令和3年(2021年)9月17日より、私が所属している自由民主党の総裁選が始まっております。
投開票日は9月29日です。
議院内閣制の下での与党第一党の総裁ですので、自動的に総理大臣になります。
(現時点では11月と予想されている総選挙後は、どうなるかは分かりませんが)
我が自民党は、その名の通り、そして、綱領を紐解くまでもなく、「自由」に最も高い価値を置く政党でありますので、党員の皆様は、自分自身で情報を集めて、よく考えて、誰に投票するかを判断すればいいのではないかと思います。
私は、国家観、安全保障政策論、経済政策論についての考え方が最も近い、高市早苗氏を支持し、投票するつもりです。
正直、政治手腕とかマネジメント力とか人物とかはよく知らないし、高市氏が掲げている金融所得課税強化には強く反対しますけど。
今の時点での、私の見立てでは、過半数を取る候補はおらず、1位:河野太郎氏、2位:岸田文雄氏の決選投票になるのではないかと予想します。
一党員である私には、決選投票における投票権はありませんが、決選投票では岸田氏を心の中で応援したいですね。ここは消去法です。
私が、河野太郎氏をなぜ支援できないか?というと、反原発、女系天皇容認という、従来から掲げていた自らの考えを、総裁選立候補にあたり、当選に向けての障害になると考えて封印し、原発再稼働容認、女系天皇反対と自らの本心とは反することを唱えているからです。
誠にやりたい政策を実現するためには、権力を握らなくてはならず、そのためには、多少の妥協をすることも必要です。
来年の予算をどうするかといった程度の小さなテーマならば、ある程度妥協してもいいでしょう。
しかし、
エネルギー政策論は、天然資源を持たない我が国にとっては、国家百年の計です。
皇室の在り方論は、国家百年どころか、一度女系天皇の出現を許してしまえば、神武以来の皇統が断絶し、新たな王朝が開闢することとなり、元に戻すことは出来ません。国の存立に関わる、最も重要なテーマです。
権力を握るために、このような重要なテーマで自らの本心をねじ曲げる方は、総理総裁としてはふさわしいとは思えません。
野田聖子氏は、夫君が反社(元ヤクザ)なので、一国会議員程度ならばそれでもいいかもしれませんけど、まあ、総裁候補としてはそもそもアウトですね。