埼玉県防災航空隊 あらかわ1号 墜落事故殉職者慰霊碑

GWが終わりました。

今年のGWは、参院選前の応援準備やらで忙しくしつつも、山のように溜まっている書類を整理したり、積ん読のままとなっていた本を読んだりして過ごしました。

 

 

先日、川島町の埼玉県防災航空センターを訪れ、新しく導入された埼玉県防災航空隊のヘリコプターあらかわ2号などを視察してきたところですが、GWに一日だけ遠くへ出かけ、あらかわ1号墜落事故殉職者慰霊碑に参拝してまいりました。

秩父市内です。

 

20250506 埼玉県防災航空隊 あらかわ1号 墜落事故殉職者慰霊碑

雁坂トンネルの埼玉県側入口の手前に設置されています。

石碑の後方にあるのは、ヘリポートです。

 

20250506 埼玉県防災航空隊 あらかわ1号 墜落事故殉職者慰霊碑

平成22年(2010年)7月、山岳遭難者の救助活動中にあらかわ1号は墜落し、5名の隊員が殉職しました。

ご冥福をお祈り申し上げます。


埼玉県防災航空隊の新型防災ヘリコプター「あらかわ2号」

埼玉県は、埼玉県防災航空隊という、ヘリコプター部隊を運用しています。

災害救助、山岳救助、情報収集、空中消火、ドクターヘリとしての運用など、多岐に渡る活動を担い、必要に応じて県外への応援派遣も行っています。

総務省から無償貸与を受けた1機を含む3機体制となっており、機体の長期整備期間(クルマにおける車検のようなもの。2ヶ月間もかかる)も見据え、常時2機が稼働可能な体制が整えられています。

 

 

埼玉県防災航空隊は、

埼玉県危機管理防災部による所管

県内各地の市・一部事務組合の消防本部から選抜された消防職員の出向

本田航空への運航委託

という、三者連携による埼玉県独自の体制で運営されています。

 

 

埼玉県防災航空センターは、荒川沿い、川島町のホンダエアポート内に設置されています。

荒川サイクリングロードがすぐ脇を走っているので、私も自転車トレーニングでよく通ります。蕨からだと荒サイを自転車で往復60kmくらいですかね。

現 蕨市議会議員(保守系会派:新翔会)で、元 戸田市消防長の栃本由兼 議員は、平成6年から3年間、戸田市消防本部から埼玉県防災航空隊に出向しており、その際は蕨から自転車で通っていたそうです。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

令和5年(2023年)6月に退役した旧「あらかわ2号」に代わり、この4月より新「あらかわ2号」が運航を開始しました。

伊レオナルド社製のAW139です。

我が国における代理店は、三井物産エアロスペースです。

 

このたび、県議会向け説明会が行われ、埼玉県防災航空センターに見学に行ってまいりました。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

機体右側のホイスト装置。

ワイヤーを動かして、人や物資を上げ下ろしします。

 

 

20250418 埼玉県防災航空隊

山火事消火のための、水を運ぶバケツ。

 

手前の、オレンジ色の蛇腹を折ったバケツ状のモノは、ヘリコプターの下部にぶら下げて使用する、文字通りのバケツです。

奥の、赤いプレート状のものは、ヘリコプターの底面に装着し、より大量の水を運び放出することができます。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

人命救助用の各種道具。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

体験搭乗しました。

時速200kmほどで、大宮駅付近までグルっと回って飛行しました。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

操縦席にいるお二人は、前述のように、業務委託先である本田航空に所属している民間人です。

右側運転席の後部に、膝を立てて座っている方は、県内消防本部から出向してきている精鋭隊員です。

 

20250418 埼玉県防災航空隊

機内は、防音の仕組みはまったくないので、とてもうるさいです。キーンという高周波音が常に鳴り響いています。

機内での会話は、写真のようなヘッドセットを通じて行います。

 

また、4点シートベルトにて座席に身体を固定しています。

 

 

今回の体験搭乗を通じて、現場の職員の士気と高い技術力を間近に感じ、県民の安全を守る強力な体制に改めて心強さを覚えました。


塚越稲荷神社の防火訓練

先日、令和7年(2025年)1月26日(日)、塚越稲荷神社におきまして、防火訓練がございました。

 

1月26日は、文化財防火デーです。

蕨市においては、2年おきに和楽備神社と塚越稲荷神社と交互に文化財防火訓練を行っているとのことです。
(つまり、塚越稲荷の防火訓練は4年ごとです)

 

あまり手広く告知して行っているわけでもないため、市議会議員時代はこのような訓練を行っていることをしりませんでした。

今回は、初めて見学しました。

 

20250126 塚越稲荷神社防火訓練

境内において、ダミーの火災が発生しました。

 

20250126 塚越稲荷神社防火訓練

通報訓練。

奉賛会の阿部会長が、119番通報を行う、という訓練です。

 

20250126 塚越稲荷神社防火訓練

初期消火訓練。

消火器による消火です。

これは、一般的な防災訓練で行う訓練メニュと変わりありません。

 

20250126 塚越稲荷神社防火訓練

文化財搬送訓練

これが、文化財防火訓練ならではの訓練メニュです。

文化財を模したダミーの箱を、社殿から持ち出すという訓練です。

 

 

奉賛会の何人かの方と話しましたが、いざという時に

・何を持ち出すか
・何を持ち出さずに諦めるか
・どのような優先順位で持ち出すか

は、明確に決まっていないようでした。

これを奉賛会の方々が話し合って、予め決めておくことが重要だと思いました。

 

 

優先順位を決めておかないと、気が動転して賽銭箱を持ち出してしまうようなことにもなりかねません。
賽銭箱なんて、重いし、敢えて持ち出す必要もないですよね。

 

 

文化財として貴重でありながらも、重い、あるいは、社殿に固定されているために持ち出せない、というものもあると思います。これは、諦めるしかありません。

古文書の類は、社殿内には存在しないとのことです。

 

 

貴重な文化財のリストと、存置場所を広く公開してしまうと、盗難などを招き寄せることにもなりかねませんので、情報共有は、奉賛会の内々に留めておく必要もあります。

 

 

20250126 塚越稲荷神社防火訓練

境内に指揮本部が設置されました。

 

20250126 塚越稲荷神社防火訓練

蕨市消防本部、蕨市消防団による一斉放水訓練。

社殿ではなく、倉庫に対して放水しました。

 

 

ご参加の皆様、お疲れ様でした。


蕨市消防出初式

令和7年(2025年)1月12日(日)、蕨市消防本部において、蕨市消防出初式がございました。

 

市民の安心、安全な暮らしを守るために、厳しい訓練に励み、昼夜を分かたず献身的な活動を続けていらっしゃる消防職員・消防団員の皆様方に、心から敬意と感謝を申し上げます。

私たち蕨市民が、枕を高くして穏やかに眠ることができるのは、消防職員・消防団員の皆様のおかげです。

いつもありがとうございます。

 

20250112 蕨市消防出初式

行動の端々から、日頃いかに厳しい訓練を積み重ねているか、血の滲むような努力を続けているか、を実感し、とても心強く感じました。

 

20250112 蕨市消防出初式

毎回楽しみにしている、デモンストレーション。

中層建築物の上階に取り残されてしまった人を助けに行く、という仮定での模擬訓練です。

 

20250112 蕨市消防出初式

ロープを張り、担架に被災者を載せて下ろしています。

 

20250112 蕨市消防出初式

消防団による放水デモンストレーション。

 

20250112 蕨市消防出初式

みんなで記念撮影。

 

関係者の皆様、お疲れ様でした。


蕨市総合防災演習がございました

先日、令和6年(2024年)11月17日(日)、南小学校におきまして、蕨市総合防災演習がございました。

蕨市、蕨市消防本部、蕨市消防団、市内全地域の自主防災団体(町会など)に加えて、陸上自衛隊第32普通科連隊、埼玉県警、NTT東日本・東京ガス・市内の水道工事業者などのインフラ事業者が参加しました。

以前は毎年夏に開催しておりましたが、暑くてたまらないので、この時期に変更したものです。

開催場所は、毎年市内各地を巡回しております。

 

20241117 蕨市総合防災演習

オープニングは、消火器を用いての消火訓練。

WSS(蕨サポーティングスチューデンツ。市内中学校有志による自主防災団体です)、町会有志、ボーイスカウトが練習用ダミー消火器を用いて消化する訓練を行いました。

上記写真では、ホースから放出されているのは水ですが、これは、練習用ダミー消火器だからです。本物の消火器であれば、消火剤の泡が放出されます。

 

消火器の使い方なんて、たいして複雑なものではないし、何なら、本体に使い方の解説もあります。

しかしながら、いざ火災が発生した時に、焦らず慌てずに操作するためには、日頃から繰り返し訓練をしておくことが大切です。

 

20241117 蕨市総合防災演習

蕨市消防本部の消防士による、はしご車を用いての火災現場からの救出訓練。

建物で火災が発生して、屋上に逃げ遅れた人が取り残されてしまった、という想定です。

一点のムダもない華麗な動きには見惚れてしまいます。

蕨市消防本部の皆様の、市民の安心と安全を守るための活動に感謝申し上げます。

 

20241117 蕨市総合防災演習

ドローン事業者による、ドローンを用いた現場撮影デモ。

このドローンは、チャイナのDJI社製でした。

 

ところで、令和6年度より、埼玉県では、災害現場の上空緊急観測の実証実験を行っております。

本年2月の予算特別委員会にて、私は、産業用ドローン市場においてチャイナメーカのシェアが高いこと、中共の国内法によってチャイナ企業は共産党政府に対して、これらのデータの提供義務を負うこと、諸外国では政府機関がチャイナ製デバイス・アプリの使用を禁止している例が多いことを指摘しました。その上で、災害現場をチャイナ製ドローンで撮影することは、ドローンによって収集される映像と位置情報によって、被害の状況、道路交通ネットワーク上、脆弱な位置の地理的な情報、自衛隊、消防、警察、消防団等の民間団体の活動状況、装備、練度、士気の高さ、相互連携状況といった情報が中共政府に筒抜けになってしまう可能性は否定できず、安全保障上の懸念があると指摘しました。

あわせて、県においては、チャイナ製ドローンの使用を禁ずる内規を設けるべきだと主張したところです。

 

20241117 蕨市総合防災演習

ドローンによる空撮映像。

最近はもはや珍しくなくなりましたね。

 

20241117 蕨市総合防災演習

火災現場の煙体験コーナ。

ダミーの煙なのですが、甘い香りがします。

 

20241117 蕨市総合防災演習

スタンドパイプによる消火訓練。

スタンドパイプとは、街中の消火栓にホースを繋いで、消火活動のための放水ができる装置のことです。

プロの消防士が使うものとはことなり水圧が低いようで、素人でも使えるようになっています。

とはいえ、やはり日頃から訓練を繰り返しておかないと、いざ火災が発生した時に迅速に使いこなすのは大変でしょう。

 

20241117 蕨市総合防災演習

陸上自衛隊第32普通科連隊のメガクルーザの運転席に乗させてもらいました。

このクルマ、いいな~。

しかし、燃費悪そうだし、デカ過ぎて運転はしにくそうです。車両の左前の先端は、よく見えません。シートは安っぽいシンプルな造りで、長時間乗るとお尻が痛くなりそうです。

 

20241117 蕨市総合防災演習

市内物流業者による、物資運搬訓練です。

この他、各インフラ事業者が、それぞれの専門分野の訓練デモを行いました。

 

20241117 蕨市総合防災演習

締めは、消防団による消火訓練。

 

20241117 蕨市総合防災演習

消防団員が一斉に校舎に向かって放水を行いました。

 

関係者の皆様、お疲れ様でした。


能登半島地震被災地訪問(3) 輪島市中心部

輪島市中心部へ。

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

道の駅に隣接して設けられた仮設住宅。

バリアフリー構造になっています。

 

 

市内では、ドラッグストア、ガソリンスタンド、スーパーなどは平常通りの営業を行っております。

多数のパトカーがパトロールしていました。
全国各地から対口支援が入っており、たまたますれ違ったパトカーは、鹿児島県警のパトカーでした。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

多くの建物が傾いています。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

斜めに傾いた電柱。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

倒壊した建物の比率は、七尾市中心部より多く感じます。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

ぺちゃんこに倒壊し、ガレキが道路にまではみ出ていますが、撤去されずにそのままになっています。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

輪島塗の五島屋本社ビル。

1973年築、7階建て、RC造。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

基礎部分がすっぽ抜けるような形で倒壊しています。

基礎の鉄筋類が見当たりません。

 

建築工学的にはこのような倒れ方は考えられないようで、まだ倒壊のメカニズムについて調査研究中のようです。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

大規模な火災が発生した朝市地区へ。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

まだ少し焦げ臭さが漂います。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

不思議なことに、電柱と電線は残ってます。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

自動販売機が横倒しになっています。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

空き地は雑草が繁茂していました。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

空調設備の室外機。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

ガレキは雨ざらしのため、赤錆だらけになっています。

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

 

 

202405 能登半島地震被災地 輪島

なんともショッキングな光景が一面に広がっていました。

 

重機が入ってガレキ撤去作業をしている建物が一箇所だけありましたが、ガレキはほとんど手つかずでそのままになっています。

 

復興支援のために、輪島塗のお椀でも買って帰ろうかと考えていたのですが、開いているお土産屋は一軒もありませんでした。

 

(続く)

能登半島地震被災地訪問(1) 七尾市・和倉温泉

能登半島地震被災地訪問(2) 半島の西部–志賀町・輪島市

 

能登半島地震被災地訪問(4) 多数の飼い猫が行方不明に

能登半島地震被災地訪問(5) 珠洲市


郷町会の防災訓練

昨日、令和6年(2024年)5月19日、郷南公園におきまして、郷町会の防災訓練がございました。

コロナ禍においては開催できなかったので、たしか5年ぶりでしょうか。

 

久しぶりであり、さらに天気も悪くなかったにも関わらず、参加者数は以前より少なかったように感じました。

 

20240519 郷町会防災訓練

開会式にてご挨拶させていただきました。

 

20240519 郷町会防災訓練

練習用消火器を用いての消火訓練。

 

20240519 郷町会防災訓練

AED使い方訓練。

 

心肺停止から脳死に至るまでの時間は、4分間。

119番通報から救急車の現場到着までの時間は、8分間(全国平均)。

 

消防車が駆けつけるまでの間の、その場にいる人達による救急救命活動が、心肺停止をした人の脳死の有無を左右します。

決して他人事だと思うことなく、すべての人がAEDを迷いなく操作できるようにしたいものです。

 

蕨市消防本部、消防団第4分団の皆様、ありがとうございました。
町会関係者の皆様、お疲れ様でした。