堤防を崩さないようにしよう。

ジョギング好きなので、よく荒川サイクリングドーロや、彩湖に走りに行きます。
今日は、たまたま午前中空いたので、彩湖に走りに行ってきたのです。
(為念、時間が空いたというのは、暇という意味ではなく、未完了のタスクは山盛りであるものの、アポや会議の予定がないという意味です)

201702_彩湖

この時季は、空気が澄んでいるので、富士山がよく見えますねー。
北風が吹く日が多いのですが、今日は気温高めで、まったく風が冷たくありませんでした。

 

 

写真の場所は、彩湖のさいたま市側(上流側)の、荒川に対して垂直に接している堤防のところ。
写真の富士山からちょっと左側、堤防の斜面上に白い土嚢が並べられております。
おそらく、今週中に設置したものかと。

201702_彩湖

近づいてみると、こんな感じ。

よくガキんちょどもが遊ぶ通り道となっており、芝生と表土が禿げ、えぐり取られてしまっています。
この箇所は、季節によっては、ダンボールを尻に敷いて滑ったりしているガキんちょもよく見かけます。

201702_彩湖

看板を拡大。

 

たかだか芝生や表土が剥げて、数cm程度えぐられただけですが、堤防の損傷というのは、本当に大変なことなのです。

いざ大雨のときに、この部分を、ちょろちょろと流れる水が、さらに深くえぐっていき、土の中に浸水し、堤防を壊す可能性があります。

 

参考:

hoya_t blog 2015/12/8 : 蕨市議会 2015年12月定例会の一般質問 # 荒川氾濫に関わる水害対策について

hoya_t blog 2015/11/2 : 消防特別点検

hoya_t blog 2015/9/13 : 台風18号による鬼怒川水害現場

 

尚、どうでもいい豆知識ですが、彩湖は南北に長く、あたかも一つの公園のようになっていますが、さいたま市と戸田市にまたがっているため、実は公園の運営自治体も、さいたま市と戸田市に別れています。
・北側が、さいたま市で、公園名:荒川彩湖公園
・南側が、戸田市で、公園名:彩湖道満グリーンパーク

駐車場も、
・さいたま市:砂利敷だけど無料
・戸田市:舗装してあるけど有料
となっています。

それぞれの駐車場の営業時間も違います。

 

ジョギングやロードバイクのトレーニングをするには最高の環境です。
都内に住んでて日頃狭くてごちゃごちゃした駒沢公園辺りでトレーニングしているラン友を連れてくると、
「こんなに素晴らしい練習環境が家の近くにあるなんて、いいな~」
と、羨ましがられます。

蕨市民としては、よその自治体が費用負担して管理してくれている公園をフリーライド出来るので、こんなに素晴らしいことはありませんw


台風被害など

今週は、台風が幾つか近づいてきました。
そのうちの一つの台風9号は関東に上陸しましたが、関東上陸は11年ぶりだそうですね。

ラジオ報道の中でたまたま耳にしたのですが、台風のサイズが小さい方が、雨が集中して降るそうです。

DSC_1462

2016年8月20日(土)の台風11号のとき。
富士見球場横。
ここは、いつも道路冠水が起こりやすい場所です。

DSC_1466

2016年8月22日(月)の台風9号のとき。
同じく富士見球場横。
(上の写真と同じ場所を、逆向きに走っている)

一面冠水していて、マンホールの穴からぼこぼこと水が吹き出していました。

この後、この場所は、警察と市役所(道路公園課?)がスタッフを配置して進入禁止にしていました。

DSC_1468

国道17号が旧中山道と別れるところ。シェルのガソリンスタンドがある場所。
ここもよく道路冠水するところ。
2~30cmくらい冠水していて、通るのを諦めて引き返す車両もいました。このくらいの水の深さがあると、クルマがゆっくりでも走るときに波が発生し、その波が対向車にぶつかったらフロントガラス一面にばしゃっと水がかかって視界が見えなくなるくらいになります。

DSC_1469

同じ場所。

一番酷いときは写真撮れませんでした。

 

市内では、北町地区に数軒の床上浸水があったとのことです。


消防特別点検

昨日2015年11月1日(日)、彩湖道満グリーンパークにおきまして、埼玉県消防協会蕨戸田支部特別点検が行われました。
要するに、蕨市と戸田市合同の、消防団の観閲式のようなイベントです。
空気が冷たく澄み渡り、風もほとんどなく、晴天に恵まれました。

 

20151101_埼玉県消防協会蕨戸田支部特別点検 

整列して開会の挨拶。

20151101_埼玉県消防協会蕨戸田支部特別点検

消防車で現場に到着して、ホースを伸ばして放水するまでの一連の作業のデモ。

20151101_埼玉県消防協会蕨戸田支部特別点検

放水デモ。

 

消防団は、あくまでもボランティア組織です。
ボランテイアとはいえ、いざ火災の際には現場に飛び込んで命を危険にさらすために、定期的に激しい訓練を行い、練度と規律の高さを大切にしているようです。
例えば、「ホースを持って走る」というだけの動作にも、掛け声を掛けて確認しながら右肩に担いで走る、といったように、定められたルールがあります。いざというときにはその場の判断による臨機応変の対応も必要ですが、それらは必ず定められた基本動作の積み重ねでなくてはならず、基本動作から外れた動作は、事故・怪我に直結する可能性があります。

消防団の活動分野が消火活動だけならば、もちろん高い規律の維持、激しい訓練による練度の維持は必要不可欠です。

しかし、最近、蕨市内の古参の消防団員の方にお話を聞いたのですが、最近は、消防団が消火活動に出動して前線で活動する機会はほとんどないらしい。
建物の難燃化はどんどん進んでいるので、火事の件数自体が減っているし、発生してもプロの消防署員だけで対応出来てしまうケースがほとんどらしい。
消防団員も含めた、多大な人的リソースが現場で必要になるケースは殆ど無いらしい。

その話を聞いた消防団員の意見であり、私も同感なのですが、
今後の蕨市(戸田市も)の消防団の活動は、消火ではなく、水防にシフトしていくべきではないか、と。

蕨市(戸田市も)において、現実的に最も可能性が高い大規模災害は、大地震と荒川の決壊です。
川は、堤防が決壊すると、一瞬のうちにどばっと流れていきます。チョロチョロではありません。
荒川の戸田市部分の堤防が決壊したら、一瞬のうちに戸田市、蕨市は、市内全土が水浸しになるシナリオが現実的に想定されます。
「市内の一部にチョロチョロ床上浸水が始まって、道を挟んで隣りの街区は、これから土のうを積んでいこう」というような状況ではなく、一気に一瞬のうちにドバっと市内全域が水浸しになる可能性が現実的にあります。

現在の消防団は、どうやら、このような荒川の決壊への対策はあまりやっていないらしい。ボートなどの道具もあまり整っていないらしい。

そして、市内全域が一気に水浸しになるような状況であれば、被害エリアは首都圏の極めて広範囲に渡るはずで、つい先日の鬼怒川決壊の時のように、陸上自衛隊のヘリがすぐに助けに来てくれる、ということも期待しにくい。

まずは、自分たちでボートなりを手配して、自分たちの生命と財産を極力守らないとならない。

市内全域が一気に一瞬のうちに水浸しになるならば、対応には膨大な人的リソースが必要で、練度も規律も低くてもいいので、消防団員を千人規模に増設した方がいいかもしれない(今の蕨市の消防団員数は約100人)。

但し、荒川の堤防決壊は、何の前触れもなく当然起こるわけではなく、数時間以上に渡る大雨の結果として起こるわけだから、数時間~数日間の準備時間はある。
そのような時は、蕨市に住んで都内に通っている「埼玉都民」の人たちも会社を休んで家にいるだろうから、こういう層にもどんどん入団してもらった方がいい。