第一三共のゼファーマ買収は成功するか?

第一三共が、ゼファーマを買収することになった。

ゼファーマは、藤沢薬品工業と山之内製薬が合併して出来た会社であるアステラス製薬の、大衆薬子会社である。

ますます拡大する健康食品、サプリメントマーケットに押され、大衆薬マーケットは今や衰退マーケットである。

だからこそアステラス製薬は大衆薬子会社を売却して、医家向けに特化することに決めた訳だ。

※ 大衆薬は、薬局で売ってる薬。医家向けは、医者で出してくれる薬。

・医家向けは、巨大な開発費がかかる一方、ヒットしたらバカ儲かる。
・大衆薬は、特許の切れたジェネリック薬(風邪薬などの原始的な薬)は、商品力よりもマーケティング力が勝負の、薄利多売の世界。

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