決算特別委員会が終わりました

県議会、決算特別委員会が終わりました。

 

9月定例会閉会後に、閉会中審査を行っておりました。

かなりのボリュームがありましたし、審査期間中に衆議院総選挙も重なり、目の回るような忙しさでしたが、ようやく終えることが出来てホッとしております。

楽しい委員会でした。

4年間の任期中、おそらく決算特別委員会に配属されるのは1回だけ(1年度だけ)です。

20241111_決算特別委員会委員集合写真

委員会メンバ全員で記念撮影をしました。

(最近、目の調子がわるくて、常時メガネをかけております)

 

 

部局別に取りまとめを行う、「改善又は検討を要する事項」というのが、蕨市議会には存在しなかった、面白い仕組みです。よその市議会でも、同じ仕組みを採用しているところもあるとのことです。

部局毎の審査終了後、各委員が好き勝手に、自分の意見を述べることが出来ます。

私は自民党県議団の所属なので、もちろん会派のコンセンサスにあらゆる状況において拘束されるのですが、この「改善又は検討を要する事項」の案を述べる段階では、事前のすり合わせを行うこともなく、かなりフリーダムに自分の意見を言うことが出来ます。

しかしながら、それらの発言がそのまま最終的に採用されるかどうかは分かりません。

今後、様々な調整を行う段階で、削除・修正され、最終的には全会派の全会一致で決定する慣習となっております。


蕨双子織アート作品展の入賞者表彰式がございました

先日、令和6年(2024年)11月3日、蕨双子織アート作品展の入賞者表彰式がございました。

いずれも素晴らしい作品で、優劣をつけがたいところですが、入賞者の皆様はおめでとうございました。

20241103 蕨双子織アート作品展

蕨は、織物で栄えた街です。

 

トヨタ自動車の創業者であり、豊田式自動織機の開発者である豊田佐吉氏も、かつては織物産業の先進地である蕨に修行に来ていたことがあるそうです。

(豊田佐吉氏と蕨との繋がりについては、歴史を回転させたような面白エピソードもあるのですが、それはまた別の機会にw)

 

双子織は、かつて流行った織り技術・織り製品とのことですが、やがて競争力を失い、歴史の彼方に消え去ってしまっていたものです。

 

街興しの材料として、これを復興させようとしています。

みんなで盛り上げて行きましょう!


蕨市けやき文化賞・自治功労者表彰式

令和6年(2024年)11月3日、蕨市文化ホールくるる において、蕨市けやき文化賞・自治功労者表彰式がございました。

20241103 蕨市けやき文化賞・自治功労者表彰式

今年の蕨市けやき文化賞は、姉妹都市である米国エルドラド郡との友好親善活動に永年に渡り尽力された、今井良助さんに授与されました。

おめでとうございます。

 

今井さんは、市議会議員としての先輩であり、初当選以来、ご指導いただいております。

蕨商工会議書副会頭、和樂備神社氏子総代会総代長も務められ、市議会議員を引退した後も様々な分野で地元に貢献なさっています。

20241103 蕨市けやき文化賞・自治功労者表彰式

一緒に記念撮影をさせていただきました。

左から、

前川やすえさん 蕨市議会議員・保守系会派新翔会 会長

今井良助さんご夫妻

 

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

自治功労者は、様々な地域活動をなさっている方々が表彰されました。おめでとうございます。


埼玉県の施設見学(3) 県立武道館

県立武道館

広大な上尾運動公園の敷地内にある。

知らなかったけど、上尾運動公園て、県営だったのですね。

 

この建物、なんか、武道館らしく無いんですよ、外観が。

しかも、看板が設置されていないのです。

広大な上尾運動公園の敷地内には、様々な建物があり、初めて訪れた人には、どこが武道館だか分かりにくい。

 

県立武道館

なので、このように、手作りで紙を印刷しただけというチープな看板が、入り口に設けられていました。

 

県立武道館

中は土足禁止で、靴を脱いで上がる仕組みです。

あらゆる武道は裸足で行うものなので、当然ですね。

 

県立武道館

弓道の弓を持った人が靴を脱ぎ履きしやすいように、弓を立てかけるスタンドが設置されていました。

 

県立武道館

屋外の相撲場。

 

県立武道館

弓道場。

半オープン構造となっています。

 

 

ということで、県武道館については大きな意見は特にありません。

 

そう言えば、私は小学生の頃、仙台に住んでおり、剣道をやっていたのですが、道場が宮城県武道館でした。

高校教師や警察官や刀研ぎ師などの先生がボランティアベースでやっている民間の剣友会が、県武道館を時間単位で借りて、教室として運営していたものです。

 

上尾運動公園

ついでなので、広大な上尾運動公園を散策してみます。

 

上尾運動公園

かなりもしゃもしゃと樹木が茂っています。

 

上尾運動公園

災害用マンホールトイレが設置されていました。

 

上尾運動公園

このマンホールを開いて、上に簡易テント設置して、トイレとする仕組みです。

 

災害用マンホールトイレって、一時期、かなり設置することが流行ったのですけど、最近は流行が下火になっている印象があります。

結局のところ、大きな地震によってマンホールトイレの地下の下水管が壊れてしまったら使い物にならなくなってしまうので、フレキシブルに設置できる、持ち運び式の簡易トイレの方が使い勝手が良い、ということになったのではあるまいか。

 

埼玉アイスアリーナ

上尾運動公園内に、埼玉アイスアリーナという、屋内スケート場がありました。

 

埼玉アイスアリーナ

この炎天下、スケートをやろうという人たちは、ガチの選手達ばかりでした。

このスケート場、あれこれググってみたのですが、運営主体がどこなのかさっぱり分からず。webサイト上では管理者は民間企業となっていますが、県からの委託なのか?それともこの民間企業が上尾運動公園内に土地を借りて上モノを建築してサービス提供しているものなのか?

 

スポーツ総合センター

上尾運動公園内、スポーツ総合センター

ここは、公益財団法人埼玉県スポーツ協会、いわゆるスポ協(かつての体協)が管理者です。

ここも、県からの委託なのか、スポ協が土地借りして建てて運営しているのか、よく分からず。

 

スポーツ総合センター

体育館と、貸し会議室が中心。

 

スポーツ総合センター

全体的にハード的には古びている印象。

 

6月定例会の総務県民生活委員会で、「スポーツ科学拠点整備事業の進捗状況」についての報告があったのですが、この「スポーツ総合センター」は、いずれ「スポーツ科学拠点」に発展的に移行していくものなのか?
よく分からない。

 

さいたま水上公園跡地

ん?

この、もしゃもしゃの雑草に覆われたフェンスの向こうに見えるのは、もしかして・・・

 

さいたま水上公園跡地

おお!埼玉の海!

これは、なついですねー。

そうです、さいたま水上公園です。

ガキの頃、家族で遊びに来たな―、流れるプール、楽しかったなー。

 

さいたま水上公園跡地

昨年、令和4年(2022年)2月に閉園していました。

わずか1年半しか経っていないのですが、既に雑草が生え始め、ホームレスも住み始め、いい感じの廃墟感が漂い始めていました。

コロナ禍が発生したため、実際の営業は令和元年(2019年)までだったようです。

 

さいたま水上公園跡地

掲示板。

 

さいたま水上公園跡地

管理棟。

 

さいたま水上公園跡地

管理棟の貼り紙。

 

さいたま水上公園跡地

正面入口跡。

大勢の入場者をさばくために白線が引かれ、列が乱れないように金属製パイプが設置されていたものと想像します。

いいですねー、こういうの。
廃墟マニア的にはたまりません。

こういう、在りし日の、そこにいた人の営みがイメージできるようなものに、たまらなく萌えます。

 

さいたま水上公園跡地

プールに飛び込む滑り台。

さいたま水上公園は、昭和46年にオープンし、私個人的には思い出深い、流れるプールは、老朽化のために平成24年度には廃止されていたそうです。

 

ちょっとこの辺の資料をまだ全部目を通していないのですが、要するに、老朽化とともに、子供の数も減っていて来場者数も減っていたし、という理由で、廃止したようです。

リニューアルではなくて、廃止ですね。

 

私がガキの頃は、モーレツサラリーマンだった週休一日制の父親はなかなか休みが取れず、海に遊びに行けるのは年に一回、2泊3日がせいぜいでした。

今は、何だかんだで暮らしは豊かになり、休みも取りやすく、交通機関も発達して海に行きやすくなりましたので、「埼玉の海」の存在意義が消失した、ということでしょうか。


私的アウトメディア論

「アウトメディア」概要

「アウトメディア」という概念というか、運動がある。
「子どもをメディア(=媒体)からアウトしよう(=遠ざけよう)」というもの。

ここで言うメディアは、広告業界で言うところの既存4媒体(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)のことではなく、主にテレビとネットを指す。
ラジオは含まないので、「=電子メディア」ではない。
あくまでも「=テキスト・映像電子メディア」ということになる。

「=受動型メディア」という意味でもない。
ネットなどのようなインタラクティブ性の高いメディアも含まれている。

すなわち、
「アウトメディア」=「子どもをテレビ、ネットから遠ざけよう」ということ。

この言葉は、厳密な定義もなく、あまり一般的ではなくて、国内でも局地的にしか使われていない、一種の社会運動用語みたいなものだと思う。

 

蕨市における「アウトメディア運動」

蕨市においては、アウトメディア運動が盛んで、
2011年7月には行政が後押しした上でアウトメディア大会が開催され、アウトメディア宣言が出されている。

この蕨市の宣言文の中では、「アウトメディア」を「テレビ・パソコン・ゲーム・携帯電話などの電子メディア漬けの生活を見直すこと」と定義している。「メディア」の中にゲーム、すなわちスタンドアロン型コンテンツも含めており、要するにテキスト・映像型機械・コンピュータ全般を指している。

 

私の立ち位置

蕨市におけるアウトメディア運動には、自民党系の先輩格の方も、市内の保守系の(言わば身内の)有力者の方も多く関わっている。
当然のように、様々なアウトメディア関連のイベントにお誘い頂く機会も多々ある。

他方で、私は、ネット業界でコンテンツプロバイダ(コンテンツのメーカ、ホルダではなくアグリゲータ)としてネットメディアを制作して提供する事業を行っており、言わばこのアウトメディア運動に批判される立場にある。
弊社が提供するコンテンツの中には、
あそぼうよ★おかあさん http://asbyo.net/
のように、おかあさんが小さい子どもに読み書かせをするためのサービスもある。

個人的に「アウトメディア運動」について思うところもあったのだが、批判される業界の立場でもあるので、一切イベント類には参加せず、発言も控えてきた。

 

今回は、「子どものネットメディアとの接し方」について私の考えを以下、整理して述べるものとする。

 

新しいメディアは常に攻撃・排撃される

 

(今から会議なんで、続きは後で)

 

 


【蕨市議会】9月定例会の一般質問準備中です。

ただ今、開会中の蕨市議会9月定例会においては、この三連休明けの2011年9月26日(月)~28日(水)の3日間に一般質問が行われます。

市議会議員が、市長・市執行部に対して、市政に関して、「何か疑問を聞く」という、いわゆる狭義の質問だけではなく、提案をしていく場です。
提案には、具体的なシミュレーション、デメリットの説明、実施して失敗した場合の撤退条件・撤退プランが求められます。
私は、今回は14番目、最後です。
議員18人のうち、議長・副議長は一般質問することは出来ず、また、希望者だけなので全員が一般質問することはほとんどありません。
最終日2011年9月28日(水)の夕方になる予定です。
見に来たい方は15時におやつ休憩がありますので、そのタイミングでお越しになるのがよろしいかと存じます。
私の取り扱うテーマは、以下です。
1.錦町土地区画整理事業の進捗確認、今後の予算取り
2.見沼代用水の淀みの改修
3.錦町富士見線と蕨中央通り線の交差点の交通信号の新規設置
4.錦町2丁目7番地やまとの湯周縁の排水溝の改修
5.市立病院の経営改革の進捗確認と今後の計画修正
1~4番は、地元(選挙における地盤)である、錦町の昔からの懸案で、7月に勇退された池上東二 前議員が永年打ち込んでこられた案件を、私が引き継いだものです。
池上東二 前議員の後継として、地元錦町の種々の問題に取り組んでいくことの宣言となります。それぞれ、私が何もしなくても既に動いている問題ですが、私が関わることで更に+αを得るか、もしくはスピードアップされるようにしたい、それが私の議員としての実績となる訳です。
今まで取り組んでこられた池上東二 前議員時代よりも更に+α獲得、スピードアップがあれば、「保谷議員が、なかなかやるじゃん」ということになりますが、やり過ぎると先輩の顔を潰すことになります。
まあ、それは心配し過ぎですけどね。
実際のところ、予算編成権を持っていない議員に出来ることは、たいしてありません。
5番は、市全体の案件です。
このように、私の一般質問においては、このように「地元の件 + 市全体の件」という感じでやっていこうと思います。
なぜ第一発目の一般質問で市立病院改革を取り上げたかというと、ぶっちゃけ、あまり深い理由はありません。
市立病院改革については別途書きます。