文教委員会視察(1) — 栃木県立 学悠館高校

さて、ただ今、私は、県議会において文教常任委員会に所属し、副委員長を務めております。

 

この度、栃木県内の学校を2箇所、視察してまいりました。

 

 

1箇所目は、栃木県立 学悠館高校です。

全日制・定時制・通信制をシームレスに行き来できる「フレックス制」+単位制を採用した学校で、多様な教育ニーズに応える柔軟な体制が特徴です。

定時制、通信制というと、一昔前のイメージだと、「勤労学生が、昼間は働き、夜や休日に勉強している」という感じがしますが、今はそのようなことはありません。

昼間にフルタイム正社員として働いている学生は、ほとんどいないそうです。但し、バイトしている学生はたくさんいます。

全日制、定時制、通信制と、区分はあるのですが、学校と相談の上、変更することが可能です。

 

 

多様な学びのスタイルに対応することで、「学びのセーフティネット」として機能しているとのことです。

 

 

全国的に小・中学校段階の不登校が増加傾向にあります。

かつては「登校させる」ことを目指す教育指導・施策が取られていましたが、今は「不登校も一つの多様性」と捉える価値観へと変わりつつあります。

不登校が、悪いこと、ネガティブなもの、と捉える考え方は、すっかり過去のものになりました。

 

学悠館高校では、初等教育段階で不登校経験のある生徒も多く在籍しております。

柔軟な受け入れ体制の下、学び直し・やり直しの場としての役割を果たしていました。

 

管理教育全盛期に学生生活を過ごした私としては、頭では理解していた「学びのセーフティネット」の、リアルな現場で肌で感じられる貴重な機会でした。

 

今後もますます不登校児童・生徒が増えていくのであれば、フレックス制への教育需要も増えていくことになります。

 

 

202511 埼玉県議会文教委員会視察 栃木県立学悠館高校

校長、教育委員会から説明をお聞きしました。

 

202511 埼玉県議会文教委員会視察 栃木県立学悠館高校

校舎の様子。

 

 

202511 埼玉県議会文教委員会視察 栃木県立学悠館高校

廊下にて。

 

 

202511 埼玉県議会文教委員会視察 栃木県立学悠館高校

文教委員会一同で、記念撮影しました。


日台交流サミット in 鎌倉

令和7年(2025年)11月4日(火)、県議会日台友好議連のメンバーとして参加しました。

 

 

安全保障・経済・文化・医療保健・教育など、幅広いテーマについて活発な意見交換が行われました。

折しも11月7日の衆院予算委員会において、台湾有事への対応について、高市首相が従来より一歩踏み込んだ(と解釈可能な)答弁を行うなど、両国を巡る環境が変化しつつある時期です。

今回の会議は、2年前に参加したときよりも緊張感のある空気に包まれていました。

 

 

「台湾有事が、我が国にとって存立危機事態に当たる」という高市首相の答弁を、私は支持します。

米軍と中共軍が戦闘状態に入った場合、我が国の存立を守るために、自衛隊は、武器使用を含めて米軍の支援を行うことになります。

 

但し、原則は、

高市首相の答弁の通り、「実際に発生した事態の個別具体的な状況に応じて、政府が全ての情報を総合して判断する」ということになります。

 

従来から、我が国は、この件については戦略的に曖昧な態度を取ることと意思決定しております。

 

 

2年前の仙台開催以来、2年ぶりに参加しました。

昨年は、台南市で開催され、地元の用事と日程が重なってしまったため、参加できませんでした。

 

 

我が国と台湾との間には正式な国交はありません。

しかしながら、価値観、利益、リスクを共有する同志国です。

 

 

国交、すなわち政府間の交流がないために、地方議会を含めた議員間の交流チャネルが、実務レベルでの政府間関係を長年補完してきた経緯があります。

 

20251104 日台交流サミットin鎌倉

李逸洋 台湾駐日大使。

 

20251104 日台交流サミットin鎌倉

頼清徳総統からのビデオメッセージもございました。

 

 

20251104 日台交流サミットin鎌倉

李逸洋大使をはじめ、台南市議会・高雄市議会の皆様とも記念撮影。

 

20251104 日台交流サミットin鎌倉

台南市議会の邱莉莉議長と記念撮影。

 

左から、

新井豪 埼玉県議会議員
邱莉莉 台南市議会議長
鈴木正人 埼玉県議会議員

 

 

地方からの交流と信頼の積み重ねが、日台関係の未来を支える礎になると考えます。


【埼玉県議会】令和7年12月定例会が開会

本日、令和7年(2025年)12月1日(月)、埼玉県議会の12月定例会が開会しました。

20251201 埼玉県議会 令和7年12月定例会開会

会期は、本日12月1日(月)から19日(金)までの19日間です。

 

蕨市を代表して、慎重に審査・審議してまいります。

 

 

12月定例会における知事提出議案のトピックス

20251201 埼玉県議会 令和7年12月定例会開会

カスハラ防止条例案が提出されました。

 

カスハラ防止条例は、全国の都道府県・市町村において、同様のものが作られ始めています。

民間企業のカスタマ対応スタッフだけでなく、公務員、個人事業主、町会・ボランティア団体の役員まで対象を広くカバーしている点が特徴です。

「カスハラ」という概念を、かなり幅広く捉えています。

 

ところで、カスハラって、地域性なんか無いですよね?

全国的な現象ですよね?

 

そうであるならば、地方自治体レベルで条例という形で定めるのではなく、国レベルで法律(カスハラ防止法)として定めるべきではないか、という意見もあります。

この意見には、合理性があります。

 

 

他方で、カスハラ問題は、海外ではあまり見られない、我が国ユニークの現象でもあります。

背景には、以下のような理由があります。

  • 慢性的な人手不足
  • SNSによる「晒し」文化の拡大
  • 過度な顧客重視志向
  • 30年続いたデフレが生んだ「顧客側の強大化」

 

県としての役割、国に求めるべき制度の在り方、現場への実効性を、しっかり議論してまいります。

 

 

大久保浄水場に建設中の高度浄水処理プラントのサービス開始が1年遅れる見込み

20251201 埼玉県議会 令和7年12月定例会開会

蕨市は、荒川から取水し、大久保浄水場で作った水(=県水と呼んでいます)と、蕨市内で掘った井戸水をブレンドして、水道水として使っています。

 

大久保浄水場では、ただ今、高度浄水処理プラントを建設中です。

従来の浄水処理工程を通した水と比べると、高度浄水処理を行った水は、遥かに品質が高いものとなります。

県水の品質が、家庭用の浄水器を通したものを同じくらい美味しくなる予定です。

高度浄水処理プラント建設中の様子については、2024年5月に視察した際の様子を上記の記事でレポートした通りです。

この時点では、「令和10年度にはサービス開始する予定」でした。

 

建設現場において、土壌からヒ素が出てきて、この処理を行うため、追加予算と工事期間が必要になり、「令和11年度にサービス開始」と変更になります。

「土壌からヒ素が出てきた」と聞くと、ちょっとびっくりしてしまいますが、これは、自然由来のヒ素だとのことです。

関東地方では、土壌の性質上、珍しいことではありません。

適切に処理を行えば、特段の危険があるわけではありません。

 

 

県議会の防災訓練

閉会後、議会棟において火災が発生したという想定での、防災訓練が行われました。

20251201 埼玉県議会 防災訓練

階段と各フロアを接続する場所の防火シャッターが下ろされています。

 

 

20251201 埼玉県議会 防災訓練

ホースによる消火訓練。

 

 

20251201 埼玉県議会 防災訓練

つい先日は、香港で高層マンション火災が発生しました。私も一昨日、現地を視察してきました。後ほどレポートを書きます。

壁面緑化の植物が火災の原因になりうるかも?という議論は、従来はあまり聞いたことはありませんが、検討した方がいいかもしれません。

 

20251201 埼玉県議会 防災訓練

さいたま市消防局の消防車。

荷台に載っている大きな扇風機(ブロワー)は、火災現場において、煙を排出するために用います。

総務省から貸与されているもので、この装備がついている消防車は、県内に一つしかないそうです。

(可搬型ブロアーを備えているところはある、とのこと)


「埼玉県議会だより」183号

昨日、令和7年(2025年)11月15日(土)の朝刊各紙に、

埼玉県議会だより 183号

が折り込まれていたことと思います。

20251115付け埼玉県議会だより

 

ページをペラっと開くと・・・

20251115付け埼玉県議会だより

9月定例会における、私の一般質問のダイジェストが掲載されております。

 

ご覧くださいますようお願いします。

 

 

【追記】

「うちに届いていないよ」という方がおられますが、前述の通り、この県議会広報誌の配布方法は、新聞折り込みのみです。

紙ベースの新聞購読をしていない方のお宅には、届きません。

 

 

他方で、蕨市議会広報誌は、蕨市の行政連絡員によって、市内全戸ポスティングされております。

蕨市の行政連絡員システムは、蕨市の直接雇用によるポスティングスタッフ網です。


【埼玉県議会】令和7年9月定例会が閉会

本年、令和7年(2025年)9月24日に開会し、3週間に渡り行われた、埼玉県議会 令和7年9月定例会が、10月15日、閉会致しました。

 

 

八潮市道路陥没事故の補償

この定例会においては、八潮市の道路陥没事故に関して、近隣住民への追加的な補償を行うことを件に求める決議案などを可決しました。これは、住民に対してかなり寄り添った内容です。

 

県では、八潮市で発生した道路陥没事故に関する原因究明委員会を設置して、原因究明を続けています。

この委員会は、この工事や事故に関して利害関係がない、工学系学者を委員として迎えた、いわゆる第三者委員会です。

この原因究明委員会から、令和7年(2025年)9月4日に中間とりまとめが発表されています。

まだ、「中間とりまとめ」の段階であり、「最終とりまとめ」ではない、ということです。

つまり、まだ最終的には原因は究明されておらず、責任の所在も判明してない、ということです。

 

 

現行の法的、制度的な枠組みの下では、本来は、原因が究明され責任の所在が判明しないと、補償は行うことができませんでした。

6月定例会において、県議会が「速やかな補償を行うことを強く求める」という決議を行っています。

これを受けて、県として独自の補償を行ったものです。

 

補償というよりも、お見舞金に近いニュアンスのものです。

 

 

今定例会では、一般質問しました

先の記事で書いた通りなのですが、ほぼ3ヶ月間かけて、準備を進めて本番に臨んだもので、やはり疲れましたが、それだけに充実感、満足感は大きかったですね。

(もちろん、この作業だけのために掛かりきりだったわけではなく、他の作業と並行しながらですが)

 

 

文教常任委員会の委員長報告

20251015 埼玉県議会 9月定例会 (副)委員長報告

慣例的に、時々、委員長の代理として、副委員長が「委員長報告」を閉会日の本会日に置いて行う、ということがあります。

蕨市議会では、このような慣例はありませんでしたね。

 

この度、文教委員会の副委員長として、「委員長報告」を行いました。

 

 

実は、県議会議員になって2年半経つのですが、登壇して発言したのは初めてなんですよ。

今までの3回の一般質問は、すべて一問一答形式だったので、登壇せずに、発言席から行ったもので。


植樹式

全国植樹祭 in 埼玉の締めくくりとなる最後のイベント(おそらく)、植樹式が、令和7年(2025年)10月14日、埼玉県庁にて行われました。

 

20251014 全国植樹祭in埼玉 植樹式

埼玉県庁の正面玄関です。

 

20251014 全国植樹祭in埼玉 植樹式

白土幸仁議長と、大野元裕知事による、植樹。

 

20251014 全国植樹祭in埼玉 植樹式

種蒔き。

 

 

一連の全国植樹祭 in 埼玉の関連イベントは、これで(おそらく)すべて終了となります。

 

すべての埼玉県民が、森林や緑の大切さをあらためて考え直すきっかけになったと思います。

山や川を大事にし、自然の恵みを次の世代に引き継いでいきましょう。


【埼玉県議会】令和7年9月定例会で一般質問しました

ただ今、開会されている、埼玉県議会 令和7年9月定例会におきまして、一般質問を行いました。

20251001 保谷武 県議会一般質問

8件のテーマを取り上げ、私の考えを述べつつ、県政について質問致しました。

  1. 福島第一原発事故による除染土の復興再生利用の推進について(知事)
  2. 小中学校における水泳授業・プール施設管理の外部活用による、子どもたちの泳力への影響について(教育長)
  3. 在住外国人政策の再設計と、そのための調査について(知事と県民生活部長)
  4. リチウムイオン電池による、ごみ処理施設における火災対策について(環境部長)
  5. 犬猫殺処分ゼロに向けた取組について(保健医療部長と福祉部長)
  6. シェアリング自転車におけるヘルメット提供について(県土整備部長)
  7. スマートシュリンク埼玉2050~商店街撤退円滑化支援について~(産業労働部長)
  8. 子どもと高齢者を守る暑熱順化の推進について(教育長と保健医療部長)

 

 

20251001 保谷武 県議会一般質問

いずれも、調べまくり、考えまくり、言葉を磨きまくった上での、渾身の一般質問でございました。

 

 

20251001 保谷武 県議会一般質問

蕨市からは、多くの方が傍聴にお越しくださいました。

ありがとうございました。

そういえば、全員での記念写真を撮影しそびれてしまいました。

 

上記の写真は、蕨市議会の仲間と。

たまたま朝に県議会議事堂ロビーでお会いした、(左から)
庄野航二議員
栃本由兼議員

岡田三喜男議員

20251001 保谷武 県議会一般質問

議会休憩時間に、傍聴に起こしいただいたご支援者の皆様に御礼式典を開催しました。

大野知事からもお言葉をいただきました。

 

20251001 保谷武 県議会一般質問

自民県議団一期生は13人おります。全員で。

 

 

一般質問の内容を、動画で解説します

議会では厳格に持ち時間が決まっており、私の主張を全て発言できるわけではありません。

言葉を削りに削る必要があります。

 

詳しく解説する動画を作っていきます。

もう撮影は済んでいるのですが、編集作業が結構時間がかかるんですよ。

少しずつ編集してアップしていきますので、是非とも御覧ください。

 

8件のテーマのうち、まずは1件目「福島第一原発事故による除染土の、復興再生利用の推進について」をアップしております。