輪島市中心部へ。
道の駅に隣接して設けられた仮設住宅。
バリアフリー構造になっています。
市内では、ドラッグストア、ガソリンスタンド、スーパーなどは平常通りの営業を行っております。
多数のパトカーがパトロールしていました。
全国各地から対口支援が入っており、たまたますれ違ったパトカーは、鹿児島県警のパトカーでした。
多くの建物が傾いています。
斜めに傾いた電柱。
倒壊した建物の比率は、七尾市中心部より多く感じます。
ぺちゃんこに倒壊し、ガレキが道路にまではみ出ていますが、撤去されずにそのままになっています。
輪島塗の五島屋本社ビル。
1973年築、7階建て、RC造。
基礎部分がすっぽ抜けるような形で倒壊しています。
基礎の鉄筋類が見当たりません。
建築工学的にはこのような倒れ方は考えられないようで、まだ倒壊のメカニズムについて調査研究中のようです。
大規模な火災が発生した朝市地区へ。
まだ少し焦げ臭さが漂います。
不思議なことに、電柱と電線は残ってます。
自動販売機が横倒しになっています。
空き地は雑草が繁茂していました。
空調設備の室外機。
ガレキは雨ざらしのため、赤錆だらけになっています。
なんともショッキングな光景が一面に広がっていました。
重機が入ってガレキ撤去作業をしている建物が一箇所だけありましたが、ガレキはほとんど手つかずでそのままになっています。
復興支援のために、輪島塗のお椀でも買って帰ろうかと考えていたのですが、開いているお土産屋は一軒もありませんでした。
(続く)