戸田市の保護猫ステーション ねこちゃんず8

令和5年(2023年)6月22日、戸田市中町に、保護猫ステーション ねこちゃんず8 がオープンしまして、見学に行ってきました。

戸田市の保護猫ステーション ねこちゃんず8

野良猫、飼育崩壊から救出した猫を保護して、ケガ・病気を治療したり、不妊治療したり、ワクチン接種したりした上で、飼育してくれる方を探して譲渡するまでの一連の流れを、ボランティアベースでワンストップで行っています。

飼育崩壊としては、多頭飼育 — すなわち、何匹、何十匹も飼っていて、面倒が見きれなくなり、家の中は荒れ果て、餌もろくに与えられず、猫たちの健康状態も悪化して・・・となるパターンが多いそうです。

譲渡は、希望すれば誰でももらい受けられるわけではありません。
譲渡希望の方と面談をして、家の中などの飼育環境を確認して、しっかり飼育出来るかどうかチェックした上で、譲渡可能かどうか判断するそうです。

 

 

献身的な活動には頭が下がります。

単に「猫が好き」という気持ちだけでは続かないことだと思います。

 

 

蕨市には「蕨市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金」という、まち猫・地域猫向けの制度がありますが、戸田市の同種の制度と比べると、使い勝手が悪いとのこと。

 

蕨市の場合は、猫の推定年齢・毛の色などを記入して申請し、認められた後に、当該猫を捕獲して、不妊手術を受ける、という仕組みです。

当然ながら、申請が認められたあとに、当該猫ちゃんがどこかに行ってしまって捕まらない、ということもあり得ます。

 

戸田市の場合は、捕獲して不妊手術を施した後、事後申請でOKとのこと。

 

 

 

保護猫活動の悩みについても、お聞きしました。

・とにかくお金がかかる。

・ボランティアなのに、趣味でやってると思われてしまう。
特に女性メンバ中心なので、尚更である。

 

訪問前に、妻から、「猫は、指先に爪が格納されている。手を伸ばすと、爪がにゅっと飛び出てくるから、気をつけて」と注意されていたので、おっかなびっくり抱えております。