、蕨戸田衛生センター組合議会は、本日2月28日(木)に閉会しました。

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※ 蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市の共同による、ゴミ処理・リサイクルのための一部事務組合(=共同事業体)です。
ゴミ処理は、大きな設備投資が必要なので規模の経済が働くために、複数の自治体で共同事業化することが多いのです。しかしながら、市内全域からゴミ収集車で施設に運んでくる物流コストがかかるために、大きければ大きいほど良いという訳でもなく、2,3程度の自治体で共同事業化する例が多いようです。

 

市議会と同じく、この時期なので、新年度(平成25年度)予算を話し合い、決めました。

ここ数年掛けてゴミ焼却施設の延命化工事が一通り終わっておりますので、直近では大きなトピックスはありません。
今後の中期的な課題はゴミ焼却施設をいかに長持ちさせるか、そのためにいかにゴミを燃やす量を減らすか、ということになります。

  • 焼却灰の埋立地は、従来の小諸、寄居に加えて、分散化のために日光の施設にも委託することになりました。
  • 福島第一原発事故に由来する分析調査代、処理代などの費用一切は、東京電力に請求しています。
  • リサイクルフラワーセンターは、近所から臭いの苦情がありましたが、対応工事をして、臭いはOKとなりました。
  • 燃やすときの熱を使って自家発電していますが、余剰電力を売るようにします。
    仮に余剰の半分として、年間で475万円の売上になると見込んでいます。
  • 川口市のゴミ処理施設工事のために、家庭ゴミを受け入れました。
    2,500tで、5,089万円の売上となりました。