政治団体収支報告書を出しました。

こんにちは。
今日はぽかぽか暖かいですね。
私はいろいろなものにアレルギー反応があり、けっこう酷めの花粉症なのですが、今年は辛抱たまらず初めて薬を飲んでます。普段、ほとんど薬を飲まないゆえによく効き、1日3回推奨の薬が、1回分で丸一日効果が続いているので安上がりで助かってますw
ついでに言うと、蕨市役所内は(おそらく)ハウスダストが酷く、一年中くさめ鼻水が止まりません。

さて、昨日2014年3月27日(木)は、私自身の政治団体である ほやたけし後援会と、会計を務めている自民党蕨支部の政治団体収支報告書を、埼玉県庁に提出してきました。

書き方には独特のルールがある上に、一年に一回しか作らない書類なので、だいたいにおいて一年前に指摘されたことはすっかり忘れていて、記入漏れやら添付資料漏れやらがあったりするのですが、今年はミス・漏れ無く一発で受理されました。

 

政治資金というと、
つい先頃は猪瀬直樹 前都知事が、徳洲会グループから5千万円を受け取っておきながら収支報告書に記載していなかったとの公選法違反で略式起訴されました。
また、ここ数日は、渡辺喜美 みんなの党代表が、DHC会長から合計8億円を借りて(?)収支報告書に記載していなかったことが問題になっています。

法的には、このお金がプライベート目的で使用するために受け取った(もらった or 借りた)のであれば、政治資金ではないので、公選法上の収支報告書に書く必要はなく、公選法上は合法です。(但し、別途、税務上の問題は発生します)

プライベート目的ではなく、政治目的で使用するために受け取った(もらった or 借りた)のであれば、受け入れ側のシェルは必ず政治団体でなくてはならず、従って、公選法上の収支報告書に書く必要があり、公選法上は違法となります。

 

 

自民党系の地方議員レベルだと、選挙の時は陣中見舞いをいただきますが、平時においてはお金を寄付・カンパしてくれたり、貸してくれる人など皆無なので、私の政治団体である ほやたけし後援会は、3年連続で収入ゼロ/支出ゼロとなっています。

 

県内の全ての政党支部、国会議員、県議会議員、市町村議会議員は、自分の政治団体(資金団体)を持っているはずで、その収支報告書は、県のwebサイトに載っています。
埼玉県:政治団体の平成24年分収支報告書の公表について


ビットコイン騒動について

ビットコインの取引サイト運営企業:マウントゴックス社が経営破綻した。

経営破綻の原因は、システムをクラックされて、保有しているビットコインを全て盗み取られてしまったからということだ。一部の報道によると、そもそも自社保有分と顧客預かり分を分別管理していなかったようでもある。また、私の理解では、ビットコインのデータは全てロギングされているはずなので、仮に盗み取ったとしても使えないのではないかと思うけど、ちょっと曖昧な知識なので、実はよく分からない。

 

一般的な世間の反応は、平たく言うと「ざまーみろ」といったところかと思う。

よく考えて見れば、金融詐欺に騙された被害者に対して「お気の毒に」と思うことはあっても「ざまーみろ」などという酷いことを言う人はそうそういないはずで、これは異常なことだ。

この背景には、暗黙裡のうちに、主権国家体制を脅かすアナキズムに対する本能的な恐怖が在る。
多くの人は、国家の力が及ばないビットコインに恐怖を感じており、あんなものは潰れて欲しいと思っているのだ。

 

horiemon.com : メタップス佐藤航陽が考える“通貨の未来”とは?その1

オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)の堀江さんとメタップス佐藤さんの対談記事なんだけど、堀江さんは、ネットの領域が拡大して、いずれはネーションステートが溶けてなくなり、グローバル社会が実現すると予言している。

人は全て、複数の何らかのコミュニティに所属し、守られている。
それは、家族、友達、学校や会社の仲間、趣味の仲間、地域社会(町会とか)、部族、民族、国家といったものだ。

堀江さんが予言する、ネーションステートが溶けてなくなったグローバル社会というのは、個人が(所属するコミュニティを介さずに)グローバルネットワークと直接結びつく社会ということである。
原始的な獣の世界と一緒だ。
それは、社会の進化ではなくて退化に他ならない。

断っておくけど、私は、黎明期からネット業界で仕事してて、堀江さんとは間接的に関わっていたこともあるし(当時のエッヂと僕がいたサイバーエージェントは、ジョイントでアドネットワークビジネスを展開していた)、堀江さんは本当に天才だと思うし、大好きだし、私の世代にとっては当然だけどスーパーヒーローだ。

堀江さんは、国策捜査で会社を取り上げられて実刑判決を受けたので、ネーションステートを憎んでいるんだろうと思う。
(この点は、同じように国策捜査で公職を追放されて実刑判決を受けていながら、あくまでも体制を擁護する側であろうとする佐藤優氏とは異なる。)
ちなみに、今でも私は、あの堀江さんの実刑判決は間違っていると思うけどね。国策捜査と言っても、誰か悪い黒幕がいて「堀江さんをやっつけろ」と指示したわけではなく、佐藤優氏が言うところの「国家の内在的論理」によって、追放されたんだろうと思うけど。

 

話がちょっと脱線したけど、
ビットコインは、主権国家体制の存立を脅かしている。
なので、この際、マウントゴックス社のトラブルをきっかけに、ビットコインなんか潰れてなくなってしまえばいいと、私は思っています。


Square試してみた。

iOS、Android端末を使って簡単にリアルのクレジットカード決済が実現できるSquare、リーダデバイスを買って試してみた。これはすごい。

Gigazine:iPhoneやiPadなどをクレジット決済のレジ代わりにできる「Squareリーダー」を実際に使ってみました

Untitled

980円で売ってて、後で1,000円分のキャッシュバックが得られるので、実質タダ。
オンラインのApple storeで売ってるので、発注したら翌日届いた。

会員登録も簡単。
本人確認のためにいろいろ面倒なID確認を求められることはない。メルアド登録くらい。振込先の銀行口座登録は必須。

操作も簡単。
(1)iOS端末のヘッドホンジャックにSquareリーダを挿し込んで、アプリを起ち上げておく。
(2)アプリ上で金額を入力する or 事前に登録した商品マスタからアイテムを選択する
(3)リーダにクレカをすーっと通す。
(4)iOS端末画面上にサイン入力画面が現れるので、支払者に指でサインしてもらう。
これだけだ。

決済手数料は、3.25%。
大企業が利用するには高いだろうが、昔ネットプライスでEC事業を起ち上げたときにクレジットカード会社と料率交渉に苦労した頃を思えば、激安に感じる。
しかも、翌営業日振込みらしい。
今のところ、使えるクレカはVISA/マスターのみ。Amex、JCBと銀聯が早く使えるようになってほしいところ。

逆に、マネロンや脱税がいくらでも出来てしまいそうだ。
例えば個人レベルでかわいらしくやるのであれば・・・(あくまでも例として。実際に私がこんな悪用をする訳ではない)ハンドキャリーで現地に持ち込んで、内地の税務当局に補足されずに(←この時点で内地の税務署に申告義務が発生するので、既に違法)預金していたHSBC香港口座が発行したクレジットカードでSquare決済すれば、内地の銀行口座に3.25%の手数料率でクリーンな形で移転出来る。
まあ抜け道はしっかり封じられてるんだろうと思うけど。

 

しかし、せっかくデバイス買ったはものの、個人でも会社でも使い道はないな・・・フリマに出店するような趣味もないし。
政治献金もらうのにこれ使ったら便利かもしれないけど、選挙の時の陣中見舞い以外で政治献金なんてもらったことないよ。
(後援会の政治資金収支報告書には収入ゼロと書いて提出してあり、埼玉県のwebサイト上に公開されている。)


セブンイレブンがQUICPayを導入した理由

コンビニ業界の覇者で、ケチケチ大魔王なセブンイレブンで、4月から決済レジでQUICPayが使えるようになった。

(ちなみに、Quickペイじゃなくて、Quicペイが正解だそうです。なんやねん。)

コンビニ二番手以下の各社がクレジットカード、各電子決済を導入する流れに逆らって、最後まで自社電子決済プラットフォームのナナコのみしか導入していなかったセブンイレブンだけど、何故、QUICペイを導入したのか?
しかも、何故、クレジットカードでも、普及率の高いEdyやSUICAでもなく、敢えてQUICペイだけにしたのか?

(出展忘れてしまったけど)、QUICペイのようなポストペイ型電子決済は、ユーザの利用単価が10%もアップするらしい。
確かに自分自身の消費行動を思い返してみても、なるほど当てはまる。
QUICペイはクレジットカード課金のポストペイだから、今日使って何かを買っても、クレジットカード会社から銀行口座のお金が引き落とされるのは、実際には2ヶ月後になるし、そもそも電子決済ってお金が財布から直接出て行く訳ではないから、ついつい財布の紐が緩みがち(←この表現、変ですね?)。

そんな訳で、セブンのQUICペイ導入効果の分析レポートとかが出てきたら、是非とも見てみたい。IR資料とかに出てくるかな。

そして、セブンがプリペイ型のEdy、SUICAを導入する可能性は、当面は無いと思わるる。

JUGEMテーマ:ビジネス

nanaco使ってみた。決済完了音が脱力。

昨日からサービスインした、セブン&アイの電子決済サービス nanaco を、早速使ってみた。

今のところは、専用のカード(クレジットカードではなくて、ナナコカード)もしくはケータイアプリのみ。
チャージは、セブン店頭のPOSレジで店員にお金を払って手動でやってもらうしかない。

続きを読む


nanacoがあまり魅力的ではない。

セブン&アイによる、最後の電子マネープラットフォーム「nanaco」が、来月からスタートするとのこと。

当面は、
・セブン&アイのグループ店舗で使えるのみ
・チャージは現金からのみ(クレジットカードは使えない)

ということなので、あまり魅力がない。

続きを読む


高速道路の決済手段の将来を、エンドユーザ視点で考える。

この週末は、泊まり掛けで富士箱根方面にバイクでツーリングへ行って来ました。
帰りは箱根の天山で温泉に入ってビールを飲んでマターリ(*´Д`) した後、小田原から小田原厚木道路、厚木から東名に乗って帰ってきました。
厚木で東名に入る手前から延々と事故渋滞。すり抜けを繰り返して東京I.C.まで辿り着くと、案の定、料金所は長蛇の列。

ETCレーンは2つほどあったのですが、ほとんどガラガラ。

そこで、ETCの普及率をググってみると、ちょうど6月19日付けのNIKKEI NETの記事で、国土交通省の調査によると、全国平均で16%とのこと。

うーむ。東名 東京I.C.では、体感での普及率は1%未満という感じだったけど・・・

続きを読む