鬼怒川水害現場を再訪

ただ今開かれている、蕨市議会 平成30年9月定例議会の一般質問において、荒川氾濫による水害対策を取り上げました(私の出番は、昨日終了)。

3年前の平成27年9月の常総市 鬼怒川堤防決壊による水害現場を、2週間前に再訪してきました。

何らかのヒントが得られればと思っていたのですが、東日本大震災のような大規模・広域災害と異なり、鬼怒川水害は局地的なものだったので、既に完全に現場は復旧しており、新たに得られた知見はありませんでしたね。
堤防は完璧に整備され、壊れた道路や民家は元通りになっていました。

 

↓3年前の水害直後に訪れたときの記録

hoya_t blog 2015/9/13 : 台風18号による鬼怒川水害現場

 

 

以下、3年前の写真と比べて記す。

 

常総市 三坂町地区

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2015年9月。
道路は寸断され、電柱は傾き、そこら中が水浸しになっていました。

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2018年9月。(完全に同じ場所ではないが、ほぼ同じエリア)
さすがに3年も経っているので、当たり前ですが、道路、側溝、電柱、全て元通り。
何気なく通り過ぎたら、ここが水害現場だったとは分からないでしょう。
妙に、新しい家ばかりが目立つな?と気づく人はいるかも。

 

 

 

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2015年9月。
流れてきた水で、家のすぐ脇の地面がえぐれてしまっていました。

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2018年9月。
立派な塀に囲まれています。

 

 

 

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2015年9月。
ただ一軒だけ流されなかった、頑丈なヘーベルハウス。

蛇足ですが、旭化成は、この直後に偽装問題が発覚し、一気に評判を落としました。

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2018年9月。
周りには、新しい家々が建っています。

 

 

 

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2018年9月。
かつて寸断されていた道路からは、新たに造られた堤防がすぐ近くに見えます。(写真の右手)

 

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2018年9月。
堤防について説明する看板。

 

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2018年9月。
堤防の上より。
遥か遠くに見ゆるは、筑波山。

 

 

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2018年9月。
決壊の跡の碑。

 

 

 

常総市 若宮戸地区

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2015年9月。
太陽光発電施設の、倒壊したソーラーパネル。

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2018年9月。
すっかり元通りに復旧していました。

 

 

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2018年9月。
ソーラーパネル脇から、下流に向かって目を向けると、ん?なんだろう、あの黄金の変な塔は?

 

 

ナゾのパゴダ

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パゴダを模した、鬼怒川砂丘慰霊塔がありました。

3年前に来た時は知りませんでしたが、案内文によると、平成元年に建てられたそうです。

この辺は、木々に覆われているものの、「鬼怒川砂丘」と呼ばれ、地理学的には砂丘なのだそうです。
そう言えば、先日、ブラタモリで鳥取砂丘回をやっていたのですが、日本国内に砂丘と言われる場所は、何十箇所もあるそうで、ちょっとびっくりしました。

このパゴダは立派な建物ですが、地盤が砂地のためか、傾いていました。

 

 

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ここ、旧石下町から徴された兵の部隊は、インパール作戦に投入されたようです。
弓兵団と通称された、第33師団の歩兵第213連隊でしょうか。

石下からは135名が参戦し、110名が戦死、戦病死したそうです。

 

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パゴダに登って、鬼怒川堤防を望む。

 

 

おまけの写真

バガン慰霊碑

昨年、平成29年6月、ミャンマーのバガンを訪れた折の、弓兵団鎮魂碑。


片品村との交流

我が蕨市と、群馬県片品村とは、ふれあい協定、災害時における相互応援協定を結んでいる、友好都市です。

 

この種の協定は、国内、海外の市町村幾つかと結んでおります。

その交流イベントに直接に関わったことがある人以外からは、そんなよその街との交流に何の意味があるの?関係者が税金を使って遊びに行くだけだろ?という批判を受けることもあります。

国内の市町村との交流に関して言うと、自然災害に見舞われた時に、お互いに街の事情を知っている市町村同士で助け合う、というのは、意味があることだと思います。
また、一般論的には、トップダウンの関係は(市長同士が仲いい的な)なかなか続けることが難しそうです。草の根の交流は、末永く続くようです。
海外の市町村との交流は、何ともかんとも、個人的な意見を述べるのは、取り敢えずここでは差し控えます。

片品村とは、後者のボトムアップ型のアプローチで、長く続いている関係です。

 

私個人的にも、バイクツーリングで金精峠を越えて走る、行き帰りによく通りますし、このエリアは大好きです。

 

 

片品村収穫祭

9月15日(土)、あいにくの雨模様でしたが、 

7月にサービスインしたばかりの、道の駅 尾瀬かたしな において、片品村収穫祭が行われ、蕨市議会議長の名代として、副議長の私が出席致しました。

片品観光協会 かたしないろ : 2018.09.15 片品村収穫祭が開催されます!!

 

この道の駅、オープンしてわずか2ヶ月、初めて訪問しました。

かなりいい感じです。

「道の駅」の仕組みと言うか、基準がどうなっているのかよく知りませんが、物産品を売ることばかりに力を入れていてトイレの入り口が分かりにくかったり、座って休める場所がないような道の駅がある一方で、ここ、道の駅 尾瀬かたしなは、本当に、気持ちいい、感じのいい、道の駅でした。

特に、私が気に入ったのは、綺麗に刈り整備された、芝生です。

長時間運転していると、脚がむくんで疲れてくるものです。
特にバイクツーの場合は、クルブシまで覆う革ブーツを履いている場合が多く、足が蒸れるのですが、靴を脱いで、靴下も脱いで、ここの芝生に寝転がると、かなり気持ちいいでしょうね。

あいにく、訪れた日は雨でしたけど。

しかも、道の駅の中には、足湯もあります。

 

村役場に隣接しており、駐車場が狭いのが難点であります。

私は、宿泊費を浮かせ、早朝から行動するために、道の駅で車中泊することも多いのですが、かなり車中泊にとっては良い環境だと思います。すぐに、車中泊のクルマで駐車場が溢れかえることになってしまうのではないでしょうか。

 

道の駅 尾瀬かたしな 蕨コーナー

道の駅 尾瀬かたしな の、産直コーナーの一角には、蕨ブランド認定品コーナーが設けられています。
蕨の双子織、河鍋暁斎の絵柄入りコップなど。

 

 

 

上州武尊山スカイビュートレイル

そして9月23-24日(日・月祝)には、川場村、みなかみ町、片品村、沼田市を舞台に開催された、トレイルランニングレースである、上州武尊山スカイビュートレイルに参戦してきました。

累積獲得高度9,200m、距離129km、制限時間35時間という変態レースであります。

今回で出場は3回目です。
ラスト8km地点でコース上に熊が出てレース中断となり、35時間をオーバーしてしまったのですが、完走扱いとなり、ITRAポイントも無事に6ポイントもらえることになりました。

 

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第4エイド、片品高原スキー場。

 

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第5エイド、オグナほたかスキー場のゲレンデを、ヘッドランプを点けて降りてくる選手たち。

このエイドでは、ドロップバッグを受け取れます。
靴下と靴を履き替え、リフレッシュした上で、1時間半仮眠しました。エイドのカレーライスおいしかった!


郷町会の敬老会

本日、2018年9月9日(日)、蕨市民会館において、郷町会の敬老会がございました。

70歳以上の方が参加対象で、572名おられるそうです。
このうち、当日出席者は、120名でした。

また、卒寿(90歳)の方が26名もいらっしゃいました。

素晴らしいですね。
元気なお年寄りが増えることは素晴らしいことです。

ますます健康で長生きなされることをお祈り致します。

 

尚、例年は西公民館を会場として開催されるのですが、エアコン故障のために今年は市民会館にて催されました。

西公民館は、2階の大きな部屋「集会室」と、1階の「児童室」のエアコンが故障して、使えない状態となっております。
地元住人の方々に、今後の見通しと、修理しない理由について頻繁に尋ねられるのですが、正直、私もよく分かりません。
この点は、ただ今開会中の9月定例議会において、問い質すことになると思います。

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西太鼓クラブの、太鼓の演奏。

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不思議な手品。

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みんなで合唱。

 

関係者の皆様、お疲れ様でした。


蕨市議会 2018年9月定例議会が開かれております。

ただ今、蕨市議会の9月定例議会が開かれております。

定例議会は年に4回あります(3月、6月、9月、12月)。
9月定例議会は、決算の審査を行います。

この時期は、敬老会、運動会や祭りなどの地元イベントが多い上に、自分の法人の決算期でもあり、諸々雑務で忙しいです。

 

 

例のクリアファイル

作業部屋にこもって雑務処理をしていたところ、話題の方のクリアファイルを発見しました。