珠洲市内へ。
珠洲といえば、ミドル距離の珠洲トライアスロンに2回出たことがあります。
ランのエイドに置いてあるスイカが甘くて絶品でした。
暑かったけど、楽しい大会でした。
レースそのものよりも、フィニッシュ後に眠気と戦いながらクルマを延々と運転して帰るのが何より辛かったことが思い出されます。
傾き、あさっての方向を向いたままの信号機。
市内の建物倒壊率は、七尾市や輪島市よりも高いように感じました。
この街も、ぎりぎりクルマが通れる程度の幅を残して道路上からガレキを除けただけで、ガレキ撤去作業はほとんど進んでいません。
古い家屋が多く、ほとんどすべての家が多かれ少なかれ被災しているように見えます。
半島内の各市中心部を回りましたが、どこも復興どころか、ガレキの撤去作業がほとんど進んでいません。
重機やダンプカーなどの姿すら見かけませんので、作業が進んでいる様子もありません。
30cmほども隆起したマンホール。
見附島(軍艦島)。
珠洲トライアスロンのラン折り返し地点がここでした。
もはや軍艦のような威容ではなくなり、ただの島になってしまいました。
(能登半島地震被災地の写真レポートは、このエントリで終わり)
あらためて、被災した方々には心よりお見舞い申し上げます。