本日 2012年2月27日(月)は、蕨市議会3月議会における、議案質疑の提出締切日でした。
3月議会は、予算案の審議を行うため、一年に4回ある定例会の中でも、最もボリュームが多く、ヘヴィーです。
予算、すなわち、お金をどうやって(主に税金という形で)集めて、どうやって使うか、というプランとその実行が政治の要諦であるからです。
3月定例会の議案は、
・24年度予算
・23年度補正予算
・その他
に大別できますが、
このうち、24年度予算の一般会計についてのみ、会派代表による代表質疑という形を取ります。
すなわち、代表以外の会派メンバーの議員が個別に質疑することは出来ません。
あくまでも24年度予算の内、一般会計についてのみですので、特別会計については各議員が個別に質疑することが出来ます。
補正予算は、年4回の定例会において毎回必ずちょこちょこと組まれますが、3月議会の補正予算については、年度の最後の帳尻合わせを行うため、最もボリュームが大きくなります。
私が所属する保守系会派 新生会では、メンバー議員は8人おりますが、24年度一般会計予算案について、特に役割分担をせず、全員が全分野について自分なりの質疑をリストアップして会派会長まで持ち寄り、それを会派会長が独断で取捨選択して「代表質疑」を作り上げる、という形を取っております。
前述の如く、予算が政治の要諦です。
自治体経営においては、首長の考えが最も生々しく端的に現れてくるのが予算です。
流れとしては、
①市長が、予算案を作る。
②議会が、予算案を認める(もしくは、認めない)。
という手続きを取ります。
すなわち、3月議会は、市長と議会が、全面的に対決する場となります。
蕨市の市長は、日本共産党籍を持つ、共産主義者の頼高英雄氏です。
私が所属する保守系会派 新生会は、市議会定数18人中8人を占める最大会派でありながら、野党として頼高市長と敵対する立場にあります。
本日、保守系会派 新生会 会長の川島善徳議員が、会派代表質疑の通告書を提出しました。
内容は、予算案のほぼ全項目に渡り、私の意見も大いに反映されております。
一言で言うと、頼高市長の予算案には、蕨市の成長イメージがまったく描かれておりません。
我が国の人口が減少し、高齢化しつつある中で、蕨市が生き残っていくためには、どうすればいいのか?
本会議においては、会派代表が、全面的に市長と対決し、徹底的に論破することとなりましょう。
結果は、事後、このblogにてレポーティングします。
また、前述のように、24年度一般会計予算以外については、各議員が個別に質疑してもokというルールですので、
私自身は、
・23年度 錦町区画整理事業特別会計 補正予算
・24年度 錦町区画整理事業特別会計 予算
について、質疑発言通告を行いました。
こちらも、事後レポーティングします。