蕨市園芸品評会

本日2016年11月25日(金)と、明日26日(土)とで、蕨市中央公民館において、園芸品評会が開催されております。

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市内の農家が出品した農作物のコンテストです。
参加資格は、市内の農家、ということなので、市内の農家が、市外に持つ田畑で作った農作物も出品されています。例えば、蕨市内にはもはや田んぼは教育用のものを除けばありませんが、市外に田んぼを所有する農家が出品した米・もち米が出品されています。

1日目である本日は、農業技師による品評・優秀作品の選出を行いました。

20161125_蕨市園芸品評会

上級の賞を獲得した皆様。

 

明日2016年11月26日(土)は、10時から展示即売を行います。

かなりお買い得な値付けなので、おすすめです。

20161125_蕨市園芸品評会

値付けをしているところ。

ここだけの話ですが、基本的に、農家の皆様は、売れ残って持ち帰らなくてはならない状況をすごく嫌がっています。なので、かなり安いプライシングとなっています。品評会に出品するくらいの農作物なので、全てかなり高品質なものですが、市中の八百屋、スーパーで買うよりもかなり安いです。

関係者の皆様、お疲れ様でした。


今上天皇の譲位について

宮内庁 2016/8/8 : 象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば

陛下自らが、譲位をお求めになりました。

私は、天皇陛下の譲位については反対であります。
以下に私の考えを説明致します。

 

陛下のお言葉を引用すると、

私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。

つまり、陛下は、
天皇の仕事を、

①国民の安寧と幸せを祈ること
②人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うこと

と定義しておられます。

①は、宮中祭祀を指します。
②が指す具体的な内容を、続いて以下のように述べておられます。

日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。

つまり、国内各地を行幸されることが、天皇の仕事として必要だと認識しておられます。

その上で、

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。

加齢による体力の衰えを理由として、②行幸を縮小することは、無理である(=天皇の仕事を果たしていることにはならない)と述べておられます。

 

しかしながら、本来の天皇陛下の仕事は、①祭祀だけで充分なのです。

陛下の存在そのものが、一億二千万日本国臣民の安寧であり、幸せなのです。

②行幸が加齢による体力の衰えのために不可能だからといって、譲位される必要はなく、摂政を配置して、②は摂政にやってもらえばいいわけです(行啓)。

 

 

もちろん、陛下はそのような考え方があることもご承知の上で、摂政を配するのではなく、御自ら②行幸も果たすことを望み、それが叶わぬならば譲位したいとお考えになり、8月8日の「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」を表明なさったのだろうと忖度致します。

大御心をたいへんありがたく感じます。

 

しかしながら、繰り返しになりますが、天皇陛下は、ただ存在するだけで、臣民は安寧であり、幸せなのです。

市井には、「陛下はもう年取っておじいちゃんなんだから、これ以上働かせるのはかわいそうだ。望む通りに譲位させてやればいいじゃん」という考え方が広がっているのですが、これは、全くもって的外れで間違った考えです。

 

現下の状況においては、一身を賭して君をお諌め申し上げることも、臣の忠たる道であろうと思います。


和式トイレのしゃがみ方

最近、「洋式トイレしか使ったことがないために、和式トイレの使い方を知らない子供達」が増えているそうな。

たしかに、最近、新築される一軒家・マンションならば、たいがい洋式トイレだろうし、ウォシュレットもかなりの確率で装備されているだろう。

学校の和式トイレが使えなくて、排便を我慢して体調を崩してしまったりする子供が増えているらしい。

ホントかな?

 

そこで、学校のトイレを大規模修繕する時に、洋式化を進めていこう、という運動というか考え方・政策論がある。

個人的には、どうも違和感がある。

 

 

広い世の中には、まだまだたくさん和式トイレはある。
今後しばらく、数十年後に至るまで、なくなることはないだろう。

洋式トイレでも、適切な補修や掃除がなされておらずに、便座が壊れていたり汚れていたりしてお尻をつけられる状態ではなくて中腰のまま排便しなくてはならなかったり、防犯のためにドアがなかったり、足元が丸見えのトイレもたくさんある。

 

「お年寄りが、足腰が弱ってきて、和式トイレにしゃがむことが出来ないので、洋式トイレをふやしていこう」という考え方・政策であれば、納得できるし、その通りだと思う。

実際のところ、防災用の仮設トイレ・ポータブルトイレの類は、洋式便座が増えている。

 

しかしながら、子供達が和式トイレを使ったことがないから、学校のトイレの洋式化を進めていく、という考え方・政策はおかしいと思う。

和式トイレを使ったことがない子供がいるならば、そのような子供に、和式トイレの使い方を教えていくのが、学校教育の一つの責務なのではないだろうか。

 

 

 

どうでもいい話ですが、私個人的には、公衆トイレの研究が趣味です。

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2016年8月、ロシアのニージニー・ノヴゴロドの公園の公衆トイレ。
有料なので、お金を徴収する係員がいます。
常設トイレだけだとキャパ不足なために仮設トイレを増設したようですが、おばちゃんは暇そうでした。

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2010年4月、ウイグルのカシュガルの公衆トイレ。
ウイグル語なので、どちらが男か分かりません。
市内中心部は漢人だらけだけど、ゴミゴミしたウイグル人街に漢人が紛れ込んでくることはあり得ないので、中文表記は必要ないわけです。植民地ってこんな感じなんですね。

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2016年4月、平壌の万景台の公衆トイレ。
金日成氏の生家がある広大な公園なので、メンテナンスばっちり。

 

 

 

 

先日読んだ、胡桃沢耕史, 『黒パン俘虜記』という小説では、大東亜戦争後のシベリア抑留の様子が描かれていました。

小説の中での抑留場所は、モンゴルという設定で、トイレは、巨大な穴を掘り、長い板を何枚も渡してあるものだそうです。

任意の2枚の板に両足をおいて、排便するとか。

左右に仲間の兵士がたくさんズラッと並んでいるわけですが、お尻丸出しで排便する時のおしゃべりという、まさに裸のコミュニケーションが辛い日々の中でのちょっとした楽しみだ、と主人公が述べていました。

永久凍土なので、別に臭いなどは発生しないそうです。


攻殻機動隊実写版の予告編

攻殻機動隊が好きで、今でもよく見返したりしているのですが、全然期待していなかった実写版のトレーラーが発表されたので、見てみたところ、意外と面白そうでした。

これは案外おもしろそうかも。

HANKAって、アニメ版のメガテクボディ社か?
中文の会社名っぽい当たりが、2016年らしい感じですね。

芸者ロボの義体を、敢えて不気味の谷の手前側のデザインにしたのは、演出としてはいいと思います。設定上のこの時代では、既にとっくに不気味の谷を超えているわけですが、それだと時代感が出ないので。

「高級ホテル」は、台湾ぽいなと思いました。
「高級サウナ(三温暖)」みたいなw

街並みはアニメ版通り、返還以前の香港イメージですね。

バトーのクルマは、デロリアンか?と思いましたが、動きを止めてよく見ると、後ろ周りは先代NSXっぽいですね。

素子が通る風俗街は、どこのイメージですかね?
東京にも香港にもああいう場所はないし。

川向こうの、3次元アニメーションの広告がきらびやかなビル群は、アニメ版の時代はまさに尖沙咀から見た香港島イメージだったのだと思いますが、今だったら外灘から見た浦東イメージという感じなのが、まさに2016年らしいと思いました。


農地パトロール

本日2016年11月18日、蕨市農業委員会のメンバにて、市内の農地パトロール(利用状況調査)を行いました。

「遊休農地の発生防止、解消」は、農業委員会の主な仕事の一つです。

誰かが所有している畑を、耕作しないで遊ばせておいたとしても、その人の勝手でしょ?
と、思われがちです。
私も、以前はそう思っていました。

しかしながら、農地は税制面で優遇されており、登録されている農地は、しっかりと耕作しないとダメなのです。もちろん、勝手に他の用途に転用するのもダメです。

年を取ったとか、後継者がいないとか、何らかの理由で耕作を続けることが不可能な事態になったら、他の人・企業に貸すなどしかるべく対応が必要になり、これを斡旋するのも農業委員会の仕事です。
現実的には、都市化が進む蕨市内でわざわざ農地を借りてビジネスベースで(趣味としてではなく)農業をやろうという人・法人はいないと思いますけど。

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錦町の農地。

適切に農地利用されているケースです。

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錦町の、以前、子供向け学習用に「田んぼの学校」として水田として利用されていた場所。

「田んぼの学校」は終了し、今は畑となっています。

20161118_蕨市 農地パトロール

葉に白い斑点が見えますが、消毒薬の濃度が濃すぎたことが原因ではないかとのこと。

20161118_蕨市 農地パトロール

ここは農地ではありませんが、家電の不法投棄を見つけました。

20161118_蕨市 農地パトロール

農地はほぼ所有者の家に隣接しているので、在宅ならば一声あいさつしていきます。

20161118_蕨市 農地パトロール

これは、良くないケースですね。

20161118_蕨市 農地パトロール

ボーイスカウトに貸しているようです。

20161118_蕨市 農地パトロール

中央地内の農地。

 

私の父方の先祖も、川口市内の農家でして、父親はガキの頃田植えの手伝えをした、という話を聞いたことがあります。私自身はまったく農業経験はありません。

プロの農家の方の解説を聞きながら畑を見て回るのは、結構面白い体験です。


蕨戸田消防特別点検がございました。

先日2016年11月13日(日)、戸田市役所駐車場にて、蕨戸田消防特別点検がございました。

蕨市、戸田市と合同での、各市の消防団の観閲式のようなイベントです。
出し物は全て、定型化されていて、毎年恒例の単なるセレモニーと言えば、まあ確かにその通りなのですが、行政のチェックを行うのは、議会の主要な役割の一つであります。

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入場行進です。

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車両の点検。

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放水作業の点検。

 

この特別点検の前日の2016年11月12日(土)には、市内 北町1丁目の木造家屋にて火災が発生し、不幸にも1名がお亡くなりになっております。

埼玉新聞 2016/11/12 : 木造住宅が全焼、焼け跡から遺体 女性が喉にやけど、病院に搬送/蕨

消防団の皆様、お疲れ様でした。日頃の任務へのご精励に感謝申し上げます。


郷町会の防災訓練がございました。

先の日曜日、2016年11月6日(日)、郷南公園におきまして、郷町会の防災訓練がございました。

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蕨市消防本部と、地元の消防団第4分団の方々にレクチャーしていただきました。

練習用の消火器を使って、消火訓練。

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AEDの使い方の練習。

いざという時に、冷静に行動できるようにするために、「以前やったことあるから~」と敬遠せずに、折に触れて繰り返し練習しておきたいところです。

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煙体験。

 

最後に、炊き出し訓練ということで、アルファ米のご飯によるカレーライスをいただきました。

関係者の皆様、お疲れ様でした。