ロリポップwordpressが続々クラック中(らしい)

詳細未確認ですが、ロリポップのwordpressが大量にクラックされている模様です。

続) ロリポップのWordPress大量乗っ取りについての推測と対応

Krad XinによるWordPressサイト大量ハッキング発生中

当社サービス「ロリポップ!レンタルサーバー」ユーザーサイトへの第三者による大規模攻撃について

 

ちょっとヤバゲな状況のようです。

このブログもロリポのサーバを使い、CMSとしてwordprssで組んであります。
取り急ぎ、

【画期的!!】1分でWordPressにGoogle認証システムをいれる簡単な方法

こちらを参考にgoogle anthenticatorというワンタイムパスの二段階認証の仕組みを入れた上で幾つかのファイルのパーミッションを変更してみましたが、何やら二段階認証をかませてもクラックされたような報告もあるので、このブログもやばいかもです。

取り敢えずバックアップは取りました。


【蕨市議会】2013年9月議会が開かれます。

こんにちは、保谷武(ほやたけし)です。

さて、明日2013年8月30日(金)より、蕨市議会2013年9月定例会が開会されます。

昨日の都市計画審議会に続き、本日は議会改革推進特別委員会が行われ、私も出席してきました。

9月定例会は、前年度決算認定を含むため、予算審議を行う3月定例会に次いでボリューミーな定例会となります。
私も今回から決算常任委員会に配属されましたので、バリバリ決算審議したいと思います。

季節の変わり目ゆえ、まだまだ残暑が続くと言いつつも、これから少しずつ肌寒い日が増えていくことと思います。皆様、お身体におきをつけください。


【蕨市】都市計画審議会がございました。

昨日2013年8月28日(水)、蕨市 都市計画審議会がございました。

市の都市計画の諸々について、以下のような流れで「審議」します。
1.市長から「諮問」を受ける
(これこれのテーマについて、話し合って、賛成か反対か意見を出してね。)

2.担当部署に質疑しつつ、意見を出し合って話し合う。
3.賛成か反対か結論を出す。

4.「答申」する。

メンバは13人おり、市内の有力者・実力者、市外の学識経験者の他、6人が市議会議員枠となっており、私 ほやたけし(保谷武)も審議員の一人となっております。

 

  • 今回の審議内容

ざっくり言うと、「中央第一区画整理事業の廃止→まちづくりプランへの移行」の是非を問うものです。

中央第一区画整理事業は、蕨駅西口の商業地区(詳しくはこちらのマップをご参照)の街並みを綺麗に整理しようというものです。

この地区は、古い家がごちゃごちゃしていて、道路も狭く(成果に不便なだけではなく、消防車が入りにくいので防災面で劣る)、公園も少ない。
そのために、太い道路を引き直して、街並みを碁盤の目状にしよう、というものです。

平成7年にこの区画整理の計画が決まったものの、実際には全く何も進んでいませんでした。

中央第一地区まちづくりプランは、上記区画整理事業の計画の代替となるもので、ざっくり言うと、以下のような内容です。
・道路、街並みは基本的には今のまま。
・幹線道路はセットバックして、歩道を作る。
・公園を3つ作る。
・狭い道路は、隅切り(クルマが曲がりやすいように、交差点の角をカットする)を作る。

中央第一地区まちづくりプランについての地権者意向調査によると、87.8%が賛成とのことです。反対は9.8%で、反対の理由としてはそれほどクリティカルなものはありませんでした。

 

上記の「中央第一区画整理事業の廃止→まちづくりプランへの移行」は、地元地権者への調査、説明を何度も行った上で、既に昨年2012年12月に決定しております。
今回の審議会は、この決定内容について、事後的に審議するものでした。

 

  • 審議結果

原案通り賛成ということになりました。

 

  • 所見

新たな中央第一まちづくりプランは、計画上のスケジュールは、大まかに20年ということになっています。20年計画ということは、ほとんど「努力目標」みたいなもので、遅れる可能性は多々あります。逆に早く終わる可能性は低いでしょうね。計画実行が遅れたら不満を呼びますので、「20年~50年」みたいな書き方をしておいたが方がいいのではないでしょうか。

軽自動車しか通れないような細い道路、ごちゃごちゃした街並みというのは、生活は不便かもしれませんが、それなりに趣もあるものです。木造家屋ばかりで、一旦家事が起こればその地域全部が延焼してしまったような昔と違って、今は家屋の耐震性、耐火性も上がり、消防車も狭い道路に入っていけるように進化していますので、防災面での不安はおそらく昔よりは小さくなっているものと思います。


蕨市将来ビジョン「コンパクトシティ蕨」パブリックコメントの件

蕨市が(行政が)、将来ビジョン「コンパクトシティ蕨」というものを策定しています。
今後10年間の市政のゆるやかな方向性を定めるものです。

様々な対象者から調査を行い、議論を経て、出来上がった素案がこちらに載っています。

蕨市webサイト:「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン蕨市将来構想(素案)に対する意見を募集中です(パブリック・コメント)
http://www.city.warabi.saitama.jp/hp/menu000008600/hpg000008533.htm

わずか10ページほどのものなので、ちょっと読んでみてください。

 

 

 

何だか当たり前過ぎるくらい当たり前のことが書いてあるな~というのが第一印象。
しかし、よく考えて見れば、具体的なことを書いて将来を縛るわけにはいかないし、特定の領域に注力するわけにもいかないし、誰もが反対しないような全方位的なことを書かなくてはならないので、どうしてもこのような結論に着地してしまうものなのんだと思います。

個人的に違和感がちょっとあったのは、錦町・北町・中央・南町・塚越の5地区に分けてそれぞれコミュニティ活動を行っていこうというところです。
少なくとも私の地元である錦町に関して言えば、埼京線戸田駅・北戸田駅生活圏の一部として、隣接する戸田市とゆるやかな連携を行っていくような方向性を模索すべきところかと思っています(蕨・戸田の合併とか、錦町が分離独立して戸田に併合させるといった意味ではなく)。

但し、現在はこの5地区ごとに公民館などのハードウェアやコミュニティ組織などが分かれていますので、引き続きこのまま5地区に分けてやっていくのは、現実的でもあります。

また、この素案の中では、人口は現在の7.2万人のまま、10年後に至るまで横ばい維持を目指す、ということになっていますが、これでいいのかどうか、人口増を目指すべきではないか、という点については、私自身の中ではまだ考え中で、結論が出ていません。

 

という訳で、この結論自体は、可もなく不可もなし、おそらくこのまま決定してしまっていいものと個人的には思いますが、面白いのは、各種調査結果です。

http://www.city.warabi.saitama.jp/hp/menu000007800/hpg000007773.htm
このページから各種調査レポートのリンクが貼ってあります。

 

この中でも特に面白いのが、職員意識調査。
市の職員のアンケート結果です。
記名式か無記名式かは、書いてないので不明。

 

蕨の未来を見据えた新計画策定のための職員意識調査結果報告書
http://www.city.warabi.saitama.jp/ct/other000010800/h24_staff_survey_final.pdf

現場をよく知るプロの意見が率直に買いてあります。

重点施策-重要度(17ページ)
をみると、大まかに以下のように考えている職員が多いことが読み取れます。
・都市インフラは既に一通り揃っている。
・福祉・医療・保険、教育、市民生活・環境に力を入れ、ベッドタウン、生活・暮らしの拠点としての整備に力を入れていくべき。
・商業の活性化についてはあまり・・・(自主規制)

蕨市が優れている点または劣っている点とその理由(概要)(28ページ)
自由入力形式で、政策分野ごとに近隣市と比べて優れている点、劣っている点について赤裸々なコメントが買いてあります。
優れているという評価は、職員の方にとっては自らの仕事の自画自賛であり、劣っているという評価は、悔しさや不満(あるいは諦め?)の吐露であろうかと思います。


蕨市北町1丁目26番地の日本車輌製造(株)寮・社宅跡地の売却の件

掲題の件、よく尋ねられることがあるのですが、既に日本車輌製造(株)により他社への売却が決定しております。

同社より2013年7月23日付でIRのリリースも出されています。
http://www.n-sharyo.co.jp/finance/irinfo130723.pdf

簿価6百万で、売値は22億とのこと。
売り先は今時点では非公開ですが、10月末に引き渡し予定とのことですので、そのタイミングで明らかになります。

↓場所はここ。 

大きな地図で見る

この土地、周辺相場からみた取引事例比較法による適正価格は15億とのことなので、破格の値付けです。


武雄市役所 広報へのFacebook活用とEC支援モール「FB良品」視察

本日2013年8月9日(金)、所属する蕨市議会 保守系会派 新生会の一員として、武雄市役所に掲題の視察(政務活動費にて負担)に行って来ました。

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まず記念撮影。

  •  広報へのFacebook活用

DSCN6346

webサイト(ほーむぺーじ)を廃止して、Facebookページに移行しました。
あわせて、庁内グループウェア的な使い方をしており、これがかなり効果を発揮しているようです。

元々 5万PV/月だったものが、
300万PV/月に伸びたそうです。

但し、Facebookページのアクセス解析機能の制約によって、市民(5万人)へのリーチ率は正確には把握できていないようです。ざっくり5千人程度(10%)と推測しているとのことでした。

PC:mobile比率は2:8とのこと。
(蕨市のwebサイトにおいては、6.87:1)
圧倒的にモバイル比率が高いですね。

人気コンテンツは、子ども関連、自然災害とのこと。
(蕨市のwebサイトにおいては、市立病院、市立図書館、職員採用情報)

広報チャネルとして広報紙(紙ベース)、ケーブルテレビ番組、防災無線、スピーカを搭載した広報車など複数を持っている中で、Facebookページはあくまでもその一つとして位置づけているとのこと。

 

【所見】
フロー情報(自然災害情報、ゴミ出し、祭りの案内など、後々振り返ってみる種類ではない情報)を迅速にアップするインフラとしてはFacebookページは有用です。

また、庁内グループウェアとしての使い方は、自前主義でクローズドサービスに拘りがちな行政としては、コスト削減のためには良いと思います。つまり、似たような機能を持つグループウェアはたくさんありますが、自前でサーバを立てるにしてもSaaSを使うにしても、数百人規模の組織であればけっこうお金がかかりますが、Facebookの秘密グループ機能を使えば無料で済みますので。

他方で、Facebookは検索機能がきわめてプアなので、ストック情報(申請用紙、手続方法の説明など)は既存のwebサイト型であるべきです。
(そもそも、おそらくFacebookページ内はサーチエンジンのクローラーが巡回出来ないのでは??←未確認)

 

 

  • EC支援モール「FB良品」

市内の商品を販売するためのショッピングモールを運営しています。
行政が直接ショッピングモール運営をすることは出来ないために、(株)SIIISに業務委託しています。

出店企業のフィーは、
固定 0 + 従量:売上5%(いずれ0%にするとのこと)
クレカ決済手数料 3.6%
ロジはモール全体で佐川急便を使っている。(出店企業の自社ロジは使わない)

但し、武雄市スタッフがバイヤーを務めており、バイヤーが販売商品を選定をしている点が特徴です。(出店企業が自由に販売商品を選ぶことが出来ない)

武雄市としては、あくまでもEC支援、市のブランディング拠点として位置付けているとのことです。

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月商100万突破!

 

【所見】
ショッピングモールについては、私自身が2000年頃にサイバーエージェント、USEN、E-store合弁で立ち上げて運営していたことがあります。結局、私は途中で投げ出して(いろいろ理由あって転職して)、事業も最終的には失敗し、楽天に吸収されることになりましたが(但しこの会社ネットプライスは自社ECであるギャザリングモデルで見事にIPOしました。当時の役員、社員の皆様の努力の賜物です)。

そんな訳で、いろいろコメントしたいこともありますが、ここに書くのは控えておきます。現状ではかなりマスコミバブルな状態のようですので、FB良品さんには地に足をつけて頑張っていただきたいと思います。

 


武雄市議会では議場で電源・PCが利用可能

本日2013年8月9日(金)、佐賀県武雄市役所に、所属している蕨市議会 保守系会派 新生会にて視察(政務活動費にて支払い)致しました。

その際にあまりにも素晴らしいと感激したのが、議場で電源とPCが使えるようになっていたことです。

これは素晴らしい議会改革です。
逆に言うと、たいがいの地方議会では、議場で電源とPCを使えるようにするのには、全会派(または全議員)の合意なくしては出来無いので、事実上不可能に近いと言ってもいいくらい、果てしなく遠い道のりであります。おそらく、世代交代が為されない限り無理ではないでしょうか。

私は、蕨市議会においてこのルールを知らずにタブレットをいじっていたら、あとで先輩議員に呼び出されて「ピコピコやるんじゃない!」と怒られたことがあります。
(この時使っていたASUSのAndroidタブレットは、そもそも議場で使うためにわざわざ買ったものなんですけどw)

武雄市議会においても、高齢の議員を中心にPCを使いこなせない方々がおり、「不公平だ!」という理由で当初は反対したそうです。
結局は「使いたくない人は使わなければいい」ということで、全議員の合意を得ることが出来たようですが。

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市議会議場の全体。

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議員席には電源が引かれています。

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こちらは市執行部側(部長クラス)の席。
有線LANが引かれています。
議場内に引かれている無線LANを使わずに敢えて有線LANを使うのは、セキュリティ上の理由によるものと思います。

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答弁席に設置する大型ディスプレイ。

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無線LAN機器。

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一般質問にて、パワポを用いてプレゼンする様子。
(写真を撮影したもの)

実際の質問日の3営業日前までにパワポデータを提出するルールとなっているようです。(これは発言通行期限より後)

これはかなりいいですね。
現状の多数の地方議会(蕨市議会を含む)では、口頭で言葉でしゃべることだけしか出来ません。国会の委員会TV中継でよく見かけるようなフリップボードも使えないし、紙ベースの資料を配ることもできません。

パワポでビジュアルプレゼンテーションをすることによりより深く実のある議論ができるものと思います。