今回の決算で、個人的に最も喜ばしいのはこれ。
私は従来より、北朝鮮による拉致被害者の身柄を取り戻すため、北朝鮮による核・ミサイル開発を放棄させるために、蕨市における、朝鮮学校への間接的な補助金「外国人園児・児童生徒保護者補助金」の廃止を求めておりました。
この一見すると、全ての外国人の子供の親を対象としたかのような名前の補助金制度は、事実上、大宮にある朝鮮学校にに通う子供の親だけを対象としたものであり、間接的な朝鮮学校への補助金にほかなりません。
朝鮮学校は、我が国の北朝鮮の出先機関である朝鮮総連の傘下にある以上、北朝鮮にお金を上げるものである、と見なすことができます。
まったく意味が分からないですね。
私は、経緯も根拠も不明で、我が国の国益に反する、極めて邪悪な補助金制度であるとして、議会でも度々取り上げて問題視し、廃止を求めてきております。
↑ こちらが、2012年3月、平成24年度(2012年度)予算審査の時の、会派内部での検討用に私が作った資料です。
この時は、会派内部では賛成は得られませんでした。
在日の人たちもかわいそうだしね・・・という、問題の本質を理解していない意見もあれば、そちら方面の集団による恫喝的・暴力的な反対運動を予想してビビってしまっているような方もいました。
あの時から7年半経ちましたが、我が国の世論はかなり変わりました。
拉致問題への関心も高まり、何としても拉致被害者の身柄を奪回しよう!という機運も高まっておりますし、同様に、北朝鮮による核・ミサイル開発が進み、同盟国や国際社会と協力して、北朝鮮への圧力を強めていこう、という機運も高まっています
他方で、朝鮮総連の力(資金力や、人的リソースの動員力、我が国の政界や世論への影響力)も衰えているものと推測します。
平成29年度決算:28万8千円
28万8千円でした。
学年によって金額が異なり、生徒数も変わるため、毎年金額は変動します。
平成30年度予算:28万8千円
そして、平成30年度予算、すなわち、今回、審査している年度の予算では、前年度決算額と同じく、28万8千円が計上されていました。
平成30年度決算:0円
今回審査している、平成30年度決算。
ゼロになっています!
しかし、「予算は計上されながら決算がゼロ」というのは、どういうことなのか?
・保護者側からの申請がなかったので、ゼロだったのか、
・保護者側からの申請があったものの、却下して執行しなかったのか、
ここまでは、この決算書類からは分かりません。
明日から始まる決算委員会で、誰かが聞くと思います。
(私は、副議長として出席しますが、質疑・発言することはできません)
今年度、平成31年度予算では、:28万8千円
ところで、今年度(平成31年度、令和元年度)予算ではどうなっているのか?
実は、28万8千円が計上されております。
つまり、まだ廃止されたわけではないのです。
来年度(令和2年度)予算においては廃止を求めます。
BLOGOS 2019/8/31 赤池誠章 : 朝鮮学校への地方からの支援見直し 4千万円減もいまだ2億円超を支援
ところで、平成30年度決算における、全国の都道府県、市町村からの朝鮮学校への間接的補助金については、↑こちらの記事がまとまって解説してあります。
過去に北朝鮮による拉致問題について書いた記事