日本の誇り、世界の名車、本田技研工業のスーパーカブに乗るJKが主人公の、その名もずばり『スーパーカブ』というアニメが配信されていると聞いて、ちょっと見てみました。
家族も友達もいない、陰キャJKが、カブに乗り始めたことをきっかけに友達ができて、自らの世界が広がっていく、的なストーリーのようです。
私はスーパーカブが好きで、それはもう、愛していると言ってもいいくらいなのですが、このアニメは、正直、あまり興味わきませんね。
『けいおん!』とか『ばくおん!!』とか『ゆるきゃん△』とか、この手のJKものアニメの流れが、勝ちパターンを煮詰めつつ商業的に進化しつつあるようです。
・日常系
決して奇想天外な大冒険をするわけではない。
・主人公はJK
これはテッパンですね。もちろん、登場人物は、様々なカテゴリを網羅しておく必要があります。
・タイアップしやすい商材と登場人物を絡ませる
楽器とか、キャンプとか、バイクとか。
ニッチでマニアックな商材ではなく、それなりの規模のファンがいて、市場規模があるもの。
この点、スーパーカブという特定のメーカ製品限定で取り上げた『スーパーカブ』のアプローチはチャレンジングです。
・微細な描写
これは、『君の名は。』などの新海誠系の流れですね。
・リアルな場所を描く
架空の街ではない。
『スーパーカブ』では、北杜市。
リアルな街を描くことによって、聖地巡礼ビジネスが生まれ、ご当地の自治体やら観光協会やらとのタイアップビジネスの機会が生まれます。
そう言えば、蕨市も、市内の架空の高校の女子サッカー部を舞台として描いたアニメと、蕨市(行政)が、街起こしの材料としてタイアップしています。
サッカーに興味なくても、蕨市が描かれているとなれば、蕨市民は「どれどれ、ちょっと見てみるか」という気分になりますよね。
聖地巡礼ビジネスのチャンスだとばかりに商店街も喜んでタイアップに乗ってくるでしょうし。
(個人的には、球体恐怖症で、ボールは見ているだけで気分が悪くなってしまうので、見ることができないのが残念です。)
私が今乗っているカブは、2007年式。
キャブからインジェクションに切り替わった初めてのモデル。
この写真は、新車の頃、奥多摩に山錬に行った時。
カブは、シートがふわふわ柔らかいので、長時間乗っているとお尻が痛くてたまらなくなるので、ツーリングには不向きなのです。高速道路には乗れないし、あまり遠くまで行ったことはありません。最も遠くまで行ったのは、日光。お尻が痛くて、いろは坂の手前で引き返してきました。
2010年、レンタのカブで、ベトナムのダナンからフエまで、ハイヴァン峠越え。
この写真の後、エンジンが壊れて大変な目に会いました。
道端のHONDA屋でピストン交換してもらいました。
ベトナムでは、今は知りませんが、昔は、バイクのことをHONDAと呼んでいました。