県南七市治水大会、荒川の第2,3調整池の進捗

先日、2018辺7月25日(水)、県南七市治水大会がございました。

埼玉県南部の7つの市の市議会議員、県議会議員、国会議員と、行政当局の市長・土木関係部署長が全員集合して、この地域に共通する治水の課題について、解決を求めるアピールをするという、毎年恒例のイベントです。

20180725_152509390

毎年開催しているものの、マスメディアに取材されてニュースとして掲載されることもなく、正直、どのくらい実効性があるのか心もとないのですが、今回の説明の中で、気になるものがありました。

 

 

平成30年度(今年度)から、荒川第二・第三調整池が新規事業化された?

DSC_0249

これほんと?
「新規事業化された」ということは、つまり、国の予算がついて、事業(調整池を作る、数年度に渡る大きな一連の土木工事のプロジェクト)が動き始めた、ということです。

基本的に、役所はサンクコストを嫌うので、かつての民主党の事業仕分けのようなことがない限りは、一度動き始めた事業は、完成するまで止まることはほぼありません(と、私は認識しています)。

 

 

荒川第一調整池とは、彩湖のことです。


厳密に言うと、彩湖だけではなく、彩湖を含めて、荒川彩湖公園(さいたま市)、彩湖道満グリーンパーク(戸田市)や周囲の堤防を含めたこの辺り全体を指します。

 

ランニング好きの私のホーム練習コースでして、週に数回は走っております。

DSC_1447

2018年5月、夕暮れ時の彩湖。

 

 

湖の水量は、人工的に管理されており、大雨の心配があるこの時期は、水量がかなり下がっております。
実は昨日も酷暑炎天下を走ってきましたが、湖面が生臭くなっていて、珍しくも水を循環させるために噴水が稼働していました。

 

大雨の時は、ここに荒川の水を流し込んで、洪水を防止する機能を果たします。

 

 

「第一調整池」という名の通り、さらに追加の土木計画があり、それが「荒川第二・第三調整池」です。

従来は、あくまでも机上の計画の段階にとどまっていて、予算がつくことがなく、時期未定のまま事実上止まっていました。

国交省 webサイト : 社会資本整備審議会 河川分科会 事業評価小委員会 第10回事業評価小委員会(平成30年3月5日)配布資料、荒川直轄河川改修事業(荒川第二・三調節池)<大規模改良工事>新規事業採択時評価 説明資料

 

ざっくり説明すると、彩湖の上流に、さらに2つの大きな調整池を作る、という計画です。

数百年に一度の確率で、大雨によって荒川が氾濫し、甚大な洪水災害を及ぼす可能性があり、これを防ぐためのものです。

荒川左岸の堤防が決壊したら、蕨市も全域が1mくらい浸水する可能性があり、しかもその場合の被害面積はかなり広範囲に渡ることが予想されるため、自衛隊や他都道府県による迅速な支援は望めません。

 

ということで、この「平成30年度からの荒川第二・第三調整池の新規事業化」は、蕨市民にとって、とても素晴らしいニュースのはずなのですが・・・

これ、ほんと?
ほんとに事業化されたの??
ほんとに調整池を作り始めるプロジェクトが動き始めてるの???

冒頭で述べたように、「新規事業化された」ということであれば、国の予算がついたはずなのですが、国交省や埼玉県のwebサイトを検索しても一切情報がヒットせず。マスメディアで報道された形跡もありません。
どうなってんの、いったい???

更にいろいろ調べてみます。

 

【追記】続編は↓こちら

hoya_t blog 2018/8/9 : 既設の荒川第一調節池と、今年度から作り始める荒川第二・第三調節池


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください