埼玉県防災航空隊の新型防災ヘリコプター「あらかわ2号」

埼玉県は、埼玉県防災航空隊という、ヘリコプター部隊を運用しています。

災害救助、山岳救助、情報収集、空中消火、ドクターヘリとしての運用など、多岐に渡る活動を担い、必要に応じて県外への応援派遣も行っています。

総務省から無償貸与を受けた1機を含む3機体制となっており、機体の長期整備期間(クルマにおける車検のようなもの。2ヶ月間もかかる)も見据え、常時2機が稼働可能な体制が整えられています。

 

 

埼玉県防災航空隊は、

埼玉県危機管理防災部による所管

県内各地の市・一部事務組合の消防本部から選抜された消防職員の出向

本田航空への運航委託

という、三者連携による埼玉県独自の体制で運営されています。

 

 

埼玉県防災航空センターは、荒川沿い、川島町のホンダエアポート内に設置されています。

荒川サイクリングロードがすぐ脇を走っているので、私も自転車トレーニングでよく通ります。蕨からだと荒サイを自転車で往復60kmくらいですかね。

現 蕨市議会議員(保守系会派:新翔会)で、元 戸田市消防長の栃本由兼 議員は、平成6年から3年間、戸田市消防本部から埼玉県防災航空隊に出向しており、その際は蕨から自転車で通っていたそうです。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

令和5年(2023年)6月に退役した旧「あらかわ2号」に代わり、この4月より新「あらかわ2号」が運航を開始しました。

伊レオナルド社製のAW139です。

我が国における代理店は、三井物産エアロスペースです。

 

このたび、県議会向け説明会が行われ、埼玉県防災航空センターに見学に行ってまいりました。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

機体右側のホイスト装置。

ワイヤーを動かして、人や物資を上げ下ろしします。

 

 

20250418 埼玉県防災航空隊

山火事消火のための、水を運ぶバケツ。

 

手前の、オレンジ色の蛇腹を折ったバケツ状のモノは、ヘリコプターの下部にぶら下げて使用する、文字通りのバケツです。

奥の、赤いプレート状のものは、ヘリコプターの底面に装着し、より大量の水を運び放出することができます。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

人命救助用の各種道具。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

体験搭乗しました。

時速200kmほどで、大宮駅付近までグルっと回って飛行しました。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

操縦席にいるお二人は、前述のように、業務委託先である本田航空に所属している民間人です。

右側運転席の後部に、膝を立てて座っている方は、県内消防本部から出向してきている精鋭隊員です。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

機内は、防音の仕組みはまったくないので、とてもうるさいです。キーンという高周波音が常に鳴り響いています。

機内での会話は、写真のようなヘッドセットを通じて行います。

 

また、4点シートベルトにて座席に身体を固定しています。

 

 

今回の体験搭乗を通じて、現場の職員の士気と高い技術力を間近に感じ、県民の安全を守る強力な体制に改めて心強さを覚えました。

埼玉県の犬猫殺処分ゼロへの取り組み — 埼玉県動物指導センター南支所を視察

埼玉県動物指導センター 南支所へ

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

蕨市議会 保守系会派:新翔会の有志、蕨市内で保護猫譲渡会活動を行なうNPO法人ねこネットワークの方々とともに、視察に行ってまいりました。

 

埼玉県の動物保護行政は、保健医療部が管轄しています。

県内には、熊谷の本所、埼玉県桜区の南支所の2拠点体制で、「動物指導センター」が設置されています。

今回訪問したのは、南支所です。
南支所の支所長は獣医師であり、支所長を含めて獣医師は4名が配属されています。総職員数は6名です。

獣医師資格をもつ県職員の方は、食品衛生など医療保険部内の他の部署に異動することもあるそうですが、基本的には、動物保護関係の部署の中で異動することが多いようです。

 

 

最大の課題は「犬猫殺処分ゼロ」

これが県の動物保護行政における、最大の課題です。

食べるためではなく、人間の都合で殺生を行なうのが、犬猫殺処分です。

 

私は、それほど敬虔ではない、ごく普通の仏教徒ですが、六道輪廻の考え方に基づき、犬猫殺処分を何とかしてなくしたいと思っています。仏教に限らず、どんな宗教であったとしても、犬猫殺処分を正当化出来る教えは存在しないと思います。

 

 

埼玉県の犬猫殺処分の状況

平成18年には、殺処分数は9,118頭でした。

平成20年から、殺処分数の削減を目指して5年間毎に5ヶ年計画を立て、着々と減らしてまいりました。県の動物保護行政の成果であり、県の関係職員の皆様、市町村、多くの犬猫保護団体の努力のおかげであります。

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

令和2年度に打ち出した新しい5ヶ年計画では、「令和12年度の殺処分ゼロ」を目指しています。

直近の数字では、令和6年度殺処分数は、
犬 26頭、猫15頭、計41頭でした。

 

「令和12年度の殺処分ゼロ」の目標達成まで、数字だけ見ると、「あと少し」といったように感じます。

 

犬に関しては、達成見込みが見えてきました。
犬は、狂犬病注射が必要なため、一頭一頭全て登録されています。野良犬も存在しません。

他方、猫に関しては、まだまだゼロ達成には道のりは長いです。
猫は、登録システムはありません。1年間に3回出産できるほど繁殖力は高く、野良猫・まち猫(地域猫とも呼ばれます。その地域のみんなが餌やりをしたり、面倒をみているような猫のことです)が多いからです。正確な生息頭数すらも把握しようがありません。

 

 

埼玉県の犬猫殺処分ゼロへの取り組み

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

・終生飼養の徹底(安易な引き取りを防ぐ)
・迷子動物の返還促進
・譲渡の推進(保護団体との連携)
・野良猫・地域猫の繁殖抑制(不妊・去勢)
など、多角的な施策を実行しています。

 

これらは、県だけでできるものではありません。

譲渡推進については、保護犬猫活動ボランティア団体との連携が必要です。

引き取り抑制の水際対策については、ペットショップ、ブリーダーと連携し、飼い始めるタイミングで終生飼育の覚悟を強く促す努力が不可欠です。

野良猫・地域猫の繁殖抑制については、保護猫団体がどんなに頑張って活動しても、安易にエサをやらないなどの、住民全体の意識向上が伴わないと効果を発揮しません。

 

 

動物保護活動団体は、決して趣味でやっているわけではなく、やむにやまれぬ気持ちで活動している善意のボランティアです。

県の担当の方は、「保護団体に対しては、お願いはするけれど、強要はしない」とのことでした。

 

 

野良猫・地域猫の繁殖抑制のためには、野良猫・地域猫への不妊・去勢手術への補助を行う市町村への補助を、県としては行っています。これは大きな効果を上げています。猫殺処分ゼロを達成した後も、継続的に続ける必要があります。

 

 

マイクロチップ普及への取り組み

改正動物愛護法により、令和4年6月より、ペットショップ・ブリーダーが販売する犬猫についてはマイクロチップ装着が義務化されました。

マイクロチップは、犬猫の首の後ろの皮下脂肪が分厚い箇所に注射して埋め込みます。迷子札のようなものです。マイクロチップに記されたID番号を読み取り、国のシステムに登録した所有者情報を参照することで、迷子になった場合も飼い主の元に帰ることができます。

 

大規模自然災害時に、犬猫は驚いて逃げ出してしまい、そのまま行方不明になることが多々あります。飼い主の元に戻すためには、マイクロチップ装着が極めて有用です。

昨年、令和6年(2024年)元日に発災した能登半島地震においても、多数の猫が行方不明になりました。市街中心部で大火が発生した輪島市では、あちこちで行方不明になった猫を探す貼り紙を見かけました。

行方不明・飼い主不明のままの犬猫は、少なからず殺処分されてしまいます。

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

ガラスケースの中にあるのが、マイクロチップ読み取り機です。

 

マイクロチップの装着率は、猫に関しては、分かりません。前述のように、野良猫・地域猫が多く、そもそも生息頭数が不明だからです。

犬に関しては、令和5年度で、埼玉県は18.8%、蕨市は14.3%とのことです。

令和4年6月以前にペットショップ・ブリーダーによって販売された犬、個人間の譲渡による犬が多く、まだまだ普及率は低いですね。

 

装着費用は数千円程度です。犬猫にとっては危険性はなく、身体への負担もそれほどありませんので、お飼いの犬猫にマイクロチップを装着していない場合は、今すぐ装着をおすすめします。

 

 

犬猫殺処分ゼロに向けて、今後の課題

近年の課題は、「多頭飼い」です。

多くの犬や猫を引き取って面倒をみるのは、素晴らしいことです。しかしながら、お金もかかりますし、特に猫は繁殖力が高く、増えてしまうことも多いので、受け入れキャパを越えてしまうと飼育体制が崩壊してしまいます。

埼玉県では、平成26年に埼玉県動物の愛護及び管理に関する条例を改正し、犬猫10頭以上の多頭飼育に届け出義務を課しました。

届け出をしない場合の罰則「3万円以下の過料」もあります

 

しかしながら、その家庭が多頭飼いしているのかどうか、家の外からは分かりませんし、必ずしも守られていません。

それどころか、そもそもこの多頭飼い届け出制度を知らない人も多いのではないでしょうか。

(恥ずかしながら、私も知りませんでした)

 

 

 

現実的に、多頭飼いする方々の多くが、生活困窮者であったりおひとり様高齢者が多い、という傾向にあります。多頭飼いのキャパを超えてしまうと、あっという間に飼育崩壊してしまうばかりか、ご自身の生活も荒れ果ててしまいます。

福祉と接点がある方々多いので、多頭飼いの監視、飼育崩壊を防ぐための施策は、福祉政策との連携が不可欠であると感じました。

 

 

埼玉県動物指導センター南支所の中の様子

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

災害時の避難所で使うための、移動用動物ケージなどを備蓄しています。

 

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

大型犬用の区画。

力が強く、気性が荒い犬にも対応できるようになっています。

 

20250417 埼玉県動物指導センター南支所視察

犬。

訪問したときには、動物指導センター南支所には、この犬が一匹しかおりませんでした。

 

 

犬猫殺処分ゼロに向けて、保護団体、蕨市議会、蕨市と連携して努力してまいります。

みまもり自販機

令和7年(2025年)4月14日(月)、わらびりんご公園にキリンビバレッジによるみまもり自販機が設置されました。

キリンビバレッジ(株)、蕨市、蕨警察署の3者間の防犯活動に関する協定に基づくものです。

 

キリンビバレッジ みまもり自販機

わらびりんご公園の北西角のトイレの近くに設置されました。

 

一般的に、この種の自販機は、敷地の隅とか、建物を背にして密着した位置とか、敷地と芝生の縁石に沿って、といったような位置に設置されるものです。

このみまもり自販機は、芝生の真ん中に、どーんと置かれており、やや唐突な感じを受けます。

どうしてこんな場所に設置したかというと、

キリンビバレッジ みまもり自販機

自販機中央に防犯カメラが設けられていて、このレンズを、公園中央に向けるためなのですね。

有人遠隔監視を行っているとのことです。

 

キリンビバレッジ みまもり自販機

みまもり自販機の裏から見たところ。公園中央部に向けて設置されていることがよく分かります。

大阪万博が開幕

大阪万博が開幕しました。

 

すごく楽しみです。3日間くらい時間をかけて、じっくり見に行きたいと思います。

 

 

前回見に行った万博は、1985年、つくば万博でした。

当時はまだ小学生だったので、歴史観とか、世界を観察するためのフレームワークが自分の中に出来上がっておらず、正直、たいして覚えていません。はっきり記憶に残っているのは、10階建て建物以上もの高さがある、SONYの巨大テレビ「ジャンボトロン」くらいです。あんなに大きなテレビが出来るなんて、未来はすごいことになるんだな~、というくらいの感想しか持ち得ませんでした。

 

 

大阪万博のテーマ:いのち輝く未来社会のデザイン

さて、そして、この度の大阪万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。キャッチコピーとしては、今ひとつ、心に響くものがない、ありきたり感あふれるフレーズです。しかしながら、この種のイベントにおいて、テーマ設定は、極めて重要です。

 

技術は常に進化し続けていて、特に昨今は、AI、ロボット(ドローンを含む)が猛烈なスピードで更新され続けています。

最先端の技術の進化が早過ぎて、関連する法の整備が追いついていないことは、しばしばあります。また、最先端の技術は、常に軍事領域において膨大な投資が行われて開発され、実用化されるものです。

しかしながら、今日におけるAI、ロボットは、また別の次元で、別の種類の問題をはらんでいます。人間が技術をコントロールするのではなく、人間が技術に従属する未来が出来するかもしれない、という危機感、技術が人を幸せにしないかもしれない、という懐疑が生まれています。

平たく言うと、映画『Matrix』、『ブレードランナー』、『ターミネーター』で描かれたディストピアが間近に迫っているのではないか?という恐怖です。

 

 

大阪万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、技術は、人間を従属させるものであるべきではない、平和を実現し人類の未来を明るくするためにあるべきだ、という決意のメッセージだと解釈します。

 

 

中国館と米国館のテーマ

ここで、注目すべきなのは、中国館と米国館のテーマです。

今日は、米国からチャイナへの覇権の移行期に当たります。それぞれの国家が、大阪万博「いのち輝く未来社会のデザイン」において、どのようなテーマを選定したのか?

 

 

中国館のテーマは、スマートシティです。

言うまでもなく、この領域においては、チャイナは世界最先端です。技術が優れているからでは断じてなく、自由を否定し、人権を抑圧する権威主義的政治体制であるがゆえに実現してるものです。

街中に張り巡らされた監視カメラ、個人のスマホ、メッセージングを常時監視する仕組みは、自由世界ではあり得ません。

チャイナの世界最先端のスマートシティシステムを、いかに私達西側の政治体制の下で、自由を確保し、人権を尊重しながら適用していくか、というのは、今後の重要な、私たちの課題です。

 

 

米国館のテーマは、宇宙開発であり、月の石を展示するそうです。

なんか、もう、がっかりですよ、個人的には。よりにもよって「宇宙開発」って(笑)

未だに、宇宙開発=軍事であり、民生利用に直ちにリンクするものではありません。なんか、根本的にズレてますし、発想が前世紀的ですね。

脱炭素を目指す国際的な金融機関の枠組みから、日系金融機関が離脱する動き

ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス(Net-Zero Banking Alliance)という、脱炭素を目指した、国際的な金融機関の枠組みがあります。

具体的な目標としては、2050年までに投融資ポートフォリオの温室効果ガス排出量をネットゼロにすることを目指しています。

NZBAは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)の傘下にあるアライアンスです。国際的な枠組みであり、特定の国家に従属したり、影響下にあるものではありません。

 

 

海外でも事業活動を行っている、日本の主要金融機関のいくつかも、NZBAに加入していました。

 

 

本年、令和7年(2025年)1月の第2次 米トランプ政権スタート以来、米国の金融機関が相次いでNZBAを離脱しています。

それと軌を一にして、日本の主要金融機関も、NZBAを離脱し始めています。

本年、令和7年(2025年)3月、三井住友フィナンシャルグループ、野村HD、三菱UFJフィナンシャルグループ、農林中央金庫が脱退しました。

まだ加盟している日系金融機関は、みずほフィナンシャルグループ、三井住友トラストグループの2社のみです。

 

私が知る限り、脱退した4社は、明確な理由を説明していません。

三井住友FGには、CSR担当に直接電話して問い合わせましたが、「プレスリリースを出す予定はない。総合的な判断により脱退する」とのことでした。

 

 

まあ、率直に表現して、「米国で事業活動を行っているため、米政権におもねって、NZBAを離脱した」としか思えないです。

実際には別の理由があるのかもしれませんが、脱炭素という、人類共通の目標に対して、背を向けるものと捉えられかねないアクションである以上、上場企業としては、明確に対外的に説明責任を果たしていただきたいと思います。

ほやたけしニュース春号ができあがりました。

県議会議員 保谷武の広報誌 ほやたけしニュース 令和7年春号ができあがりました。

 

4月13日(日)、蕨市内にて各新聞朝刊に折り込み配布致しますので、ご覧ください。

新聞販売店の営業エリアつの都合上、配布できない地域もあります。

新聞購読していない方も含めて、ご連絡をいただければ、お届けに伺います。

 

 

ご意見、感想などコメントお送りいただければ幸いです。

ほやたけしニュース 2025春号_03_ページ_1

ほやたけしニュース 2025春号_03_ページ_2

政務活動費を使って印刷・配布しております。

つまり、原資は皆さんの税金です。

読まずにポイすることなく、是非ともお目通しいただきたく存じます。

市内小中学校の入学式

昨日、令和7年(2025年)、蕨市内のすべての小中学校において、入学式が行われました。

 

新入生の皆さん、おめでとうございます。

勉強も、スポーツも、友達との遊びも、すべて全力で楽しんでください。

皆さんを応援しています。

 

 

私は、西小と二中の入学式に出席させていただきました。

 

20250408 蕨市立西小学校入学式

西小にて。

 

20250408 蕨市立第二中学校入学式

二中にて。

 

小中学校の入学式や卒業式には、市議、県議、地元の町会長、民生児童委員、その他の地域コミュニティ団体の長なども来賓としてご招待いただきます。

とある、新任の町会長の方は、「自分の入学式以来、◯十年ぶりに入学式に参加したよ~」と大喜びしていました。

 

20250408 蕨市立第二中学校入学式

ドキドキのクラス発表が掲示されていました。