自民党埼玉15区 田中良生事務所開き

本日2014年11月29日(土)、自民党埼玉15区(蕨市、戸田市、さいたま市南区・桜区)の田中良生事務所開きが行われました。
(田中良生候補予定者の後援会事務所です。)

衆議院議員選挙公示後の選挙期間中は、埼玉15区全体の選挙事務所となります。

場所:
埼玉県さいたま市南区南本町1-14-5 第3小池ビル104

 

 


神主さんによるお祓い。


田中良生候補予定者による挨拶。


細田徳治 県議によるダルマの目入れ。


三原じゅん子 参議院議員(自民党)が応援に駆けつけてくれました。


ネット選挙活動に関してメモ

今回の2014年暮れの衆院選は、ネット選挙活動が法的に解禁されて、国政選挙としては2回目、衆院選としては初めてのものになる。

私自身は、自民党埼玉15区(蕨市、戸田市、さいたま市南区・桜区)において、運動員として活動することになる。基本的には、この種の選挙事務所の中は完全に年功序列/議員としてのの役職序列で、私は戦略・戦術レイヤに関しては発言権はまったく無い。無駄な会議が多く、今どきスケジュール管理すらローカルのexcelベースでやっていて、情報共有手段は紙ベースのみで、当然ながらシンク出来ずに連携ミスが多発するという○×○×しさなのだが、会議でもその点は黙っている。言われた通りに宣伝車の運転をしたり、指示通りの場所に行ってビラ配りしたりするだけなので、うちの選対がネット選挙活動をどうするかよく知らないし、発言権もないし、まあ考えるだけ無駄なのだが、一応、ちょっと調べてみた。

私自身は元々、ネットビジネスのマーケティング領域が専門分野で、なおかつ、選挙に関しては自分自身と、他の候補者のものとに幾つかかかわって、そこそこ詳しくなってきたので、将来的に、そっち系のサービスを作ろうかともちょっと考えている。

 

ネット選挙制度について現状まとめ

  • 匿名でのコンテンツ配信/投稿はNG
    掲示板へ投稿する際は、連絡先を明記しないとならない。
  • メール送信は、政党・候補者本人のみOK
    支持者・運動員はNG
  • ペイド広告出稿は、政党(リンク先:政党)のみOK
    候補者本人による出稿は現時点ではNG
    (いずれ解禁される可能性あり)
    現時点でも、PACがやるならOK? ←だぶんグレー
  • なりすまし、誹謗中傷はNG
    刑事罰の対象になり得る。
  • ネット利用可能期間は、リアルと同じ。
    公示日~投票日前日
    事前運動は禁止。
  • 未成年者による投稿はNG
    リツイ、シェアもNG

 

 

方向性についてメモ

・「どう情報発信するか?」ではなく、「どうバズらせるか?」

・キャッチーなフレーズ、コピーを考え出して、繰り返す。名前ではなく。
・キャッチーなシンボルが必要。
オレンジの帽子、雨傘を広げるアクション、かっこいいロゴマーク、真似したくなるカッコいいボディアクション(例えば手指のVサイン、右腕を高々と振り回すとか)など。候補者だけではなく運動員みんなで真似する。

コンテンツ:
・駅頭活動、街宣車の運行スケジュールの告知、どこの会合に参加したなどの写真レポート:有権者は興味ない。
・有権者が興味あるもの → 争点について、候補者がどう考えるか。
テキストとムービー両方で。
ムービーは、1イシューについて1.5分間程度。
イシュー毎に素材を分割する。
前回参院選:山本太郎の成功例:反原発を巧みに争点化することに成功した
但し、争点を表に出すか/隠すか、これは全体戦略の中で位置付けられるべきもの。

私見:
争点の中には、例えば景気対策のように、何を行うのが正しい政策なのかは判断しにくいものも多い。
結果論でしか判断できない部分も大きい。

自信を持って、自説を明確に言い切る力強い姿勢を見せることが必要なのではないか。
・今後の景気対策
・アベノミクスの現状評価
・集団的自衛権の必要性
・原発を再稼働するべきか
・今、解散総選挙することの大義/総選挙費用700億は必要なのか?
・どうして小笠原のサンゴを中国漁船から守れないのか?
・年金制度は破綻するのか?

・ターゲットを明確に設定することが必要
私案:高学歴サラリーマン家庭新住民・埼玉都民
旧住民シニアはネット選挙の戦術ターゲットとしては切り捨てる←旧住民シニアに対しては、既存の手段でアプローチする

・本人の投稿/秘書の投稿を、明確に分ける。
秘書の投稿は、「秘書が投稿しました」と明記する。
秘書のなりすましは、絶対にバレる。

・ネガティブキャンペーン/比較広告
→匿名はNG。
→現実的には、現時点では困難か。PACがやるならOKか?

・ソーシャルツールをどう活用するか
運動員に、自らの言葉で友人に語りかけてもらう(リツイ、シェアではなく)
街頭演説で、「私の写真を撮って、候補者の○×△がいたよとツイート、FBにアップしてください!但し、未成年はダメですよ」とお願いする。

・メディア対応、煽り
まだ意図的な炎上マーケティングが通用するフェーズ。

・有権者からのQへの対応
有権者のツイート、リプライ、コメントに対しては、出来るだけ候補者本人が自分で返信をする。
ネガティブな投稿や、反対派からのものも含めて。
選挙期間中は、投稿作業時間を確保しておく。どのQに反応するべきかは、予めスタッフが選別しておく。


総選挙の費用と経済効果

総選挙の費用

いかなる計算によるものか分からないが、一説によると、国全体で700億だか800億とかの費用がかかるのだと言われている。
おそらく、ポスター印刷費、ウグイス嬢人件費、選挙事務所家賃、宣伝車レンタル費、文房具代など・・・の合計のことだと思う。

とにかく選挙はカネが掛かる。

更についでに言うと、急に解散総選挙が決まったので、以前から予定していた会食・パーティ類、旅行がキャンセルになったり・・・といったものまで含めると、もっと大きな金額になるだろう。

何を隠そう、自民党の末端運動員である私個人的にも、予定していた旅行をキャンセルしなくてはならないので、飛行機代が半分しか返って来なかったり、エントリフィーを支払い済みのマラソンレースやトレランレースがキャンセル不可能だったり、といったものを含めると、数万円の損失が現実的に既に発生している。

 

総選挙の経済効果

2005年総選挙の時の記事だけど、
asahi.com : 総選挙の経済効果は2227億円 第一生命経済研が試算(2005/9/10)
総選挙の経済効果は、2,200億あるらしい。

内訳は、おそらく上記に挙げたようなものなので、公共事業としての乗数効果は低そうな気がするが。

 

選挙は無駄なのか?

今回の総選挙は、電撃的に自民党:安部総理が意思決定して行ったもので、
「大義がない」
「あと任期が2年残っているのに、無駄だ」
といった批判がある。

選挙に掛かるお金が、社会全体にとって無駄なものなのかといえば、そんなことは決して無く、これは、民主制を維持するための必要なコストだと考えなくてはならない。

この部分を無理やりケチろうとしたら、これはもう独裁制に移行するしかない。

独裁制ではなく、民主制とも異なる、より効率的な政治制度は、歴史上、存在しない。

 

そもそも衆議院を解散することに大義が必要なのか?

制度として、総理大臣がいつでも好きなように解散できる仕組みになっている以上、大義なるものは必要ない。
総理大臣は、様々な要素を勘案して、自分自身に/自らの政党に/国全体にとって、最適なタイミングで解散するように意思決定すればいい。

解散することに大義が必要だと考えるのならば、法律を変えて
「総理大臣が衆議院を解散するときは、大義がなくてはならない」
とすればいい。


【蕨市議会】2014年12月定例会が開会しました。

昨日2014年11月26日(水)より、蕨市議会 12月定例会が開会しました。

市議会の定例会は、
年に4回、
3,6,9,12月に、つまり3ヶ月毎に開会されます。
会期は、ほぼ1ヶ月です。

 

今回の議案(市長提出議案)は、それほど紛糾しそうなものはありません。

・歯科口腔健康条例案(これは、私が所属している保守系会派:新生会が導入を推進してきたもの)
・人事院勧告に基づく市長・副市長(現在空席)・教育長、市職員の給与テーブルの賃上げ改正案
・衆議院解散総選挙に伴う選挙費用を追加するための補正予算案

などが主なものです。


12月定例議会の議案説明資料。


衆議院解散、総選挙へ

本日2014年11月21日(金)、衆議院が解散し、総選挙が行われることになりました。
スケジュールは、12月2日(火)公示、14日(日)投開票です。

本年度2QのGDPは、対前期比で2四半期連続でマイナスとなっています。
街の声を聞いても、景気回復を実感している人はまだ多くはありません。
依然としてアベノミクス(自民党 安倍政権の一連の経済政策)が成功したとは言えない状況です。

しかしながら、安倍首相が申しているように、マクロの数字を見ると、雇用は増え、賃金は増えていますので、更に力強くアベノミクスを推し進めていくことによって、景気は回復していくものと信じます。

この度、安倍首相は、来年2015年10月に予定されていた消費税増税(8%→10%)を18ヶ月延期する方針を決定しました。
つまり、財政再建よりも景気回復を優先する、という判断をしたことになります。

アベノミクスの更に進めるべきかどうか!?が、この度の総選挙の争点となります。

私自身は、アベノミクスを更に進めることが景気回復のためであり、国をよくする方途であると信じ、自民党の末端組織の一員として、この度の総選挙において、自民党の勝利に向けて活動を行ってまいる所存です。


【蕨市議会】平成27年度予算要望を市長に出しました。

本日2014年11月21日(金)、私が所属している蕨市議会 保守系会派:新生会は、市長宛てに、予算要望を提出しました。

毎年、この時期は、翌年度(2015年4月~)の予算編成シーズンです。
市民からの様々な要望をヒアリングして、取捨選択し、分類して優先順位付けをした上で、予算編成権を持つ市長に提出しております。


写真左側が保守系会派:新生会のメンバ。
右側が市長、理事など、市執行部。


ミス織姫の髪型に関する考察

さて、こちらの写真は、蕨市内の中仙道商店街にて過日開催された、宿場祭りのポスターである。
にっこりほほ笑む女の子は、毎年、その年に二十歳を迎える女子の中から選ばれるミス織姫だ。
宿場祭りにおいては、祭りのハイライトとして仮装大名行列が中山道を練り歩く。
行列の中で、当年度の小町と前年度の小町は、当時の町娘に扮する。
当年度の小町は、いわば主役級なので、プロの手によるばっちりメイクで、当時の町娘の髪型(?)に髪を結い上げて登場する。その後ろに従って手を振っている昨年度の小町にはそこまでの予算はつかないらしく、綺麗な着物は着ているものの、メイクと髪型は自分の手でやっているようで、成年式でよく見かけるような、今風の髪型である。
それで、毎年思うのだが、毎年、明らかに、前年度の小町の方がかわいらしいんだよね。
その謎を考察したのだが、結論として、
美的価値観が現代と異なる、この江戸時代の町娘(?)の髪型は、現代の日本人の女の子には似合わないのだ、ということになりました。