公社特別委視察:障害者支援施設 皆光園

総選挙の最中ですが、埼玉県議会 公社事業対策特別委員会の視察で、障害者支援施設 皆光園を訪れました。

深谷市郊外のネギ畑の中にあります。

20260205 公社事業対策特別委員会視察 障害者支援施設 皆光園

余談ですが、高校生の時の同級生に、深谷市から通っていたネギシ君という子がいました。ネギっちゃんというニックネームで呼ばれていました。

 

 

この施設は、県が100%出資している、埼玉県社会福祉事業団が運営しています。

 

 

社会福祉協議会と社会福祉事業団の違い

役割、立ち位置としては、ざっくり分類すると、

社会福祉協議会(社協) 民間寄り、ソフトウェア中心
社会福祉事業団 行政寄り、ハードウェア中心

 

蕨市においては、かつては(私も市議会議員初当選以前の話なので、詳しくは知らないのですが)、

・蕨市社会福祉協議会(社協)
・蕨市社会福祉事業団

の2つが併存していました。

 

蕨市のその後、社会福祉事業団を解散し、社協に吸収される形で統合されました。

全国のほぼ全ての市町村では、2000年前後に、このようなパターンの吸収合併が行われました。

 

県や、政令市では、規模が大きなハードウェア(施設)運営を引き続き行う必要があるために、社会福祉事業団が残されています。

 

 

皆光園

重度の身体障害者の方々の生活施設です。

入所者にとっては、事実上の「終の棲家」となることが多いようです。

定員は50名で現在は満員。若干名の待機者も生じており、ニーズの高さをあらためて実感しました。

建物内部は、ユニット型特養のようなイメージです。

 

 

採用難に悩んでいる

福祉分野全体が深刻な人手不足に直面する中、同施設でも採用難が大きな課題となっています。

20260205 公社事業対策特別委員会視察 障害者支援施設 皆光園

一方で、全居室に天井走行式介護リフトを導入することで、従来は2人で行っていた利用者の移動介助が、1人で可能になっているとの説明を受けました。

現場の負担軽減と安全性の両立に寄与する、重要な取り組みです。

 

 

埼玉県はロボティクス産業を政策的に支援していますが、福祉サービスロボットは「既に商品化されている一方で、社会実装が進みにくい」分野でもあります。

人手不足がますます深刻化する今こそ、福祉現場と技術を確実につなぎ、先進的なモデルを県内から作っていきたいと感じました。

 

20260205 公社事業対策特別委員会視察 障害者支援施設 皆光園

委員会メンバの皆様、お疲れ様でした。


わらび健康まつり・歯ッピーわらび

令和7年(2025年)10月26日(日)、蕨市民体育館におきまして、

わらび健康まつり・歯ッピーわらび

が開催されました。

 

20251026 わらび健康まつり・歯ッピーわらび

蕨市の医師会、歯科医師会、薬剤師会、民生児童委員協議会、保護司会、母子愛育会など、医療・保健・福祉に関わる多くの団体が一堂に会し、市民の健康維持・増進をテーマに毎年開催しているイベントです。

 

 

測定コーナーでは握力のほか、足の親指と人差し指の間の力、舌の力など、かなり専門的で珍しい測定もありました。

自分自身の身体の老化を意識させられる、学びの多い内容でした。

日頃からトレーニングしているし、「せめて、同世代の平均以上だろう」と思っていても、いつの間にか劣化していたりすることも、あるんですね~。

 

 

あいうべ体操

中でも印象的だったのが「あいうべ体操

「あー」「いー」「うー」「べー」と、1日1分程度、口や舌の筋肉を動かし、鍛えることで鼻呼吸を促す体操です。

鼻呼吸を身につけることで、

  • インフルエンザ・風邪などの感染症予防
  • 口の乾燥を防ぎ、虫歯・歯周疾患の予防
  • アレルギー症状の改善

など、多くの効果が期待できます。

時間もかからず、道具も要らず、どこでもできて、お手軽なのがいいですよね。

お風呂は湿度が高いため、入浴中にやると、より効果が上がるそうです。

蕨戸田歯科医師会が普及促進に力を入れています。

みんなで “あいうべ” を習慣にして、健康づくりを進めましょう。


第24回 日本ALS協会埼玉県支部総会

20250713 第24回 日本ALS協会埼玉県支部総会

患者、ご家族、医療・介護の専門職、医療機器・医療食品メーカなど、立場を超えて多くの方々が参加されました。

 

 

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、全身の筋肉を動かす神経(運動ニューロン)が徐々に壊れていき、筋力が失われていく難病です。脳は正常に働いているのに、手足、呼吸、話す・飲み込む機能などが次第に動かせなくなり、最終的には意思はあっても身体を動かせない状態になります。知覚や記憶は保たれることが多いです。

 

 

脳はしっかり働いていても、身体が動かなくなる――「心は生きているのに、声も出せない」という、極めて厳しい現実と向き合う病です。

 

 

講演の中では、

想像できますか? 便意・尿意があっても自分でズボンを下ろせない情けなさを。

想像出来ますか? 子どもを抱きしめることが出来ない悲しさを。

という趣旨の文言がありました。

 

 

知覚・記憶が保たれる中で、どのように「その人らしい暮らし」を支えていけるのか。

講演と意見交換を通じて、ALSという難病と、それを取り巻く療養環境への理解を深めることができました。