ゴミゼロ 緑川のゴミ浚い

ゴミゼロ運動 「さわやか環境の日 クリーンわらび市民運動」というイベントが、全市的に年2回、町会単位で行われております。

 

本日、令和6年(2024年)6月2日は、塚越五丁目町会のゴミゼロに参加させていただきました。

 

この町会では、ゴミゼロ運動において、地域内を流れる緑川のゴミ浚いを行っています。

 

20240602 塚越五丁目町会ゴミゼロ 緑川ごみ浚い

胴付長靴(胸までの長さがあるゴム長靴。釣り師が着ているようなイメージの、オーバーオール型長ズボンと長靴が一体化しているようなもの)を着て、二の腕までの長さがあるゴム手袋を装着して、塚越親水公園から緑川に入りました。

 

 

 

塚越親水公園脇の、緑川が塚越大通りの下をくぐり抜ける箇所には、金属製のゴミ除けスクリーンが設置されています。

20240602 塚越五丁目町会ゴミゼロ 緑川ごみ浚い

目の荒い金属製ネットのようなもので、大きなものはここで引っかかり、下流に流れないようになっています。

このゴミ除けスクリーンには、大量の空き缶・ペットボトル、ビニル袋に入れられたゴミなどがひっかかっておりました。

これらを柄の長い熊手でかき集め、箱に入れます。

これらのゴミを集めた箱は、川岸の道路上にいる別の方々の手によって引き上げられていきます。

20240602 塚越五丁目町会ゴミゼロ 緑川ごみ浚い

最終的にこれらのゴミは、すべて浚いました。

 

 

自転車や廃テレビといったサイズの大型のものはありませんでしたが、大量の空き缶・ペットボトル、藻類でみるみるうちに、箱の中は山になっていきました。

空き缶やペットボトルといえども、中に水が入ると水面に浮かばず、水底に沈み込んでしまうのです。何度も熊手で水底を掻いて、ゴミをかき集めました。

 

 

早朝に降ったばかりの雨上がりだったためか、水はどす黒い泥で濁っていましたが、ヘドロの堆積はありません。

作業を行った区間は、川の壁面も底面もほぼコンクリート敷でした。
足裏はコンクリート敷の底にとどきますし、ぬるぬる滑るとか、泥で足が取られる、ということはありませんでした。

20240602 塚越五丁目町会ゴミゼロ 緑川ごみ浚い

雨上がりのためか、それなりの早さで水も流れていました。

緑川には、基本的には雨水排水は流れ込んでいないはずなのですが、多少は入ってきていることによるものかと思います。

川の壁面のコンクリートには、多数の穴が空いており、土の中を染み込んできた程度の排水が流れ込んでいるものかと思います。

 

 

生物もわずかながら生きており、

タニシは多数おりました。
シジミもいたそうです。

全長20cmくらいの亀も見かけました。
これは、以前より住みついているとのことです。

 

 

大金は出てきませんでしたが、年金手帳、パスポート、国際免許証、マイナンバーカード、キャッシュカード、銀行預金通帳、米ドルコイン、スマートフォン、病院の診察券などは拾い上げられました。

町会役員より警察にお渡ししましたが、空き巣被害による盗難品も含まれていたそうです。

現金のお札だけ抜き取って、これらは川に投棄されたようです。

 

いやはや大変な作業でした。

塚越五丁目町会では、毎年2回ゴミ浚い作業を行っているとのことで、頭が下がります。

 

20240602 塚越五丁目町会ゴミゼロ 緑川ごみ浚い

常にゴム手袋をはめておりスマホを取り出せなかったため、作業中の写真は無し。

撮影してくれていた方がいましたので、後で写真データを受け取りましたら追加掲載します。

→ 【2024/6/3】写真と解説文を追加しました。

 

 

 

以下の2枚の写真は、令和6年(2024年)5月24日(作業日の9日前)に撮影したものです。

20240524 蕨市塚越5丁目地内の緑川

この日は、川底に多少の泥が堆積しているのが見えますが、水は透明でした。

 

20240524 蕨市塚越5丁目地内の緑川

カゴに入ったゴミが半分沈んだ状態で投棄されていました。

藻類が繁茂している姿も見て取れます。


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