2012年6月8日(金)に、蕨市議会この6月定例会の一般質問発言通告を行いました。
一般質問は、2012年6月18日(月)~20日(水)の3日間に渡り行われます。
私 ほやたけし(保谷武)の出番は11番目で、20日(水)の一番目、午前10時になりそうな見込みです。
私 保谷武(ほやたけし)の発言通告項目は以下です。
(1)錦町土地区画整理事業における、市の広報/市と地域住民とのコミュニケーションの改善
地域住民間で行政の対応について不満が溜まっています。
根本的にはお金がなくて事業進捗が遅れている点が原因ですが、より高頻度の広報、密なコミュニケーションを行うことによって、地域の不満を取り除くことが出来ると考えます。
市の側で、広報とコミュニケーションが不足している現状問題点を指摘し、改善を訴えます。
今回はそこまで踏み込むことは多分無理ですが、最終的には、担当部署のインセンティブ設計の見直しにまで踏み込んでいきたと考えております。
(2)本市独自の防犯対策について
3.11大震災以降、家族や地域の絆が見直され、従来、地域への社会参加(町会を中心とする防犯、防災、そうじ等のボランティア的活動)や政治参加が少なかったクラスターによる、地域の活動に対する参加意欲が高まっています。具体的には、新住民・無党派層等と呼ばれる、たまたま蕨に引っ越してきて住んでいるだけの地縁のない若者世代が中心です。
他方で、町会や消防団、交通安全協会、商工会青年部、青年会議所などの地域コミュニティ側での、これらのクラスターによる地域活動参加意欲に対する受け皿がありません。
本来であれば、そういったクラスターの中から、リーダーシップを持つ人が出てきて自然発生的にボランティア団体的なものが出来てくればいいのでしょうが、平日は仕事が忙しく、休日は遊びが忙しく、地元に友達がまったくいない人たちなので、組織化は時間がかかりそうな状況です。
本来はこのような民間の活動に行政が介入すべきではないのですが、過渡期の状況と割り切って、これらの人たちの背中をそっと一押しするような行政による施策があればいいのではないかと考えます。
今回は、防犯ボランティアにフォーカシングし、具体的に、市民が個人で気軽に参加できるようなボランティア支援(青色回転灯防犯パトロール、わんわんパトロールなどへの支援策など)を訴えます。
(3)市内公共施設内の使われなくなった設備・器具の撤去
市内の公共施設において、例えば市営住宅内の浄化槽のように、その後の下水道の開通によって意味をなさなくなり放置されているような設備・器具が多々あります。保守がなされていないため、子供が遊びに潜り込んで危険でさえあります。
建物そのものを数年後に改築するのならば、その時を待ってもいいのですが、今後5年、10年と使うのであれば、前向きな投資ではありませんが、必要なコストと割り切って、使われなくなった設備・器具を撤去する必要があると訴えます。
(4)生活保護の保護率を下げるための施策
①蕨市において不正受給が行われていないことを明らかにするために、個別外部監査を行うべきと訴えます。市と利害関係のない公認会計士、弁護士等に発注して、生活保護の実例をサンプル調査してもらい、現場の事務が適切に行われているかどうか調べてもらいます。
監査には数百万規模の費用がかかりますが、市民の不満の声に応えるためには必要なコストであると考えます。
–2012/6/12追記–
正直、あまりよく知らなかったのですが、個別外部監査は、そのための条例がないと出来ない模様です。蕨市の場合は、まず条例作らないとムリぽいです。
議員提案で作るならばかなりしんどい作業ですし、時間もエネルギーも必要ですので、今すぐにはいずれにしても出来ませんね。
今回は、取り敢えず問題提起のみということになります。
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②受給者の就労支援策として、現状実施している施策と努力について問います。
今時点では、上記がまだざっくりと頭の中にあるだけなので、これから調べ物をしつつ、話す内容などを書き起こしていくことになります。
てきとーに済まそうと思えばもう今すぐにでも出来ますが、しっかり調べて準備しようと思えばキリがない作業であり、当日6月20日の納期ギリギリまでたっぷり時間をかけて作業を続ける予定です。