【令和8年度県予算解説】北戸田駅・戸田駅にホームドア設置

ただ今開かれている、埼玉県議会 令和8年2月定例会において、令和8年度埼玉県予算の審議が行われます。

予算案は、予算特別委員会に付託され、詳しく審議されることになります。

予算特別委員会審査日程

予算特別委員会の日程は、上記の表の通り、3月11日から24日にかけて開かれます。

 

私自身は、この予算特別委員会の委員ではありません。

多くの議員が、自民党県議団の会派控え室内のテレビジョンで、予算特別委員会の中継を見守っており、私も画面を通じて傍聴する予定です。

 

 

令和8年度 埼玉県予算について、

・蕨市・蕨市民に関するもの
・私が過去に一般質問・議案質疑等で取り上げたテーマに関するもの

をピックアップして、一つずつ解説していきます。

 

 

北戸田駅・戸田駅にホームドア設置

北戸田駅・戸田駅に、ホームドアが設置されることになりました。

令和8~9年度にかけて工事が行われる予定です。

ホームドア整備促進事業

JR東日本によるホームドア設置工事費用への補助金1億2千万円が計上されています。

上記の資料には「補助対象:戸田市」となっております。
一旦、県から戸田市に補助し、戸田市が戸田市自身からの分と合わせてJR東日本に補助する、という流れを取ることとなっています。

尚、戸田公園駅については未定とのことです。

 

 

ただでさえ、かなり高い位置に高架線路が敷かれている埼京線ですが、その中でも北戸田駅は、高さ20.46mと、最も高い位置に駅ホームが設けられています。

外環自動車道をまたぐ必要があるために、この高さになっています。

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上記の写真を見ればわかるように、隣接するタワマンの6階フロアの高さに相当します。

 

高架で見晴らしが良く、自殺が多発していました。

 

 

ホームドア設置によって、事故・自殺をほぼ無くすことが出来ます。

 

 

私は

平成30年12月 蕨市議会一般質問

令和6年12月 県議会一般質問

において本件を取り上げ、設置のスピードアップを強く要望してきました。

地域の安全を守るための一歩が前進したことを、大変うれしく思います。

引き続き、地域公共交通の安全対策の推進に取り組んでまいります。

 

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参考までに、こちらが蕨駅のホームドアの写真です。


公社特別委視察:埼玉高速鉄道

埼玉県議会 公社事業対策特別委員会の視察で、埼玉高速鉄道株式会社を訪れました。

本社は、浦和美園駅の駅舎と一体化しています。

 

 

埼玉高速鉄道、通称SRは、蕨市に住んでいると、乗る機会はまったくないでしょう。実は私も乗ったことは一度もありません。

埼玉県が49.3%を出資している第三セクターの鉄道会社です。

東京メトロ南北線と、赤羽岩淵駅で接続して、相互乗り入れ運転をおこなっています。

運行している路線は、この埼玉スタジアム線1本のみで、赤羽岩淵駅から浦和美園駅までの14.6kmを、8駅で結んでいます。

 

 

経営再建の経緯

2001年に開業しました。

開業当初より、乗降客数は見込みを大きく下回り、赤字が続いておりました。鉄道ビジネスは初期投資が重く、利払い負担が大きかったためです。

2015年に、事業再生ADRが成立し、経営再建が行われています。

今はまだ経営再建途上ですが、黒字基調に転換し、経営は安定化しています。

 

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

一日当たり乗降人員は、コロナ禍においては落ち込みましたが、順調に上昇トレンドを描いています。

 

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

浦和美園駅周辺は、現在ではマンションや戸建てが相当数立ち並んでいますが、計画人口約3.2万人に対し、実際の人口は約2万人規模にとどまっています。

まだまだ「街の伸びしろが大きい」と言うことが出来るでしょう。

 

 

当初の失敗要因

一般的に、通勤・通学者は、最寄り駅からマンション・戸建てなど住宅までの移動については、近くの方であれば徒歩で移動するでしょうし、それ以上の距離の方であれば、バス路線があればバスを利用することになると思います。

浦和美園駅は、このような駅から周辺へのバス路線網の整備が弱く、自動車で送迎する方が多いようです。この点は、改善余地があります。

 

 

また、一般的には、東急、西武といった鉄道会社による私鉄ビジネスの成功モデルは、

・鉄道を敷く
・街の不動産を開発する

を同時並行して進めていく、というものです。

 

 

埼玉高速鉄道は、公的な性格を持つ鉄道のみの会社であるため、自ら不動産開発を行う事はできません。不動産開発は、地元であるさいたま市が、土地区画整理事業を行うことによって、進めてきました。

埼玉高速鉄道においては、鉄道ビジネスの開業スケジュールと、さいたま市による土地区画整理事業のスケジュールがズレてしまいました。

鉄道が開業したものの、区画整理が手つかず、という状況が長らく続きました。

これが、当初の埼玉高速鉄道の敗因の一つということができます。

 

 

つくばエクスプレス(TX)も、実は同じように、公的な性格を持つ鉄道会社であり、自ら不動産開発を手掛けることは出来ませんでいた。しかしながら、不動産開発を担うUR都市機構(独立行政法人 都市再生機構)との連携がうまくいったため、開業当初からうまく立ち上がっています。

 

 

経営基盤強化の試み

現社長は、旧国鉄・現JRにおいて不動産開発に長年携わってきたプロの方です。喜連川や高輪ゲートウェイの開発に携わってきたそうです。

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

浦和美園駅敷地内にぎょうざの満洲を誘致し、訪問時にはオープンに向けた準備が急ピッチで進められていました。

 

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

不二家の新しい業態であるカフェ「ぺこちゃんmilkyタイム」を誘致しました。

なんか安普請な感じがしますが、けっこう美味しくて人気だそうです。

 

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

地域住民向けのお祭りを開催したり、様々な工夫をしています。

 

2020年2月に書いた記事で述べたように、埼玉高速鉄道は、新しいものに挑戦し、フットワーク軽く進取の取り組みを行う企業カルチャーが備わっているのではないかと思います。

尚、2020年当時、ステーションが設置されていた、Wind mobilityのシェアリング電動キックボードも、Hello scooterのシェアリングスクーターも、既に撤去されています。

そもそも、Wind mobilityは、2020年に日本市場から撤退していたみたいです。

 

 

岩槻延伸に向けた動き

いよいよ、2041年開業をターゲットに、岩槻延伸に向けて動き始めました。

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

浦和美園駅の駅舎兼本社ビルの屋上から、岩槻方面を望む。

埼玉スタジアム2002の右側を通って、高架路線が敷設されることになります。

 

 

現路線開業の際に、不動産開発との連携に失敗した反省を活かして、岩槻延伸に当たっては、地元の不動産開発と密接に連携して進めていくことが肝要であり、成否のポイントとなります。

 

 

車両基地を見学

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

浦和美園駅は現時点では終端駅となっているため、車両基地が併設されています。

これは萌えますね。

 

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

あまりん広告ジャックされています。

 

20260206 埼玉県議会公社事業対策特別委員会視察 埼玉高速鉄道

皆様、お疲れ様でした。


蕨高校で交通安全教室

先日、令和7年(2025年)7月4日、蕨高校において、蕨高校の生徒を対象とした、蕨市による交通安全教室がありました。

20250704 蕨市交通安全教室in蕨高校

スケアード・ストレイト手法による交通安全教室です。

 

スタントマンによって、目の前で交通事故のショッキングなシーンを見せることによって、交通ルールを守ることの大切さ、交通事故の恐ろしさを植え付ける、というものです。

 

20250704 蕨市交通安全教室in蕨高校

・歩行者がトラックの内輪差に巻き込まれる事故

・二人乗り、傘さし、スマホいじり、ノー・ヘルメットなどの違反だらけの自転車同士が正面衝突

・トラックの死角から出てきたベビーカーに、自転車が衝突して、赤ちゃんの人形が何メートルも投げ出される

など、衝撃的な交通事故の様子が、スタントマンによって次々と繰り広げられていきました。

 

 

「あ、次はこういう事故の実演が行われるのだな」と予測できていたとしても、やはり目の前で再現されるのは衝撃的で、高校生たちの間からは、悲鳴とどよめきが起こっていました。

 

一件でも不幸な交通事故がなくなることを祈ります。

 

20250704 蕨市交通安全教室in蕨高校

蕨高祭は、8月30-31日だそうです。


埼玉県 令和7年度(2025年度)予算案 県土整備部の蕨市部分

ただ今、埼玉県議会では、令和7年(2025年)2月定例議会が開かれており、来年度(令和7年度 – 2025年度)の予算案が審議されております。

 

県土整備部関連、つまり道路、河川、橋梁などの土木に関するもののうち、蕨市に関する項目を以下に解説します。

R7蕨市箇所付け一覧

蕨市に関する部分は、3点です。

 

 

①県道 蕨停車場線(和楽備神社~北町歩道橋) 障害者誘導用ブロック(点字ブロック)修繕

県道117号 蕨停車場線の、和楽備神社(上記地図のA地点)から、北町歩道橋(同B地点)までの300m区間です。

片側1車線の車道の両側には、それぞれ歩道があります。

両側歩道の障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の修繕を行います。

令和7年度埼玉県当初予算案 点字ブロック修繕

ブロックの歩道に、点字ブロックも埋め込まれています。

点字ブロックは、規格が変わっております。
現地の点字ブロックは古い規格によるものであり、最新の規格では不合格のものなのだそうです。

最新の規格では、点字ブロックの角が、杖などが引っかからないようにもっと丸みを帯びているそうです。

 

これらの修繕を行います。

新しいものは、点字ブロックではなく、点字シートを上から接着剤で貼り付けるタイプになるそうです。

 

 

②県道 川口蕨線(南町~西川口) 電線地中化 本体工事

こちらの記事にて、工事進捗にて解説した、県道110号 蕨川口線の電線地中化問題です。

前任の須賀敬史 前県議会議員の時代からの、蕨市から県に対する要望事項であり、少しずつ工事が進められてきていました。

私も、令和4年(2024年)2月定例会 県議会一般質問にて地元要望として取り上げ、県土整備部に対して強くリクエストしたところです。

 

令和7年度埼玉県当初予算案 県道川口蕨線 電線地中化本体工開始

第一中学校正門前の丁字路にて。

 

 

この道路の電線地中化は、蕨駅側から南へ向けて進められており、今は塚越陸橋のたもとの丁字路(蕨南町郵便局の近くの丁字路。上図のA地点)までは完成しております。

ここから西川口方面に向けて、これまでは、支障物(電線以外の、例えば通信ケーブルなど)の地中化工事が進められてきており、いよいよこれが終わりました。

上記写真を見ると、既に何度も掘り起こして工事を行ったため、歩道の舗装がボコボコになっている様子が分かります。

 

 

来年度からは、電線本体工事に着手することになります。

電線本体の地中化工事が終わった後も、横の電線との接続の工事や、既存の空中の電線・電柱の撤去工事を行う必要がありますので、まだまだ完成までには年月がかかりますし、今の時点ではその時期は未定です

 

 

 

③緑川(中田橋~稲荷橋の300m区間) 護岸修繕

緑川については、水害対策としての河川拡幅が、永年の地元要望です。

この件もまた、令和4年(2024年)2月定例会 県議会一般質問にて取り上げました。

 

令和7年度埼玉県当初予算案 緑川河川管理施設修繕

この写真は、塚越小学校の付近です。

護岸の表面はコンクリで固められている用に見えますが、コンクリの下をのぞくと、鋼矢板が上から下に差し込まれています。

かなり老朽化しており、金属が腐ってボロボロになっている箇所も見られます。

これらの修繕です。

 

 

 

さらによりよい、住みやすい蕨市のために、活動してまいります。


県道川口蕨線と塚越陸橋からの道が交差する丁字路の水はけ対策

県道川口蕨線と、塚越陸橋からの道が交差する、丁字路があります。

この交差点、名前はありません。

蕨一中のすぐ近くであり、通学路として朝晩は中学生がたくさん通る交差点です。

 

 

南町の岡田三喜男 市議より、道路補修が中途半端なため、水はけが悪く、大きな水たまりが出てしまっているので、何とかしてほしいという緊急の連絡を受けました。

工事現場

県道なので、県がメンテナンスしています。

さいたま県土整備事務所に連絡を取って、対応を依頼したところ、迅速に補修工事をしていただきました。

ご対応ありがとうございます。

 

 

この県道川口蕨線は、電線地中化工事を段階的に進めています。

私も、本年、令和6年(2024年)2月定例会 一般質問で要望したところでありますし、前任の須賀敬史 前県議も再三取り上げてきた、蕨市にとっては永年の継続案件です。

 

電線と電柱の地中化工事に先立って、電線以外の様々なものを先行して順次、地中化工事を行っており、その際の補修が中途半端だったようです。

 

これで、雨のときも靴が濡れることがなく、安全に交差点を横断することが出来ますね。

 

工事現場

岡田三喜男 市議(右)と、私(左)

 

 

身近な道路で、何かお困り事があれば、お気軽にご連絡ください。

その道路が、市道か?県道か?国道か?

そんなことは、いちいち考えなくても大丈夫です。

市議会議員、県議会議員、国会議員は、常に連携して活動していますので、誰に要望していただいても、適切なところに繋いで迅速に対応していきます。


蕨市交通安全母の会 創立50周年おめでとうございます

令和6年(2024年)11月26日、蕨市交通安全母の会の創立50周年記念式典がございました。

阿部清枝会長をはじめとする母の会の皆様、50年間の永きに渡る活動、ありがとうございます。そして、おめでとうございます。

 

交通安全の実現のためには、役所や警察だけ任せておけばいいというものではありません。それぞれの地域の草の根のボランティア組織による、地道な活動によってでしか、実現し得ません。それは、終わりのない活動でもあります。

日頃の活動に感謝申し上げます。

20241126 交通安全母の会 50周年記念式典

お礼とお祝いの言葉を申し上げました。

 

交通ルールは、実はちょこちょこと毎年のように変わっております。

今年は、自転車のスマホながら運転、飲酒運転が厳罰化されました。

昨年は、自転車のヘルメット着用が努力義務化されました。

規制強化だけではなく逆に既製緩和が行われることもあります。
電動キックボードが規制緩和されました。

 

学生、生徒は学校で交通ルールを習いますが、社会人になると、免許更新時講習くらいしか新しく変わった交通ルールを知る機会がありません。

今は、免許がない若者が増えています。

新しい交通ルールを周知するための啓発活動は、今までにも増して重要性が増しております。

 

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式典の中では、今までの50年間の歩みを振り返るムービーも上映され、会場のあちこちから、懐かしさによるどよめきや笑い声が巻き起こっていました。

 

余談ですが、電動キックボードが規制緩和される以前の、2020年2月にシェアリング電動キックボードを試しに乗ってみたことがありますが、これ、クルマなどとと同じ車線を走るには、極めて危険な乗り物です。個人的にはおすすめしませんね。


蕨市交通安全母の会会長の阿部清枝さん 交通栄誉章緑十字金章受章祝賀会

令和6年(2024年)5月26日(日)、蕨市民会館におきまして、蕨市交通安全母の会会長である、阿部清枝さんの、交通栄誉章緑十字金章受章祝賀会がございました。

 

阿部さんは、昭和49年の(奇しくも、私の生誕年でございます)蕨市交通安全母の会発足以来、50年の長きに渡り、蕨市の交通安全のために、地道なボランティア活動を続けてこられました。

 

とても名誉な、素晴らしい章です。

阿部さんご夫妻には、日頃より公私ともにお世話になっておりまして、我が事のように嬉しく、また誇らしく存じます。

 

 

昭和40年代と比べると、たしかに交通事故は減りました。

近年は、クルマの安全性能も向上致しました。

しかしながら、悲惨な交通事故は、いまだに無くなりません。

 

阿部さんには、まだまだこれからもご活躍を期待したいと思います。

 

20240528 阿部清枝さん交通案

須賀敬史 前県議会議員、受付の皆様と。

 

20240528 阿部清枝さん交通栄誉章緑十字金章受章祝賀会

津軽三味線の北村姉妹の演奏。

 

20240528 阿部清枝さん交通案

お祝いの挨拶を述べさせていただきました。

阿部ご夫妻には日頃よりとてもお世話になっております。

 

20240528 阿部清枝さん交通案

阿部清枝さん、春山さんと記念撮影。