昨秋のキャリアポータルへの検索エンジン導入依頼、どこの公式サイトも苦戦している。
キャリアポータル+公式サイトの閉じた環の中を携帯電話ユーザが回遊していたのが、検索エンジン経由で環の外へとトラフィックが流れるようになってしまったので、当然だ。
公式サイトのモデルは、緩やかに崩壊に向かっている。
コンテンツジャンルごと(着メロ、デコメ・・・など)に、まだ伸びているところ、横這いのところ、ひたすら縮んでいるところ、とあるが、総じて横這い~縮小トレンドだ。
公式サイトビジネスは、キャリアが作ったプラットフォームの上で商いしているので、キャリアの大方針が「公式から勝手へ」、「オープン化」(キャリア毎のオープンという言葉の意味はともかく)、「コンテンツのCP提供体制から自社供給体制へ」という流れにある以上、コンテンツ提供会社としては、この流れには抗しがたい。
世の中の他の業界では、市場がこんな状況になってしまったら、業界再編が起こる。