信濃わらび山荘を見学(7) 所見

(続きです)

さて、写真付きでレポーティングしたために、ちょっと記事が長くなってしまいました。
率直な感想を箇条にて下記します。
  • 事前に思っていたよりも、建物が綺麗でびっくり。
  • 公営施設の割りには、綺麗。
  • 何より、メンテが丁寧に為されているという印象。
  • 川上村は、合宿には良い。
    走りやすい山はたくさんあるし、トレイルランやる人にはかなり条件のいい合宿場になると思う。
    ロードのランナーにとっても、いい高地トレーニングの場になるのではないかな。
  • この近くは、野辺山ウルトラマラソンのコースだし、馬越峠も近いし。送迎付きで野辺山ウルトラの参加者の宿泊を受け入れてもいいかも。
  • 他方、テニスコート、野球場、サッカー場などは、近くに無い、貧弱、数が少ないので、合宿所としては向かない。
  • 個人的には、あのエリアは楽しい林道がたくさんあるので、むしろ手頃な別荘の出物があれば買いたいくらい。移住してもいいかも。
  • 現状、団体以外の客は、釣り、トレッキングの人たちが中心らしい。家族やグループが多く、ソロの方はほとんどいないとか。
  • バイクツーの宿としてはかなり良い条件の宿だと思います。
  • レタス焼酎は、機会あれば是非とも飲んでみたいなあ。

信濃わらび山荘を見学(6)

(続きです)

さて、キャンプサイトへ。
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キャンプサイト内や、そこまでへの小径には、そこかしこに街路灯が設置されています。
夜間に検証したわけではありませんが、日本全国の数多くのキャンプ場に泊まった経験から申すと、かなり照明は充実している方だと思います。
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キャンプサイト内の炊事棟
1箇所だけです。
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炊事棟
コッヘル洗い用の洗剤、スポンジがしっかり置いてあります。
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右がトイレ棟
左が倉庫棟(貸し出し用テント、マット、シュラフ類を置いてあるとのこと)
最近は、キャンプする人は、テント類は持ち込みがほとんどとのこと。
テントやシュラフも昔と比べるとかなり安くなったし、クルマで来る人がメインですので、まあそうでしょうね。
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トイレ棟
ちょうど、スタッフの方々が掃除している時でした。
流しに置いてあった石鹸やスポンジがなくなっていた!とのこと。
おそらく野ネズミが持った行ったのでは・・・と。
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トイレ棟の男子 小便器
綺麗ですね。
よそのキャンプ場でよくあるように、便器内に蛾の死骸が貼り付いていたり、といったことはありません。
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倉庫棟 外に掛けられた掃除道具
あと、写真撮りそこねましたが、テントサイト内の木々は、ちょうどいい按配に間伐されていました。
ここしばらくの間で手間ヒマかけて作業したそうです。
スタッフの皆様、ありがとうございました。
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高登谷別荘地内の人造湖
この湖の畔に張りたいですね。
しかし、残念ながら幕営禁止です。
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川上村中心地側の看板
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帰りに立ち寄った、南相木温泉 滝見の湯にて、キャベツアイスを食べそびれたゆえに、八ヶ岳高原 滝沢牧場 手作りアイスを食す。
帰りは、ぶどう峠が工事通行止めだったので、十石峠、志賀坂峠経由で帰蕨。

信濃わらび山荘を見学(5)

(続きです)

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キャンプファイアー広場
100人くらいは入れますね。
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コテージ棟 からまつ
コテージ棟は、2つあります。
貸し別荘のような建物です。
宿泊棟が、大部屋であり、合宿所形式であるのに対して、
コテージ棟は、家族やグループでの利用を想定し、キッチンやトイレなど全てが中に配置されています。
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ウッドデッキ
いいですね~。
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10人分くらいの布団セットが設置されています。
床でもよければ、管理棟から布団を持ってくれば、もっと大勢泊まれます。
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コテージ棟も、宿泊棟と同じようにフェイク暖炉が設置されています。
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キッチン
調理器具は一通り置いてあります。
ガスも電気も使えるし、冷蔵庫まで置いてあります。
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和室
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和室その2
ご覧のように、電源コンセントもあります。
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押入れの中に、布団セット。
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もう一つのコテージ棟 しらかば
建物の中は「からまつ」とほぼ同じです。
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フェイク暖炉。
カウンター配置型キッチン。
高い天井。
昼なお明るい採光。
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ウッドデッキの外には、カマドスペースがあります。
焚き火はここで、どうぞ。
(続く)

信濃わらび山荘を見学(4)

(続きです)

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レストラン棟
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ゴミは分別して出しましょう。
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屋外に設置された自販機では、酒は売っていません。
(中では売っています)
近くにコンビニはないので、夜中に酒が切れたら、終わりです。
あらかじめ、大量に酒を買っておきましょう。
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レストラン内部
食事は美味しいそうで、子ども達に大人気だとか。
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レストラン棟内部
すべての建物に共通しますが、天井が高く、採光がしっかりしていて、昼でも明るいです。
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ユースの食堂みたいな感じですね。
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厨房内部。
宿泊キャパは100人ですが、max3人のコックさんで切り盛りするそうです。
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(ちょっとピンぼけ写真です)
オプショナルメニュの中に、レタス焼酎なるものを発見!
この地域名産の高原野菜、レタスをベースに作った焼酎みたいです。
試飲してみたいところですが、バイクツーリング途中   市保有公共施設の視察途中なので、もちろんダメです。
他に、レタスアイスというものも人気があるそうですが・・・食べそびれた。・゚・(ノД`)・゚・。



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レストラン棟の裏のゴミ置場
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アナグマがちょっとすき間から入り込んでゴミを荒らしてしまうのだそうです。
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小さくてすばしっこくて、タヌキみたいでかわいらしいとのことですが。
鉄製のがっしりしたフタがついたゴミ箱が欲しいと話し合っている、とのこと。

(続く)

信濃わらび山荘を見学(3)

(続きです)

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宿泊棟(大部屋がある建物)へ
この辺りのメインの建物群は、ウッドデッキが結んでいます。
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スタッフさんの手によって、綺麗に整備されています。
施設内は、驚くほど綺麗です。
「何とか青年の家」の類のしょぼい公営合宿施設や、公営ユースホステルとは比べものにならないくらい綺麗です。
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宿泊棟(大部屋の建物) きんぶ
(この近くの山、金峯山から取った名前だと思います。)
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宿泊棟の中。
中央には、ちょっとした板敷の広い空間があります。
フェイクの暖炉にはガス式(?)暖房器具が設置されています。
尚、この地域は盛夏でも涼しく(夜は寒いくらい)なので、冷房は一切設置されておりません。
天井は高く、採光がしっかりしているので、明るいです。
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丸太を組み合わせた、いわゆるログハウスです。
こういった建物は、年月を経ても全然古びないどころか、味が出てきますね。
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丸太は何とか松だそうで、松ヤニが出てきています。
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宿泊棟の中央の広い部屋から、周りを囲むようにベッドが設置されている部屋が配置されています。
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トイレは洋式。
ウォッシュレットは付いていません。
浄化槽式です。
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各部屋に設置された洗面所からはお湯が出ます。
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宿泊棟中央の広い空間の天井。
天井が高く、採光がしっかりしているので、昼でも明るいです。
夜は、本が読めるような明るさにはならないと思いますが、しんみり酒飲んだりするのにはいい感じでしょう。
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宿泊棟の大きな洗面所。
こちらは、お湯は出ません。
夏でも水は冷たいそうです。
顔を洗うときは、各部屋の中の個別洗面台が取り合いですね。
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高い音、テープなどは禁止やで。
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2つある宿泊棟の中央に位置する、トイレ棟
(続く)

信濃わらび山荘を見学(2)

(続きです)

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信濃わらび山荘に到着。
立派な看板がお出迎え。
ここまでの道順は、決して迷うことはないでしょう。
来客はクルマがほとんどとのことで、チャリダー、JRラーはほとんどいないようです。
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入口から望む、施設全景。
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なかなか趣きがありますね。
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ちょうど紅葉真っ盛りでした。
ピークにはちょい早いそうです。
大変申し訳無いことに、事前アポ無しで訪れたのですが、スタッフの方に快く案内していただきました。
(残念ながら、管理責任者の方はご不在でした)
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管理棟
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管理棟の中の受付
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大風呂(女子風呂)
同時にカランを使えるのは5人くらいですね。
(ちなみに、施設全体の同時キャパは100人くらいだそうです。
また、後述するコテージの中には個別風呂があります)
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女子風呂の着替え室内にあるベビーベッド
何となく、市内の小中学生が林間学校に使うのがメインだろうと思い込んでいましたが、もちろんそれだけではないんですよね。
尚、平日昼間だったので、宿泊客は誰もいませんでした。
(続く)

信濃わらび山荘を見学(1)

本日2012年10月19日(金)、長野県川上村にある蕨市の施設である、信濃わらび山荘を見学して参りました。

(交通費は私費)
決して、天気が良すぎるのでデスクワークをほったらかして遊びに出かけた訳ではなく、あくまでも市議会議員の重要な仕事の一環として、市が保有する公共施設が適切に運営されているかどうかチェックに赴いたということで、ご理解の程よろしくお願いします。
実は、行くの初めてでした。
私が所属する市議会 保守系会派 新生会の議員の中でも行ったことある人とない人は半々くらいです。
たくさん写真を撮ってきたので、幾つかのエントリに分けてレポーティングします。
(すべての写真はクリックすると拡大します)
信濃わらび山荘
中央道をばびゅーん → 山梨県北杜市の須玉ICで下ります。
北杜市内では、普通の民家の間を真っ赤な顔の野生のサルがのしのし歩いているのを見かけました。
県道601号、610号を北上。
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信州峠
ドピーカンでした。
交通量が少ない峠で、当然ながら街灯の類はありません。
この写真は峠の南側ですが、北側は路面が湿っており、そろそろ夜間は凍結が怖いところ。
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県道から信濃わらび山荘がある、高登谷別荘地への分岐。
看板が立っています。
この辺りは高原野菜の名産地。
主に作っているのはキャベツですね。
この真っ直ぐな道は、バイク(エンジン付き)でもバイク(ちゃりんこ)でも何度か走ったことがありますが、この看板は気が付かなかったですね。
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2007年5月4日撮影
写真のフォルダを繰ってみたら、5年前のゴールデンウィークにマウンテンバイク(ちゃりんこ)で独りでツーリングしたときの写真が見つかりました。
(この時は、うっかりGWいっぱい冬季閉鎖していることを失念していて、大弛峠を越える予定だったのですが、やむなく大回りして信州峠を越えました。)
この辺の景色は、昔から全然変わりませんね。
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信濃わらび山荘が所在する、高登谷別荘地に入りました。
区画の数は山ほどありますが、google mapの衛星写真を見れば分かる通り、実際のところそれほど売れていないようです。
この別荘地は、ほとんど売り物が出ておらず、情報がほとんどヒットしないのですが、どうやら長野県と川上村が共同で開発したもので、保守管理運営は川上村振興公社が担っているようです。
数少ないヒットしたリゾート物件情報サイトによると、素の状態で一区画600~700万円台くらいで販売しているようです。
我が信濃わらび山荘の上には、より規模の大きな三鷹市の施設があります。
こちらは、川上村振興公社のwebサイトによると、運営は同公社に委託されているようです。
信濃わらび山荘は、蕨市の直営です。
近くには、村営のテニスコート、グラウンド、人造湖、野外ステージがあります。
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高登谷別荘地の管理棟。
「熊出没注意」の看板が!
まあ、出るでしょうね。普通に。
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高登谷別荘地内の幹線道路。
奥に見えるのが、野外ステージ。
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野外ステージ< /div>

けっこうしっかりした建物です。
スピーカとFM電波式マイクの受信用アンテナが設置されていました。
ステージの向かいは、芝生の広場になっています。
ちょっとしたフェスくらいなら出来そうです。
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別荘その1
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別荘その2
この別荘地は20年以上前に分譲されたものなのかな?
建っている別荘も、古いものが多い印象を受けました。
紅葉シーズンのピーク直前でしたが、さすがに平日なので人気はありません。
ちなみに、水道、電気は通っています。
ガスはプロパン。
下水道は浄化槽式。
ケータイは、
ドコモはバリ3、メリット5
ソフトバンクは圏外
KDDIは不明(実機を持って行かなかった)
最寄りのコンビニは、数十キロ先ですね。
売店自体も15キロくらい先かな。
(続く)