蕨市内の電線地中化計画

先日、さいたま県土整備事務所による、業務内容のプレゼンテーションをお聞きする機会がありまして。

 

埼玉県庁の建設・土木系の部門における、道路・河川を担当する現場の部署であり、県内に12ヶ所設置されています。

さいたま県土整備事務所というのは、蕨市・戸田市・川口市・さいたま市を担当しています。この中でも、さいたま市は政令指定都市なので、県業務の一部が市に移管されています。

 

ということで、その中の、電線地中化についての説明のページが、↓こちら。
(クリックすると拡大)

蕨市近辺の電線地中化計画

地域内の幹線道路のうちのごく一部について取り組んでいる、という段階です。

観光地であれば、観光客が多い通りが優先されるのかもしれませんが、この県南地域では、そのような発想はありません。災害対策の観点から、交通量の多い幹線道路が選定されたものと思います。

 

 

蕨市を通る道路としては、

県道117号 蕨停車場線(蕨陸橋の西側の六叉路の交差点から、西に向かって、建設中の新庁舎の横をかすめて、セレモニー蕨ホールがある交差点まで)は、平成10年までに電線地中化は完了しています。

今は、

県道110号川口蕨線(上記六叉路から、京浜東北線の線路に沿って、市立図書館→一中→西川口駅方面へと向かう道路)が段階的に進められております。

いつまでに完成するのかな?

という点が気になるところですが、この図を見ると、完成年度が書いてないんですよね。

 

 

なにしろ膨大なお金がかかるので、時間もかかるし、その他の県道の電線地中化をもし仮にやるとしても、上記の部分が完成してから、ということになるかと思います。

 

 

 

尚、蕨市議会では、私が市議を務めていた12年間で、市道における電線地中化が取り上げられたことは無かったと思います。

市民の間で具体的な要望の声を聞いたこともありません。
(一般論として、世の中全般的に必要だよね~というご意見は、別として)

 

 

ところで、今回始めて知ったのですが、お隣りの戸田市では、

戸田市無電柱化推進計画というものを令和4年(2022年)に策定しています。