蕨市園芸品評会

2011年11月25日、26日、平成23年度 蕨市園芸品評会がございました。

蕨市園芸品評会全景
先祖が農家の私 蕨市農業委員 ほやたけし(保谷武)は、お手伝いしてきました。
賞を取ったものも含めて、すべての出品された農産物が売りに出され、競うように買われて行きました。
もちろん完売でした。
(値段も安くてお買い得だったせいでもある)
蕨市園芸品評会 一等賞
一等賞のキャベツ。
蕨市園芸品評会 実行委員会長賞
実行委員会長賞の白菜。
蕨市園芸品評会 蕨市議会議長賞
市議会議長賞の下仁田ネギ。
蕨市園芸品評会 二等賞
二等賞の長ネギ。
DSCN1040
農業委員会長賞の長芋。
長っ!
蕨市園芸品評会 さいたま地区農業改良普及協議会長賞
さいたま地区農業改良普及協議会長賞のブロッコリー。
蕨市園芸品評会 桜えび芋
桜えび芋 だって。
これ、初めて見たよ。
食べたこともないな、たぶん。
どんな味がするんだろ?
蕨市園芸品評会 埼玉新聞の記者さんに取材されました。
某新聞社の記者さんに取材されました。
尚、品評会は年に一回ですが、毎週、農協で即売会やってます。
毎週土曜日朝、JA戸田市 蕨支店にて。

蕨シニア杯少年野球大会

私 蕨市議会議員 保谷武(ほやたけし)は、蕨市を拠点とする中学生野球チーム 蕨シニアリーグの副会長をさせていただいております。

野球含め球技全般超苦手なこの私が!と思うと笑っちゃいますが、まあ地元議員の名誉職っつーやつですね。
尚、会長は須賀敬史 県議でございます。
昨日2011年11月26日(土)は、蕨シニア杯少年野球大会の決勝戦でございました。
蕨イーグルスと南町サザンクロスの間で火を吹くような激しく熱い試合が繰り広げられ、蕨イーグルスが優勝いたしました。
おめでとうございます。
蕨シニア杯少年野球大会は、蕨イーグルスが優勝しました。

gree platform デベロッパ向けセミナ

掲題のセミナに2011/11/25に行ってきたので、以下、メモ。

弊社 株式会社ブレード・コミュニケーションズでは、ソーシャルアプリは今のところサービス提供していませんが、やはり興味ありますので、情報だけフォローしておこうと思ってます。



  • ガラケーアプリ
タイトル数はまだ900
成功事例は、ドラゴンリーグ/女神フロンティア/こびと図鑑/女神転成グリモア伝

  • 人気ジャンル
RPG
恋愛
(あとふたつメモ取りそこねた。)

  • 成功パターン
人気ジャンルで、新しいモチーフ
世界観にこだわりがある
ロボット系RPG これからくる
スポーツ系

  • KFS
ターゲットは広めに考える。
ユーザ間のバトルは女性には引かれてしまう。
要素を盛り込みすぎるのはダメ。例えば、恋愛ストーリーと恋愛バトルは両立しない。
シンプルで分かりやすく、定石を押さえている方がいい。
1サークル当たり3-5分くらい。
何のゲームなのか一言で言えるくらいシンプルであること。
ソーシャル要素は対戦型と協力型の二パターン。数は半々。どっちがベターということはない。
流れは、最初に快感を与える。→ストレスを与える→買わせる→必ず解決させる
小さな成功体験を何度も味あわせる
そのためには都度、目標を提示してやる
弱いストレスの後に達成感、爽快感
パラメータ数は最小限に

  • スマホwebアプリ
140
数字は右肩上がり
スマホとガラケー版両方出すのがいい。
現時点でのメインターゲットはガラケーからの移行ユーザ、ソシャゲ経験者
リッチにする必要は必ずしもない。

  • UIの注意点
テキストリンクではなくボタンに。


  • スマホネイティブアプリ
伸びている市場。
簡単操作、リッチなグラフィックが好まれる。
とは言え、グラフィックだけではない。分かり安さが好まれる。
今まではgree, openfeint両方向けの開発が必要だった。来春からプラットフォームを統合する。
世界が対象となる。gree自身も世界展開。
開発には半年かかる。




ゲームなんてやらんから、openfeintなんて、そもそも知らなかったよ。

埼玉県市議団協議会のセミナー

先の2011/11/20(日)、戸田彩湖ハーフを走り、速攻でシャワーを浴びた後、大宮にて埼玉県市議団協議会のセミナーに行って来ました。

埼玉県市議団協議会は、ググっても全然情報が出てこない団体なのですが、県内の自民党系の市議会議員の集まりです。
当時の革新県政に対抗して土屋義彦氏を知事選に擁立するために設立されました。
私 ほやたけし(保谷武)は、「保守系無所属」ということで、党の公認、推薦を得ずに市議選を戦いましたが、自由民主党の党員でございます。
自民党蕨支部の会計を務めております。
埼玉県市議団協議会研修会です。
会長の立石泰広 川口市議会議員のご挨拶。
DSCN1020
9月発足当時61.3%あった野田内閣の支持率も、早くも43.2%にまで落ち込みました。
民主党の政党支持率も、前回総選挙直後の2009年9月には47.4%ありましたが、直近では22.7%にまで下がっております。
しかしながら、他方で自民党の政党支持率が上がっている訳ではありません。
2009年9月時点で18.7%、直近でもわずか20.4%でしかありません。
この数字、ぶっちゃけ平たくいうと、
「民主党はやっぱりダメだったけど、自民党もやっぱりダメ」
ということですよね。
私は、日本国を良い方向に戻すためには、保守主義の政党である自民党が政権を取り戻す必要があると信じております。
自民党が信頼されていないのならば、信頼してもらえるように頑張らないと。
私に出来ることは、自民党の末端組織の一員として、また蕨市議として、日々の議会活動に尽力し、結果を出していくことだと思います。

町会の防災訓練

昨日 2011/11/20、郷町会の防災訓練がございました。

町内各所に班ごとに集合したあと、郷南公園へ。
・消火器による消火。
・人口マッサージ、AEDによる心肺蘇生。
消防士さんによる説明、実演のあと、各自練習を行いました。
郷町会の防災訓練です。
AEDの使い方は、皆さん、免許の講習やテレビなどどこかで目にしたり、実際に練習したりしたことがあるかと思います。実際に電源を入れると、詳しい音声ガイドが流れますので、使い方を間違えることはそうそうないと思いますが、いざ目の前にぶっ倒れて心臓が止まった人が現れると、パニックになってしまうかも。
折にふれて練習し直しておいた方がよさそうですね。
私は恐縮ながら中座して、戸田彩湖ハーフマラソンへ向かいました。

久喜宮代衛生組合を見学してきました。

私 蕨市議会議員 ほやたけし (保谷武)は、蕨市と戸田市が、ゴミ・し尿処理のために共同で組成している一部事務組合、蕨戸田衛生センター組合の議員でございます。

蕨市議は、蕨戸田衛生センター組合か、戸田競艇組合のどちらかに所属することになっています。
本日は、蕨戸田衛生センター組合議員全員と事務局スタッフとで、久喜宮代衛生組合に視察に行って参りました。
視察の目的は、
・生ゴミ減容化及びHDM堆肥化処理施設
・剪定枝資源化設備 (剪定枝:要するに、切った木の枝のこと)
の見学です。
この2つは、それぞれ、生ゴミと剪定枝を堆肥にするものです。
堆肥として有効利用を図るとともに、その分は焼却しないで済みます。
蕨戸田衛生センター組合に限らず、多くの自治体では、ゴミを燃やす量をいかに減らすか、に苦心しています。
ゴミを燃やす量を減らせば、その分、運営コストが抑えられるし、焼却炉が長持ちするからです。
蕨戸田衛生センターの焼却炉は、延命化工事を施したばかりでありますが、いずれ寿命がやってきます。
新しい焼却炉を作るためにはお金もかかるし、新たな建設する土地も確保しなくてはなりません。
(同じ場所に作り直すのであれば、焼却炉を使えない期間が出来てしまう。ゴミは毎日出続けるので、それは無理です。)
久喜宮代衛生組合 オフィス棟
久喜宮代衛生組合オフィス棟
久喜市は、平成の大合併で旧久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町が合併して出来た市で、人口15.7万。
宮代町は、人口3.3万。
駅周辺は郊外ベッドタウンでありつつ、駅から離れるとのどかな田園風景が広がっています。
敷地のすぐ裏には、高架の圏央道が建設工事中でした。
 

久喜宮代衛生組合 田畑に囲まれており、のどかな環境
敷地はかなり広く、ゆったりしています。
周りは、田んぼに囲まれています。
  • 生ゴミ減容化及びHDM堆肥化処理施設
要するに、
生ゴミを投入 → 量を減らす → 堆肥にする
という施設です。
HDMシステムといっても、たいして最先端技術ぽいものではなく、要するに、菌を加えて発酵させる、というもの。
特殊な設備があるわけでもありませんでした。

久喜宮代衛生組合 生ゴミ減容化及びHDM堆肥化処理施設 元々あった建物を転用したとのことで、特殊なものではない。
左奥が施設の建物。
元々別の用途に使っていたものを、転用したそうです。
ただの倉庫みたいな建物で、特殊な建物ではありません。
久喜宮代衛生組合 生ゴミ減容化及びHDM堆肥化処理施設 投入される状態の生ゴミ。普通ですね。
投入前の生ゴミ。
普通の生ゴミですね。
袋は、生ゴミ専用として配布されているものです。
各家庭においては、「燃えるゴミ」と「生ゴミ」を分別して、別の日にゴミ出しする必要があります。
久喜宮代衛生組合 生ゴミ減容化及びHDM堆肥化処理施設 生ゴミは破袋分離器に投入して、生ゴミとビニル袋を分別する。
破袋分離器
要するに、
袋入り生ゴミを投入 → 袋と生ゴミに分ける
というマシンです。
左のシルバーのマシンに投入して、グリーンのコンテナそれぞれに袋と生ゴミを分けて出力します。
久喜宮代衛生組合 生ゴミ減容化及びHDM堆肥化処理施設 生ゴミを菌と混ぜて堆肥にする。臭いもあまりない。

堆肥化中の生ゴミ。
これが生ゴミをHDM堆肥化処理しているものです。
生ゴミと菌を混ぜて、24時間放置しておくと、肥料になる、という仕組み。
そこそこ臭いけど、ツーンとくる生臭さというほどではない。
出来上がる肥料も、水を加えると臭いが出てくるタイプではなく、水を加えても臭い的にはOKなのが特徴だそうです。
尚、コストはトン当たり5万円とのこと。
けっこう高いですね。
  • 剪定枝資源化設備
剪定枝というのは、切った木の枝。
木の枝を投入 → 堆肥にする
というものです。
剪定枝は、蕨戸田衛生センター組合では、普通に燃えるゴミとして燃やしていますね。
尚、剪定枝は、持ち込み限定としており、回収は行なっていないそうです。
一般家庭で、ちょっと庭の木を切った・・・というものではなく、敷地の広い農家がバッサリ木を切って軽トラで運んでくる、という状況がメインなのだと思います。
久喜宮代衛生組合建物は普通の倉庫みたいな感じですね。

久喜宮代衛生組合 剪定枝資源化設備では、持ち込まれた剪定枝のみを活用しています。 
剪定枝の受け入れ条件。
あまり大きいものは、以下写真のマシンに入らないので、無理です。
久喜宮代衛生組合 剪定枝資源化設備 剪定枝を破砕機に投入。
剪定枝破砕機。
ベルトコンベアに木の枝を載せます。
久喜宮代衛生組合 剪定枝資源化設備 ここまで細かくします。
ここまで細かく砕きます。
切ったばかりの、半分生の枝が多いため、青臭いニオイがします。

久喜宮代衛生組合 剪定枝資源化設備一ヶ月かけて右から左へ。
一ヶ月かけて 右 → 左へ。
肥料にします。
それぞれの2つの設備から出力された堆肥は、販売は一切しておらず、地域の人に無料で配っているとのこと。
農家が多いために堆肥の需要が多いのでしょうが、蕨市、戸田市の場合はそれほど農家もないので、消費し切るのは難しいかもしれません。
という訳で、農業地帯ならではの方法かもしれませんが、蕨戸田衛生センター組合においては、導入は現実的ではないように思いました。

蕨市議会教育まちづくり常任委員会で大野城市と八女市に視察

先週行って来ました。

  • 福岡県大野城市の図書館、多目的ホール複合施設運営における指定管理者制度の導入
大野城市について
人口9.6万の、一般会計予算310億。福岡市中心部まで15分程度であり、郊外のベッドタウンである。近隣に同規模の市が多く、競い合いつつ行政サービスの向上に努めているとのことである。

JR大野城駅
JR大野城駅

 

大野城市役所

大野城市役所

図書館、多目的ホール複合施設「まどかぴあ」
平成8年にオープンした。
市役所に隣接し、図書館と多目的ホールが一つの建物に同居している。
図書館は、比較的規模が小さく、取り立てて特徴はない。閲覧室を設置していないため、学生の利用は少ない。
多目的ホールは、専門家による設計で、音響に優れている。

大野城市 図書館・多目的ホール複合施設 まどかぴあ

まどかぴあホール

まどかぴあ運営体制の変遷
当初は市直営で、13人の市職員とプロパースタッフによって運営していた。
平成18年に、指定管理者制度を導入し、5年間の随意契約で財団法人大野城市都市施設管理公社に運営委託した。市職員は全員が市本体に引き上げた。公社のスタッフは、市職員OBが多い。
平成23年度に契約更新した。同法人は、現在は公益財団法人大野城まどかぴあとして改組されている。

指定管理者制度導入の効果
市職員が引き上げたことにより、人件費の削減効果が年間750万ほどあった。
事業面、サービス面では市直営当時から変化はない。利用者数についても変化はない。
特に運営体制の移行に伴うトラブルはなかった。

考察
指定管理者制度の導入は、サービス向上を図るためではなく、人件費削減によるリストラが主目的だったようである。その効果は大きいが、随意契約ではなく、入札することにより、より大きなリストラ効果を得つつサービス向上を図ることが出来た可能性もある。
本市においても市民体育館、市民プールの運営において入札制による指定管理者制度の導入を行なっているが、図書館運営においても同様に指定管理者制度の導入検討の余地はあるものと考える。




  • 福岡県八女市における小中一貫教育の導入
八女市について
人口7.0万、一般会計予算319億。福岡県南部に位置し、茶の生産で有名である。平成18年、22年に1市2町2村が合併した。面積が広く、市役所機能は複数の本庁舎、支所に分散している。

八女市役所立花支所

市議会が所在する八女市役所立花支所

八女市の初等、中等教育の状況
市内に県立と私立の中小一貫校が存在し、成績上位の生徒が流出してしまうという悩みを抱えている。

小中一貫校設置の経緯
平成21年度に、元々隣接していた小学校と中学校を統合して、小中一貫校「上陽北?学園」とした。成績上位生徒の流出を抑えるため、公教育の魅力を高めるための施策という位置付けである。

統合への流れ
保護者からは反対の意見、不安の声は多数あったようであるが、学習環境の向上、抱き合わせで導入した独自の「礼節・ことば科」設置によるメリットを訴え、数回に渡る丁寧な説明会を行った上で導入したとのことである。

小中一貫教育による効果
まだ3年目とのことで、評価するには尚早のようで、定量的な効果測定もまだ実施していないようである。

現実的な問題点、デメリット
教育に関わる法制度が対応していない(中高一貫校とは異なる)。中学校の教員の負担が大きくなる、校長が2人いることにより指揮命令系統が二元化するなどの問題がある。
「礼節・ことば科」は、教科書と学習指導要領が存在しないために、独自につくらないとならなかった。


考察
地域において、保護者の間で、「学校が先進的なことに意欲的に取り組んでいる」というイメージを醸成することに成功しており、成績上位生徒の流出という、当初の目的に対しては効果を上げているようである。
しかしながら、小中一貫校の設立は、教育制度の枠を外れた取り組みであり、負担が大きい。負担の大きさの割りにはメリットが少ない、すなわち費用対効果が低い施策であると考える。「学校が先進的なことに意欲的に取り組んでいる」というイメージを打ち出すのであれば、本来は教育の中身や人材の魅力で勝負するべきであると考える。